雇用保険被保険者証が必要な場面や有効期限を詳しく紹介 |HR NOTE

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雇用保険被保険者証が必要な場面や有効期限を詳しく紹介

保険証・マイナンバー身分証明書

労働者は一定の条件を満たすことで雇用保険に加入することができますが、普段働いている中で「雇用保険に加入している」ということを実感する機会は、ほぼないでしょう。

雇用保険に加入していることは、雇用保険被保険者証が発行されることによって証明されます。

この雇用保険被保険者証という書類は、普段の業務の中で利用することはほぼありませんが、なければ手続きが進まないようなこともあるので、どのようなシーンで必要になるかは認識しておくべきです。

本記事では、雇用保険被保険者証とはどのような書類か、雇用保険被保険者証が必要な場面、雇用保険被保険者証の有効期限などについて説明します。

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1. 雇用保険被保険者証とは?

緑のはてなマーク

雇用保険被保険者証とは、雇用保険に加入していることを証明するための書類です。

雇用保険被保険者証を所持していることで、自分が雇用保険加入者であることの証明になります。

雇用保険は、以下の条件を満たせば加入することができます。

  • 週の所定労働時間が20時間以上であること
  • 31日以上雇用される見込みがあること
  • 学生でないこと(例外あり)

2. 雇用保険被保険者証が必要な場面

注意点をさす指

雇用保険被保険者証が必要になる場面は、おおむね以下のとおりです。

 

  • 新たに従業員を雇い入れるとき
  • 今の会社を退職して他の会社に転職するとき
  • 教育訓練給付の支給申請を行うとき
  • 65歳未満の方が厚生年金保険の決定請求を行うとき

それぞれのケースについて、説明します。

2-1. 新たに従業員を雇い入れるとき

これは、企業側の視点で雇用保険被保険者証が必要なケースです。

企業が新卒者(これまでに雇用保険に加入したことがない人)を採用する場合は、必要書類を揃えて所轄のハローワークにて雇用保険の加入手続きを行わなければなりません。

 

この場合、新卒者は雇用保険被保険者証をまだ持っていないので、提出を求めるわけにはいきません。

一方、前の会社ですでに雇用保険に加入している転職者を採用する場合は、雇用保険の加入手続きを行うために、労働者が前の職場から受け取った雇用保険被保険者証を提出してもらうことになります。

2-2. 今の会社を退職して他の会社に転職するとき

これは、労働者の視点で雇用保険被保険者証が必要なケースです。

雇用保険被保険者証は被保険者個人に発行するものであり、転職により会社や職場が変わっても、被保険者番号(雇用保険被保険者証)は変わりません。

 

そのため、転職先で雇用保険に加入する場合は、退職した職場から雇用保険被保険者証を返却してもらい、入社時に転職先の会社へ提出する必要があります。

2-3. 教育訓練給付の支給申請を行うとき

これも、労働者の視点で雇用保険被保険者証が必要なケースです。

教育訓練給付制度とは、働く人の主体的な能力開発の取り組みを支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的に整備された、雇用保険の給付制度です。

 

厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講して修了した場合、教育訓練給付の支給申請を行うことで、教育訓練施設に支払った経費の一部を給付金として支給してもらうことができます。

この手続きを行う際に、ハローワークで雇用保険被保険者証が必要になります。

2-4. 65歳未満の方が厚生年金保険の決定請求を行うとき

これも、労働者の視点で雇用保険被保険者証が必要なケースです。

65歳未満の人が老齢厚生年金を請求する際は、年金請求書と共に雇用保険被保険者証を年金事務所に提出しなければなりません。

年金を請求する人の月収によって年金額の減額が行われるため、在職状況をハローワークに問い合わせなければならないからです。

3. 雇用保険被保険者証を発行するタイミング

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雇用保険の被保険者資格取得手続きは、労働者が被保険者となる要件を満たした月の翌月10日までに行わなければなりません。

仮に労働者が10月1日に被保険者となった場合、11月10日までに資格取得手続きを行う必要があります。

資格取得手続きを行う際は、事業所を管轄しているハローワークに雇用保険被保険者資格取得届を提出します。

 

提出方法は窓口に提出、郵送、オンライン申請から選ぶことができますが、雇用保険被保険者資格取得届にはマイナンバーが記載されているため、一般郵便で送ることはできず、特定記録や簡易書留など、受け取りを確認できる方法でしか郵送できません。

窓口の場合は即日、オンライン申請の場合は2~3日、郵送の場合は1週間程度で手続きが完了します。

 

雇用保険被保険者証は、発行されてすぐに必要になるシーンが訪れるような書類ではありませんが、何らかの理由で発行を急ぐ場合

は、窓口やオンライン申請で手続きを行うとよいでしょう。

資格取得手続きが済むと、資格を取得した事業所名が入った雇用保険被保険者証が発行されます。

3-1. 雇用保険被保険者証の有効期限

労働者が雇用保険に加入し続けている限り、雇用保険被保険者証が有効期限を迎えることはありません。

そのため、転職によって職場が変わったとしても、前の職場で発行された雇用保険被保険者証を引き続き使用し続けることになります。

ただし、離職などによって雇用保険の加入資格を喪失してから7年以上が経過すると、労働者に割り当てられていた被保険者番号がハローワークのデータから抹消されます。

そのため、雇用保険に7年以上加入していない労働者を企業が採用する場合、ハローワークに提出する雇用保険被保険者資格取得届の「取得区分」は、これまで雇用保険に加入したことがない新卒者などと同様に、「新規」となる点には注意しておきましょう。

4. 雇用保険被保険者証は転職などの際に必要になる

ポイントを指さす女性

雇用保険被保険者証は、雇用保険に加入していることを証明するための書類です。

普通に働いている間は利用する機会はほとんどありませんが、今の会社を退職して他の会社に転職するときや、教育訓練給付の支給申請を行うときには必要になります。

発行した後は基本的に企業側で保管されていますが、必要なタイミングになったら企業側に返却を求めたうえで利用しましょう。

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