11月になり、寒い冬が近づいてきました。
インターンシップや説明会に向けた準備をおこなう新卒採用担当者の方、年末調整に向けた準備をおこなう労務担当者の方など、人事担当者の方もなにかと忙しい時期にさしかかっているのではないでしょうか。
本記事では、2019年の10月にリリースされた19のHR Techプロダクトをご紹介します。
※HR NOTE編集部による独自調査になります。
1. 採用に関するプロダクト
01
back check
月額制リファレンスサービスを正式リリース
- オンラインで手軽にリファレンスチェック(人物像や実績を候補者の第3者に照会すること)ができ、採用側のリスクが軽減する
- 候補者の特徴や評価はデータ化され、人物像や仕事における強み・弱みが一目で分かるように管理できる
- 短期間でも高い回答率のリファレンスチェックを実施することができるため、通常の採用業務を妨げない
提供会社:株式会社ROXX
02
リクロボ
RA(リクルーティングオートメーション)で採用を効率化
- 今まで属人的に労働集約でおこなっていた人事業務を自動化することができる
- システムを「導入して終わり」ではなく、システムを「より良く利用できる」コンサルティングを受けることができる
- 管理画面がシンプルで見やすく、システム慣れしていない人でも使いやすい
提供会社:Marketing-Robotics株式会社
03
x:eee(エクシー)
スマホ特化型のアルバイト採用支援ツール
- アルバイト・パートの採用活動を、スマホ一台で簡単におこなうことができる
- 自社の採用ページでアルバイト募集を発信でき、採用にかかる費用コストを大幅に削減できる
- 自動でやることを提案する「やることリスト」や、応募者への対応をいつでもどこからでもできる「応募者かんたんメモ」などの機能がある
提供会社:パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
04
トレマッセ ATS
低価格かつ高機能で導入しやすい応募者管理ツール
- 大手求人媒体を網羅し、その各求人媒体からの応募情報を一元管理できる
- 応募者は、スマホからの簡単な操作で面接の予約までできる
- 他社と比較して低価格な導入コストを実現している
提供会社:株式会社採用戦略研究所
05
Billage Recruting
企業の採用コストを軽減する定額採用代行サービス
- 採用計画から応募者対応まで、採用業務を定額で一括代行してくれる
- 3カ月契約~12ヶ月契約のプランまで、顧客の要望に併せて採用業務をおこなう
- 雑務を代行してもらうことで、企業にとって一番重要な「面接」に力を入れることができるようになる
提供会社:株式会社Billage
06
ミイダス
「フィッテング人材分析機能」を新たにリリース
- 採用したい人材に企業から直接アプローチすることができる
- フィッティング人材分析機能により、自社社員の傾向を分析し、自社に適合する人材の特徴を分析できる
- 募集企業の社員のコンピテンシーの傾向をもとに分析するため、採用におけるミスマッチを防ぐことができる
提供会社:ミイダス株式会社
07
atheletics
高度なスキルを持つエンジニアをワンストップで採用
- 実践的なプログラミングチャレンジを通じたスキル判定により、高度なスキルを持つ求職者がわかる
- 企業独自のオリジナルチャレンジが作成可能で、ブランディングやタレントプール作りにも効果的
- 企業は、職務に必要なスキルを持ったエンジニアにオファーを送ることができる
提供会社:株式会社ギブリー
08
SHIRAHA
採用サイトの作成を、誰でも簡単に
- 自社採用サイトの作成・更新、応募者の集客から管理まで、採用業務をワンストップで支援してもらえる
- 採用サイトの作成の際には、AIによって会社やお店にあった最適な文章やデザインが提案される
- サイト作成まで最短5分、かつ無料で始めることができる
提供会社:株式会社HAB&Co.
09
wakumo
「副業を希望する人」や「ギグワーカー」などを採用
- 「この時間だけ働きたい」求職者と「この時間だけ人手が足りない」企業をアプリ上でマッチングできる
- 最短即日採用が可能で、初回の求人登録時には、専任コンサルタントがサポートしてくれる
- 就業者への評価を記録する機能があり、過去に採用して相性の良かった就業者に対象を絞って募集をかけたり、就業者に対する他社の評価を閲覧してから人材を採用したりできる
提供会社:株式会社ネオキャリア
10
Truffle AI
チャットボットで採用業務を効率化
- 面接の日程調整や自社PRなど、応募から面接までの採用業務を全て自動で代行してくれる
- チャットでの迅速かつ適格なコミュニケーションにより、歩留まりの解消や面接実施率の向上が見込まれる
- 簡単な質問に答えるだけで、会社ごとにカスタマイズされた「オリジナル採用チャットボット」を作成できる
提供会社:AppSocially株式会社
11
Refcome Teams ベータ版
人事だけで頑張る採用を、 チームで行う仲間集めへ
- 主にスタートアップやベンチャー企業において、社員全員参加型のリファラル採用をサポートする
- 「メモリーパレス機能」「コラボレーション機能」「アラート機能」「カルチャー機能」など多数の機能がある
- 株式会社メルカリの石黒氏、株式会社ReBoostの河合氏が開発に協力している
提供会社:株式会社リフカム
12
インタビューメーカー
「iMアシスタント機能」を新たにリリース
- PCやスマートフォン、タブレットなどがあれば、いつでもどこからでも面接ができる
- Web・録画面接システムに面接特化型AIによる自動文字起こし機能搭載が新たに搭載される
- 発言内容の特徴をピックアップして表示するため、全ての録画データや文字起こしを見返す必要なく応募者の特徴を把握できる
提供会社:株式会社スタジアム
13
TORERU
採用サイトを効率的・効果的に運営
- マーケティング視点を取り入れることで、求職者に自社の魅力を適切にアピールすることができるようになる
- 採用サイトの作成や更新が簡単で、効果的なタイミングで情報開示ができる
- サイト内でのユーザーの行動や導線を分析することで、求職者が見たいコンテンツが充実するようになる
提供会社:株式会社サイト・パブリス
2. 労務に関するプロダクト
14
クラウド社労使コモン
人事・労務をチャットで簡単“丸投げ”完了~新しい顧問のカタチ
- 「労務相談」「行政手続き」「助成金活用」など、今まで社労士と対面でおこなっていたやり取りを全てチャットで進めることができる
- 自社から相談した時だけでなく、自社にとって有益な情報を必要なタイミングでお知らせしてくれる
- チャットに返信するだけで、行政手続きや助成金申請などの対応を全てしてくれる
提供会社:TRIPORT株式会社
15
Works Legal Output System
行政手続の変化にすばやく対応
- 税や社会保険手続きに関する帳票の様式・電子フォーマットの変更などに対応するクラウドサービス
- 「個人・法人関係手続の電子化・自動化」や「クラウドファースト」を推進
- 同社が提供する「COMPANY 人事・給与」のユーザーに無償で提供を開始
提供会社:株式会社Works Human Intelligence
16
総務人事奉行クラウド
総務人事部門を支える業務アシスタント
- 紙やExcelでおこなわれることが多い非定形業務をクラウドで定型化することで、業務生産性を向上できる
- あらゆるHR Techサービスとつながり、人に関わる経営課題の解決をサポート
- すべてのデータを暗号化して保護するなど、安心・安全のセキュリティ
提供会社:オービックビジネスコンサルタント
3. 組織開発に関するプロダクト
17
カラタレ
「色彩心理学×AI技術」でタレントマネジメントを
- 60枚の画像から直感的に好む10枚を選ぶだけで、個々の社員の特性を分析できる
- 質問が無いため、バイアスフリーの分析を実現
- 各社員の特性を相関分析することで、部署や職種別に必要な特性や活躍する可能性がある特性がわかる
提供会社:ネットワンパートナーズ株式会社
18
コグナビ タレントマネジメント
製造企業内エンジニア適材配置システム
- 社内エンジニアが持っているスキルや経験を「スキルツリー」として、各部署や業務に必要なスキルや経験を「テクニカルツリー」として管理する
- AIが各部署の状況を踏まえ、スキル充足率を改善するための人材配置を提案してくれる
- 人材を配置した場合のシミュレーションをおこなうことができる
提供会社:株式会社フォーラムエンジニアリング
19
Qasee(カシー)
生産性視点で強い組織の働き方改革をサポート
- 従業員の働き方を可視化して問題点・課題点を的確に把握し、生産性の向上を図ることができる
- 働きやすさや満足度を可視化することで、従業員のモチベーションを上げたり離職率を低下させたりすることができる
- 生産性を落とさずにリモートワークを導入する際などにも活用できる
提供会社:株式会社ゼロフィールド
4. まとめ
10月は数多くのHR Techプロダクトがリリースされました。その中でも、特に「採用」に関するプロダクトがよくリリースされていることがわかります。企業の人材不足が続く中で、各社が採用の準備を進めるこの時期だからこそでしょう。
次回は、2019年11月リリースのHR Techプロダクトをご紹介します。
【関連記事】
※2019年1月以降リリースのHR関連プロダクトはこちらから!
▶【2019年1月リリース】8つのHR Techプロダクトまとめ
▶【2019年2月リリース】8つのHR Techプロダクトまとめ
▶【2019年3月リリース】7つのHR Techプロダクトまとめ
▶【2019年4月リリース】5つのHR Techプロダクトまとめ
▶【2019年5月リリース】8つのHR Techプロダクトまとめ
▶【2019年6月リリース】8つのHR Techプロダクトまとめ
▶【2019年7月リリース】11のHR Techプロダクトまとめ
▶【2019年8月リリース】5つのHR Techプロダクトまとめ
▶【2019年9月リリース】15のHR Techプロダクトまとめ
※2018年リリースのHR関連プロダクトはこちらから!
▶【2018年総まとめ】今年リリースされたHR Techサービスの傾向をまとめてみた
※HR NOTE編集部による独自のリサーチ結果となります。
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