近年、クラウド化やデータ活用などが叫ばれる中で、人事領域では新しい人事システムやサービスが次々と台頭してきています。
ただ、「全ての領域を把握しようと思っても数が多くて調べきれない・・・」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はそんな方のために、HR NOTEで今までに調べたことのある人事システムを一覧化してまとめてみました。
こちらをご覧いただければ、ある程度の人事領域のシステムサービスは網羅できるはずです。是非、サービスの比較や導入検討の際など、ご活用ください。
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1. 【総まとめ】人事システムサービス
今回まとめているのは、下記の8つのカテゴリーに属するシステムになります。
- 人事評価・タレントマネジメントシステム
- 勤怠管理システム
- 労務管理システム
- 経費精算システム
- マイナンバー管理システム
- 給与計算システム
- 教育・研修管理システム(LMS)
- 採用管理システム
それぞれの領域における国内ほぼ全てのサービスをまとめています。
また、それ以外にも人事に役立つクラウドサービスやマッチングサービスもご紹介しています。
1-1. 人事評価・タレントマネジメントシステムまとめ
人事評価・タレントマネジメントシステムを活用することで、業務工数の削減はもちろん、従業員の業績・評価を一元管理でき、個人の能力や状況に応じて人材の最適な配置をおこなうことが可能になります。
「人事評価や従業員情報の管理に多くの工数がかかっている」「自社で適切な運用ができているのかわからない。」といったお悩みを抱えている方は、一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
1-1-1. 人事評価・タレントマネジメントシステムサービス一覧
- ジンジャー人事労務:jinjer株式会社
- SMILE SCORE:株式会社ホットエージー
- TUNAG:株式会社スタメン
- Unipos:Fringe81株式会社
- HITO-Talent:パーソル総合研究所
- Sharin:Sharin株式会社
- サイレコ:株式会社アクティブ アンド カンパニー
- Smart Boardring:株式会社FCEトレーニング・カンパニー
- Habi*do:株式会社Be&Do
- Refcome Engage:株式会社Combinator
- wevox:株式会社アトラエ
- モチベーションクラウド:株式会社リンクアンドモチベーション
- COCOREPO:株式会社クラウディア
- カオナビ:株式会社カオナビ
- コンピリーダー:株式会社あしたのチーム
- ESI(Enterprise Skills Inventory):株式会社ワン・オー・ワン
- POSITIVE:株式会社電通国際情報サービス
- Workday ヒューマン キャピタル マネジメント:Workday,Inc.
- Cornerstone OnDemand:Cornerstone,Inc.
- スマートカンパニー:株式会社サイエンティア
- SilkRoad Performance:SilkRoad
- Rosic:インフォテクノスコンサルティング
- SuccessFactors Talent Solutions:SuccessFactors
- Geppo:株式会社ヒューマンキャピタルテクノロジー
- テガラみる:株式会社テガラミル
- HR OnBoard:エン・ジャパン株式会社
- SKILL NOTE:株式会社イノービア
- 人事奉行i10:株式会社オービックビジネスコンサルタント
- SMART LINK人事管理システム:NOC日本アウトソーシング株式会社
- GrowOne Cube 人事:株式会社 ニッセイコム
- Sociaクラウド 人事システム:株式会社 エフエム
- EchoPack人事管理システム:株式会社・エコーシステム
- P-TH:AJS株式会社
- SPIRAL[社員経歴管理]:株式会社パイプドビッツ
- Cultiiva Global/HM:NEC
- 明快:究和エンタープライズコンコード株式会社
- 人事くん:株式会社レントラックス
- ススムくん:株式会社ケー・デー・シー
- e-評定:NTTアドバンステクノロジ株式会社
- FxT 人事評価システム:TIS株式会社
1-2. 勤怠管理システムまとめ
勤怠管理システムは、PC・スマホ・ICカード・指紋認証など多彩な打刻機能があり、リアルタイムでの従業員の勤怠管理、手軽な勤務シフトの作成・管理、各社給与ソフトとの連携、休暇・残業・出張などの申請管理など、勤怠管理に関する業務をサポートしてくれます。
勤怠状況の見える化による業務改善、簡単なシフト管理、不正勤怠の防止、工数削減、コスト削減など、勤怠管理のお悩みの方は是非ご活用ください。
1-2-1. 勤怠管理システムサービス一覧
- ジンジャー勤怠:jinjer株式会社
- リクナビHRTech 勤怠管理:株式会社リクルートキャリア
- サービス残業防止支援システム:関電システムソリューションズ
- Zoho ピープル:ゾーホージャパン株式会社
- RecoRu:中央システム株式会社
- AKASHI:ソネット株式会社
- ジョブカン:株式会社Donuts
- キングオブタイム:株式会社ヒューマンテクノロジーズ
- シフオプ:株式会社リクルートジョブズ
- TeamSpirit:株式会社チームスピリット
- ネクストICカード:株式会社ジオコード
- CAERU勤怠:CAERU株式会社
- バイバイタイムカード:株式会社ネオレックス
- シュキーン:株式会社インフィニットループ
- 勤之助ver.2:HOYAサービス株式会社
- Workcloud:Workcloud株式会社
- CLOUZA:アマノビジネスソリューションズ株式会社
- COMPANY 就労・プロジェクト管理:株式会社WorksHumanIntelligence
- CYBER XEED すまぁと勤怠:アマノビジネスソリューションズ株式会社
- follow Smart Touch:エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
- ShiftMAX:KYODOU株式会社
- IEYASU:株式会社アウトソーシングSR
- 就業奉行i10:株式会社オービックビジネスコンサルタント
- WiMS/SaaS 勤務管理システム:株式会社 ソリューション・アンド・テクノロジー
- sociaクラウド 就業システム:株式会社エフエム
- 就業管理クロノス:クロノス株式会社
- ActView:日本ノーベル株式会社
- スマレジ・タイムカード:株式会社プラグラム
- e-naviタイムシート:株式会社イー・クリエーション
- 勤怠@Web:株式会社キャリアビジョン
- リシテア:株式会社日立ソリューションズ
- エンコラボ:株式会社ニックス
- e-就業ASP:株式会社ニッポンダイナミックシステムズ
- クラウドタイムカードシステム:クリエイトシステム合同会社
- ちゃっかり勤太くん:株式会社エイ・アイ・エス
- ICタイムリコーダー:株式会社オープントーン
- G’Job勤怠24:株式会社 エーティ・プランニング
- Time Value:株式会社シスプロ
- Tomasクラウド(ASP型):マックシステム株式会社
- フリーウェイタイムレコーダー: 株式会社フリーウェイジャパン
- 勤怠グリッパー:株式会社エスティワークス
- SPEASIC:エスピーイー株式会社
- Time fun:NDソフトウェア株式会社
- Vicsell勤怠管理:株式会社SCP.SOFT
- 皆伝!勤務管理:スミセイ情報システム株式会社
- 就業大臣NX:応研株式会社
- SmileWORK:株式会社SmileVision
- kincone:株式会社ソウルウェア
- 勤労の獅子:エス・エー・エス株式会社
- 就業管理システムMINAGINE:株式会社ミナジン
1-3. 労務管理システムまとめ
労務管理システムを活用することで、社会保険、雇用保険、マイナンバーなどの手続き・管理がすべてシステム上でおこなえます。
煩雑な書類作成をPC上で完結でき、個人情報の収集・管理も簡単におこなうことができるため、経営者や人事担当は、ほかの業務に時間を使うことができるため、導入を検討している企業が増えてきております。
1-3-1. 労務管理システムサービス一覧
1-4. 経費精算システムまとめ
経費精算の業務は時間がかかり、月末に担当者を苦しめる業務の一つでしょう。
経費精算システムを導入することで、まったく知識がない人でも、短時間で経費精算業務を終わらせることができます。
また、従業員も隙間時間を使って、経費の申請をおこなうことができます。
1-4-1. 経費精算システムサービス一覧
- ジンジャー経費管理:jinjer株式会社
- J’s NAVI NEO:株式会社JTBビジネストラベルソリューションズ
- TOKIUM費精算:株式会社TOKIUM
- 皆伝!経費精算:スミセイ情報システム株式会社
- ECOAS経費・旅費精算:アルプスシステムインテグレーション株式会社
- TravelersWAN:株式会社日立システムズ
- rakumoケイヒ:rakumo株式会社
- 駅すぱあと通勤管理Web:株式会社ヴァル研究所
- Business Navitime交通費パッケージ:株式会社ナビタイムジャパン
- 経理参上:TIS株式会社
- WAVE225:株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・ウェーブ
- 経費精算幕僚Ⅲ:メガコスモ株式会社
- MFクラウド経費:株式会社マネーフォワード
- freee経費精算:freee株式会社
- 楽楽精算:株式会社ラクス
- ジョブカン経費精算:株式会社Donuts
- Concur Expense:株式会社コンカー
- eKeihi:イージーソフト株式会社
- kincone:株式会社ソウルウェア
- Staple:クラウドキャスト株式会社
- クラウドERP ツバイソ:ツバイソ株式会社
- Streamed:株式会社クラビス
- TeamSpirit:株式会社チームスピリット
- desknet’s NEO:株式会社ネオジャパン
- ExchangeUSE 旅費・経費精算ワークフロー:富士電機株式会社
1-5. マイナンバーシステムまとめ
企業はマイナンバーの収集・利用・管理・破棄をおこなうことが法律で規定されています。
従業員に提出を依頼し、それを収集して管理し、定められた期間内保管し、期限が切れれば破棄しなければならず、工数がかかり、安全面も心配されます。
マイナンバー管理システムを導入することで、これらをすべてクラウド上で一括管理できるので、非常に人事業務を効率よくおこなうことができます。
1-5-1. マイナンバー管理システムサービス一覧
- ジンジャーマイナンバー:jinjer株式会社
- MFクラウドマイナンバー:株式会社マネーフォワード
- SPIRALマイナンバー管理システム:株式会社パイプドビッツ
- nyoibox(如意箱):株式会社NIコンサルティング
- フリーウェイマイナンバー:株式会社フリーウェイジャパン
- Sociaマイナンバーサービス:株式会社エフエム
- データ管理の達人:株式会社NTTデータ
- マイナクラウド:株式会社ビットスクリプト
- MJSマイナンバー:株式会社ミロク情報サービス
- パッケージプラス・マイナンバーロッカーシステム:株式会社三菱電機ビジネスシステム
- マイナンバー管理プラットフォーム:株式会社Works Human Intelligence
- 奉行Edgeマイナンバークラウド:株式会社オービックビジネスコンサルタント
- マイナンバーステーション:株式会社エフアンドエム
- マイコレキーパー:株式会社ソルクシーズ
- マイナセキュリティ/マイナドライブ:アカウンティング・サース・ジャパン株式会社
- SmartHR:株式会社SmartHR
- マイナンバー収集代行:株式会社フルキャストホールディングス
1-6. 給与計算システムまとめ
経理担当者にとって、給与計算は非常に工数がかかる業務で、毎月、毎年決まった日に業務が集中するという負担もあることかと思います。
給与計算システムを活用することで、煩雑な給与計算業務を効率化でき、経理担当者の工数削減に役立ちます。
1-6-1. 給与計算システム一覧
- freee:freee株式会社
- MFクラウド給与:株式会社マネーフォワード
- フリーウェイ給与計算:株式会社フリーウェイジャパン
- 給与奉行10:株式会社オービックビジネスコンサルタント
- JDL IBEX給与net2:株式会社日本デジタル研究所
- PayBook:合同会社Pay-book.jp
- GLOVIA きらら人事給与:富士通株式会社
- Sociaクラウド 給与システム:株式会社エフエム
- Bulas Payroll:株式会社BBSアウトソーシングサービス
- 助っ人!給与:エフアンドエムネット株式会社
- A-SaaS クラウド給与システム:アカウンティング・サース・ジャパン株式会社
- Workcloud:Workcloud株式会社
- COMPANY 給与計算:株式会社Works Human Intelligence
1-7. eラーニング・教育研修システムまとめ
eラーニング・教育研修システムはスマホ対応も進み、アプリを通して、いつでも学びを得ることができるようになりました。
また最近では、LMS(Learning Management System)と呼ばれ親しまれる学習管理システムも活用されています。eラーニングなどの学習教材の配信、受講状況、成績などを統合して管理できるシステムです。
学習管理システムを活用することで、試験結果や進捗率がリアルタイムに提示され、個人指導の指針となるデータを可視化、取得、管理することができ、従業員個々に見合ったフォローが可能で、資格・スキル習得に向けて何が足りないかも把握することができます。
さらには、個人情報保護の意識向上、セクハラ・パワハラの防止など、コンプライアンスの徹底につなげることもできます。
1-7-1. eラーニング・教育研修システムサービス一覧
- AirCourse:KIYOラーニング株式会社
- ブランドアカデミー:CREAM株式会社
- High Output Manager:株式会社ヒトラボジェイピー
- Generalist/LM:東芝 インダストリアルICTソリューション
- Multiverse :株式会社ネットラーニング
- コーナーストーン ラーニング:Cornerstone,Inc.
- BISCUE LS:株式会社シュビキ
- schoo:株式会社スクー
- KnowledgeDeliver:株式会社デジタル・ナレッジ
- 学びばこ:株式会社テクノカルチャー
- SAKU-SAKU Testing:株式会社イー・コミュニケーションズ
- ek-Bridge:パナソニック株式会社
- iStudy :アイスタディ株式会社
- Learning Tracker:関西ビジネスインフォメーション株式会社
- Livoo!:株式会社プロシーズ
- Learning Ware:株式会社プロシーズ
- eden LMS:くらふとわーくす株式会社
- Platon:ロゴスウェア株式会社
- LearnO:Mogic株式会社
- Street academy:ストリートアカデミー株式会社
- ShareWis:株式会社シェアウィズ
- SKILLHUB:株式会社UGUISS [ウグイス]
- CODEPREP:株式会社ギブリー
- ドットインストール:株式会社ドットインストール
- HiNative Trek:株式会社Lang-8
- SpeedLMS:株式会社ITBee
- Careership:株式会社ライトワークス
- Canvas LMS:ボウ・ネットシステムズ株式会社
- SuccessFactors 学習管理:SuccessFactors
1-8. 採用管理システムまとめ
採用管理システムは、求人広告や人材紹介など複数の応募経路をまとめ、メール、選考管理、日程調整などさまざまな採用業務をシステム上で一元管理でき、さらにはシステムにリアルタイムに蓄積されたデータをもとに採用プロセスの見える化を可能にします。
データをもとに戦略的に採用活動をしたい、応募者や求人情報の管理が複雑になってしまう、マンパワーが足りない、採用コストが高騰している、そんなお悩みをお持ちの方におススメです。
1-8-1. 採用管理システムサービス一覧
▼新卒採用に特化
- i-web:株式会社ヒューマネージ
- リクナビHRTech採用管理:株式会社リクルートキャリア
- Peace!:株式会社パフ
- LePMOS:株式会社ヒューマンセントリックス
- dotManager:株式会社文化放送キャリアパートナーズ
▼アルバイト採用に特化
▼リファラル採用に特化
▼採用ターゲットの区分なし/その他
- Zoho リクルート:ゾーホージャパン株式会社
- GoQ採用管理:株式会社GoQSystem
- TalentCloud:株式会社タレントクラウド
- ジョブカン採用管理:株式会社Donuts
- talentio:ハッチ株式会社
- HRMOS:株式会社ビズリーチ
- sonar ATS:Thinkings株式会社
- ジョブスイート:株式会社ジャパンジョブポスティングサービス
- SuccessFactors Recruiting:サクセスファクターズ
- OpenHire:株式会社シルクロードテクノロジー
- リクログ:HRソリューションズ株式会社
- HITO-Link リクルーティング:パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
- ジョブオプ採用管理:株式会社リクルートジョブズ
- Dot-Entry:クロスセル株式会社
- gate:株式会社TransamManagementSystem
- Jobギアらくらく採用管理:株式会社アイデム
2. そもそも人事システムとは
人事システムとは、人事業務を効率化し組織の生産性向上を支援するシステムです。
例えば、入社手続きに必要な書類や年末調整の書類などをペーパーレス化し作業効率を向上できます。また従業員の勤怠管理を電子化し給与計算までを自動化するなど、人を採用するところから、育成・退職までの一連の流れの人事領域業務がシステムを用いて効率的に行うことができるのです。
2-1. 人事システムを導入する目的
人事システムを入れることで得られる効果は「業務の効率化による生産性向上」「法令順守とリスク管理」「人材活用」の大きく3つが考えられます。
人事労務業務は従業員の情報管理や労務管理など多岐にわたる上で、繁雑かつ時間を要する場合があります。人事労務システムを導入することで、データの一元管理や自動化、ワークフローの効率化などを実現し、従業員や人事担当者の業務負荷軽減につなげられます。
人事労務業務には労働基準法など守らなければならない規制や義務が存在します。これらの規制を遵守し、リスクを最小化するために、人事労務システムは有効です。システムを使用することで、法令遵守に関するデータの正確な管理やレポートの作成、労働時間や休暇などの規定に基づく処理が行われ、法的なリスクを軽減することができます。
人事労務システムは従業員の情報やスキル、パフォーマンスデータなどをシステム上で一元管理することで、人材の評価や開発、後継者の特定、人材計画の策定なども可能です。
2-2. 人事システムの種類
人事システムは、業務領域ごとに分かれていることが多いです。中には、同一提供元が各業務領域ごとにシステムを分けて開発し連携できるシステムや、1つのデータベースで従業員情報を管理できるシステムなどがあります。
- 人事評価・タレントマネジメントシステム
- 勤怠管理システム
- 労務管理システム
- 経費精算システム
- マイナンバーシステム
- 給与計算システム
- eラーニング・教育研修システム
- 採用管理システム
2-3. 人事システム選びのポイント
人事システムには提供元ごとに特徴があり、一つの業務に特化したシステムや、人事労務領域全体を網羅出来るシステム、別サービスと連携できるシステムなど、数多くのシステムが存在します。
どの業務を効率化したいのか、そのためにどのような機能が欲しいのかを整理したうえで、自社の要望にマッチしているシステムはどれかを選定する必要があります。
また、システムは導入したら終わりではなく、運用しながら最適化を図ります。そのため、導入後のサポート体制はどのようなものが用意されているのか確認することをおすすめします。
2-4. 注目の人事システム機能
昨今の日本では少子高齢化が進んでおり、将来的に労働者や労働力が不足していくことが問題視されています。労働者が不足するということは採用の激戦化が見込まれ、自社で抱えている従業員の生産性を向上していかなければ、競争に勝てません。
そこで注目を集めているのがタレントマネジメントです。タレントマネジメントとは、従業員の能力・資質(=タレント)を一元管理し、可視化・分析し、育成・活用するための総合的なアプローチです。優秀な人材を確保し、能力やポテンシャルを最大限に引き出すことで、組織の目標達成や競争力の向上に貢献します。
タレントマネジメントにつながる人事労務システムの機能としては、「従業員の経歴、教育履歴、スキルセットなどを一元管理できる人事データベース機能」「目標設定とパフォーマンスが管理出来る機能」「従業員のエンゲージメントを計測できる機能」などが挙げられます。
3. 最後に
いかがでしたでしょうか。
アメリカでは人事システムサービスのスタートアップが数多く登場していますが、日本でもまだまだ新しいサービスが生まれてくるのではないでしょうか。
この記事をご覧になり、何かしら参考となっていただけると幸いです。
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