「モチベーションを上げる方法とは?」
「モチベーションを上げる企業側のメリットとは?」
「モチベーションを維持する方法が知りたい」
従業員のモチベーションを上げることで、業務効率や帰属意識の向上を図れます。従業員のモチベーションを上げるためには、内発的・外発的動機づけを効果的に取り入れることがおすすめです。
本記事では、従業員のモチベーションを上げる方法について詳しく解説します。またモチベーションを維持する方法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
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「人的資本経営」「ウェルビーイング」「DEI」といったトレンドワードが、HR領域だけでなく社会全体に拡がり始めた昨今。自社組織に漠然と"停滞感"を感じ、「うちは取り残されていないだろうか?」「何かやらないといけないのでは・・・」といった不安や悩みを抱える人事・経営者の皆様も多いのではないでしょうか。
本カンファレンスでは、HR領域の有識者の皆様に、様々な組織課題を解決するためのアプローチ方法について解説いただきます。強い組織を育む企業が実践している事例には、組織強化に必要な考え方や人事が果たすべき役割について学べるポイントが多くあります。ぜひ有識者の皆様と一緒に、組織を強化する「共通原理」について考えてみていただければと思います。
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1. モチベーションを上げる動機づけの種類
モチベーションを上げる動機づけは、「内発的」と「外発的」の2種類に分けられます。それぞれの違いについて以下の表にまとめました。
内発的動機づけ |
外発的動機づけ |
|
動機づけの要因 |
・業務に対するやりがい ・目標の達成感 ・興味や好奇心 |
・報酬や賞与 ・昇給や昇進 ・称賛や適切な評価 |
動機づけの持続性 |
長期間 |
短期間 |
内発的動機づけは従業員の意思によって自発的な行動を取るため、モチベーションを長期的に維持しやすいです。しかし興味・好奇心を刺激するには個人差があり、内発的動機づけを意図的に高めるには継続的なサポートが必要とされます。
一方、外発的動機づけは意図的に動機づけを高めるきっかけを与えるため、短期間によるモチベーション向上につながりやすいです。ただし動機づけの要因である報酬や賞与の受け取りに慣れが生じると、モチベーションの維持が困難になる可能性があります。
効果的に従業員のモチベーションを上げるには、内発的・外発的動機づけを組み合わせて活用することが重要です。
2. 従業員のモチベーションを上げる方法10選
モチベーションを上げる具体的な方法について以下にまとめました。
- 【内発的動機づけ】挑戦・失敗が受け入れられる環境を整える
- 【内発的動機づけ】実現性のある目標を設定する
- 【内発的動機づけ】目標達成の進捗を見える化する
- 【内発的動機づけ】定期的なフォローアップをおこなう
- 【内発的動機づけ】コミュニケーションの活性化を図る
- 【内発的動機づけ】エンパワーメントを推進する
- 【外発的動機づけ】インセンティブ制度を取り入れる
- 【外発的動機づけ】福利厚生を充実させる
- 【外発的動機づけ】表彰制度を導入する
- 【外発的動機づけ】称賛文化を形成する
それぞれの方法について詳しく解説します。
2-1. 【内発的動機づけ】挑戦・失敗が受け入れられる環境を整える
従業員のモチベーションを上げる方法として、新しい業務に挑戦したり、業務の失敗を受け入れたりできる環境を整えましょう。
従業員の業務に対する興味や好奇心を高められると、内発的動機づけを引き出しやすくなります。従業員が自発的に業務をおこなえると、モチベーションを維持しやすいです。
2-2. 【内発的動機づけ】実現性のある目標を設定する
実現性のある目標を設定することも、モチベーションを上げる方法です。目標の達成を積み重ねると自己肯定感が向上し、モチベーションを維持しながら業務に取り組めます。
実現性のある目標を設定する際は、フレームワークを用いて従業員ごとに目標を設定しましょう。以下の記事にて目標設定の方法や注意点をまとめているため、ぜひ参考にしてください。
【関連記事】目標設定とは?役立つフレームワークと立て方のコツを解説
2-3. 【内発的動機づけ】目標達成の進捗を見える化する
目標達成の進捗を見える化することも、モチベーションを上げる方法です。進捗状況を見える化すると目標達成までの課題を把握でき、具体的なアクションを検討できます。
従業員が多い場合や数字の算出に手間がかかる場合は、目標管理に特化したツールやアプリを導入するのがおすすめです。以下の記事にて目標管理システムの機能や導入の方法をまとめているため、ぜひ参考にしてください。
【関連記事】目標管理システムとは?機能や導入のメリットを解説
2-4. 【内発的動機づけ】定期的なフォローアップをおこなう
従業員に対し定期的なフォローアップをおこなうことも、モチベーションを上げる方法です。従業員が抱える悩みや不安を解消したり、業務の成果に対する称賛を讃えたりできると、モチベーションの向上につながります。
従業員に対してフォローアップする際は1on1ミーティングや、フィードバック面談を取り入れましょう。以下の記事にて実施方法をまとめているため、ぜひ参考にしてください。
【関連記事】
1on1ミーティングとは?メリット・デメリットや効果的な実施方法をわかりやすく解説!
2-5. 【内発的動機づけ】コミュニケーションの活性化を図る
従業員同士でコミュニケーションの活性化を図ることも、モチベーションを上げる方法です。職場内で円滑なコミュニケーションを構築できるとスムーズに作業を進められるため、業務に集中でき、モチベーションを保てます。
また部署間とのコミュニケーションを図れると、業務中にトラブルが発生した場合でも早期解決しやすいです。
2-6. 【内発的動機づけ】エンパワーメントを推進する
従業員に対してエンパワーメントを推進することも、モチベーションを上げる方法です。ビジネスの場におけるエンパワーメントとは、管理職に与えられた権限を部下に委譲することを指します。
管理職の権限を部下に委譲できると自らの判断で業務に取り組むため、モチベーションの向上につながりやすいです。以下の記事にてエンパワーメントの導入方法についてまとめているため、ぜひ参考にしてください。
【関連記事】エンパワーメントとは?成功事例やメリット、導入ステップなどを解説
2-7. 【外発的動機づけ】インセンティブ制度を取り入れる
実績に伴うインセンティブ制度を取り入れることも、モチベーションを上げる方法です。目標の達成によって金銭による報酬を得られると、業務に対するモチベーションを維持できます。
またインセンティブは金銭だけでなく、社員旅行や昇進・昇格などの非金銭による支給もあります。ただし従業員が魅力的に感じるインセンティブ内容でなければ、モチベーションのアップにつながりません。
従業員のニーズを把握したうえで、インセンティブ制度を取り入れましょう。
2-8. 【外発的動機づけ】福利厚生を充実させる
企業の福利厚生を充実させることも、モチベーションを上げる方法です。手当や補助などが充実していると従業員満足度の向上につながり、業務に対するモチベーションを保てます。
以下の記事にて福利厚生の導入方法をまとめているため、ぜひ参考にしてください。
【関連記事】福利厚生のメリットとは?種類・目的・デメリット・導入方法をくわしく解説!
2-9. 【外発的動機づけ】表彰制度を導入する
素晴らしい成果をあげた従業員に対して表彰する制度を導入することも、モチベーションを上げる方法です。従業員が成し遂げた功績を称えることで、業務に対するモチベーションの向上や維持につながります。
表彰制度を導入する際は、明確な評価基準の設定が必要です。従業員の意見を取り入れたうえで、自社独自の賞を設定しましょう。
2-10. 【外発的動機づけ】称賛文化を形成する
従業員同士でお互いに称賛する文化を形成することも、モチベーションを上げる方法です。日頃から業務に対する姿勢を褒めたり、感謝の言葉を言い合えたりできると、モチベーションの向上につながります。
社内で称賛する文化を広める際は、朝礼や終礼の際にポジティブな内容を伝えたり、社内SNSに投稿したりしましょう。また感謝の気持ちを手紙やアプリのメッセージで伝えられる、サンクスカードを導入する方法もおすすめです。
3. 従業員のモチベーションを上げる企業側のメリット
従業員のモチベーションを上げる企業側のメリットは以下のとおりです。
- 業務効率の向上につながる
- 帰属意識を高められる
- 人材の流出を防げる
従業員のモチベーションを上げると与えられた業務に積極的に取り組むため、効率よく業務をおこなえます。また目標の達成感や業務に対するやりがいを感じられることで、帰属意識も高まりやすいです。
さらに帰属意識が高まることで「企業に貢献したい」気持ちが生まれ、人材の流出も防げます。
4. 従業員のモチベーションが低下する理由
従業員のモチベーションが低下する理由は以下のとおりです。
- 業務のマンネリ化
- 正当な評価を得られない
- 風通しの悪い職場環境
業務に対するやりがいや目標の達成感を得られない場合、従業員のモチベーションは低下します。また実績に対する評価を得られないと、モチベーションを維持しにくいです。
さらに従業員同士の陰口が多い職場環境だとうまくコミュニケーションが図れず、業務に支障をきたす可能性もあります。モチベーションを上げるには、従業員個人に対するアプローチだけでなく、職場環境も整備しなければなりません。
5. 従業員のモチベーションを維持する方法
従業員のモチベーションを維持する方法は以下のとおりです。
- 定期的な面談を実施する
- 実績に見合う評価をおこなう
- 働きやすい職場環境を整える
定期的な面談を実施することで従業員が設定した目標の進捗を確認でき、進捗度合いに応じたフォローをおこなえます。もし業務に問題が生じている場合は早期に改善策を検討できるため、モチベーションの低下を防ぎやすいです。
また実績に見合った評価ができると、従業員のモチベーションを保持しやすくなります。評価を設定する際は営業成績や売上だけでなく、部署や役職に応じて業務に取り組む姿勢や態度などを設定しましょう。
そして従業員同士が円滑なコミュニケーションを図れると業務ミスの軽減につながり、モチベーションを維持しやすいです。社内研修やイベントを開催できると、従業員同士の親睦を深められます。
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福利厚生を充実させることは採用・定着にもつながるため重要ですが、よく手段としてとられる賃上げよりも低コストで従業員満足度をあげられる福利厚生サービスがあることをご存知でしょうか。
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