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本記事では、2018年の12月にリリースされたHR Techプロダクトをご紹介します。
※HR NOTE編集部による独自調査になります
1|採用に関わるプロダクト
01
面接くん
「面接時の質問」に特化した診断ツール
「面接くん」はディグラム・ラボ社が約7年間データを溜め続け、約2600万回の診断実績から構築された「データベース」を活用した「面接」に特化した診断ツールです。
企業にマッチしない採用は、採用にかける面接官の人的リソースやエージェントや採用媒体への支払いだけでなく、活躍している他のスタッフへの悪影響など、多くの損失があります。
そこで本診断ツールでは、数値情報を客観的に分析した性格診断や就業適正を分析して、表面上では見られない求職者の本質を引き出す質問をレコメンドします。
- 約2600万回の診断実績あり
- スマホ1台で登録から診断の結果確認までできるシンプルなサービス
- 求職者を248パターンに分析し、「採用おすすめ度」をレコメンド
02
H&G RECRUITERS
サービス業の採用を代行するサービス
サービス業界では、人事セクションに十分なコスト・時間・労力をかけることができていない中小企業が多く存在します。また、自社内での面接を試みても、非効率な運営によって採用面接官の印象が悪く辞退されるケースもあり、サービス業界では人事担当者のスキルも問われているのが現状です。
そこで、サービス業に特化して企業の採用業務全般をサポートするのが「H&G RECRUITERS」です。豊富な経験を持つ株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンのプロフェッショナル集団が、採用のコンセプトづくりから採用ノウハウの定着を目的としたスタッフ育成までを代行します。
採用専門の担当者が不在で、人事責任者が採用をしている企業や、採用手法を見直したい、または採用経費の削減をしたい企業におすすめのサービスです。
- サービス業に特化
- 採用工数、コストの削減とクオリティ向上がゴール
- 契約社数2,800社・利用人数300,000人以上の実績から得られるデータ・ノウハウを活用
03
マイナビアスリートキャリア
アスリートと企業・団体を結ぶ職業紹介サービス
「マイナビアスリートキャリア」は、競技を続けながら就業を希望するアスリートや競技を引退したアスリートと、企業・団体を結ぶ新しい職業紹介サービスです。
これまで体育会系人材の採用は「競技を引退した選手」を採用することが一般的でした。しかし、次のキャリアを築くための十分な準備や経験を積むことができず、早期離職につながってしまうという問題がありました。
また、競技を続けたいものの、競技を続けながら「仕事」ができる環境に出会えず、引退せざるを得ないアスリートもいます。
一方で、慢性的な人材不足の背景があることや多様な人材を獲得するために、現役・引退アスリートの雇用に前向きな企業は多く存在します。
このような背景から、「マイナビアスリートキャリア」は誕生しました。
- 競技を継続しながら社員として活躍する「デュアルキャリア」での職業紹介
- 学生アスリートや社会人アスリートなど、年齢を問わず職業を紹介
- 「アスリート社員」として正社員・契約社員雇用に特化
2|組織改革に関わるプロダクト
04
Lante Communicator
社員と組織のコミュニケーションギャップを見える化するサービス
「Lante Communicator(ランテコミュニケーター)」は、チーム内における年齢差・職種の違いなどによる、あらゆるコミュニケーションギャップを見える化し、改善するチームメンテナンスツールです。
チームの課題ごとに適したコミュニケーターが、1対1の対面対話形式でトークをおこなうことで、一人一人に寄り添ったコミュニケーションを実現します。
コミュニケーターが従業員との会話から得られたホンネ(会話情報、感情、課題、要望など)を元に個別レポートを作成します。また、個別レポートを元にしたチーム全体の傾向を解析します。
コミュニケーションギャップを見える化することで、チーム内のコミュニケーション不足の解消やストレスの軽減が期待できます。
- 第三者(コミュニケーター)が企業の悩み・課題を明確化
- コミュニケーターは1対1のインタビュー形式で社員にヒアリング
- 企業全体の傾向を分析しフィードバック
05
アドバンテッジ メンターサービス
若手社員の早期離職を防ぐサービス
少子高齢化による若年層の労働人口減少が進むなか、新卒社員の約3割が3年以内に離職するといわれています。その原因は、若手社員が入社前と入社後にギャップを感じていることや、自己肯定感が低いままとなっていること、会社や仕事に対する適合感を十分に感じられていないことが挙げられます。
「アドバンテッジ メンターサービス」は、若手社員の仕事に対する意欲向上に対する動機づけをおこない、離職率低下につなげるサービスです。
株式会社アドバンテッジ リスク マネジメントのカウンセラーが若手社員と一定期間、定期的に電話面談をおこなうことで、第三者の立場から若手社員の思いや悩みを引き出し、課題解決への動機づけを行います。
- 企業内の組織構造やビジネスパーソンの立場を理解したカウンセラーが対応
- 人事担当者に若手社員との面談結果をタイムリーに共有
- 若手社員のストレス対処能力の成長を可視化
3|人材育成に関わるプロダクト
06
AirCourse
社員教育の悩みを解決するクラウド型eラーニングサービス
KIYOラーニング株式会社が提供する「AirCourse(エアコース)」は、誰でも簡単に使えるクラウド型eラーニングサービスです。
「AirCourse(エアコース)」に撮影した動画をアップするだけで、eラーニングが手軽に作成でき、「社員研修の時間が取れない」「ナレッジが共有されない」などの社員教育の悩みを解決します。
導入コストを抑え、低予算で運用でき、スマホ・PC・タブレットなどマルチデバイスにも対応しています。実施履歴や成績などをまとめて管理出来るため、社員のスキル管理にも役立てることができます。
- 研修・ナレッジ動画を簡単に共有
- スマートフォンでどこでも受講可能
- 初期費用0円、ランニング費用も格安
07
STLIDE
研究者に特化したキャリア支援サービス
「STLIDE FOR MASTERS & DOCTORS」は、修士号・博士号を持つ人の「人材」「研修」「就職」の3つの可能性を掛け合わせた人材育成・採用支援サービスです。
修士号・博士号を持つ人は、専門分野の研究に多大な時間を使っています。また、さまざまな事情によって活躍する場を持てない人が存在します。一般企業で働く機会の少ない研究者は、社会とのギャップを感じ、将来の不安を抱えることは少なくありません。
そこでビジネスの知見を広め、生涯を通して活躍できる人材を育成するために誕生したのが「STLIDE FOR MASTERS & DOCTORS」です。
「STLIDE FOR MASTERS & DOCTORS」は、修士号・博士号を持つ人にとってベストなキャリア設計を支援すると同時に、幅広い生き方を選択できる環境づくりを目指します。
- MBAとコンサルティング事業にて経験を積んだディレクターが企画
- 研究者が研究を続けながら収入を確保するための活用が可能
- ビジネスの世界へ完全にシフトし、一気にキャリアアップを狙うことが可能
4|労務に関わるプロダクト
08
DEX-i
役員報酬の水準データ・分析レポートを作成できるサービスツール
「DEX-i」は、業種、売上高、時価総額、従業員数、上場区分などの分析軸を活用して、自社のニーズに合った報酬データの確認・比較分析をWeb上でおこなうことができるツールです。
2018年のコーポレートガバナンス・コードの改訂にともない、役員報酬が企業の持続的な成長に向けた健全なインセンティブとして機能するように、役員報酬制度の見直しや具体的な報酬額を決定すべきであることが明記されました。
「DEX-i」は、企業の役員報酬の客観性・透明性の実現し、各企業内でのコーポレートガバナンス・コードへの対応をサポートします。
- 会長・社長・副社長等、最大13役位までの役員報酬データを表示可能
- 集計・分析したデータはExcel、PDF形式でダウンロードすることが可能
- 各企業に適したカスタマイズにより、報酬委員会等でのデータの活用を促進
提供会社:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
URL:https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/human-capital/solutions/hcm/dex-i.html#
4|まとめ
いかがでしたでしょうか。
12月は、データを活用した採用支援のサービスが多いように感じました。データを活用したサービスといっても、「面接くん」のような面接を最適化するサービスもあれば、「LabBaseランチ」のような採用の母集団を広げるサービスもあります。データをどう活用するかによって、さまざまなサービスがあるなと感じました。
次回は、2019年1月リリースのHR Techプロダクトをご紹介します。
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