値引きがあった場合の経費における仕訳方法とは?値引や割引の種類や仕訳について解説 |HR NOTE

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値引きがあった場合の経費における仕訳方法とは?値引や割引の種類や仕訳について解説

値引き
経費における仕訳作業で、値引があった場合にどう処理していいか迷う場合もあるのではないでしょうか。この記事では、経費で値引があった場合の仕訳について正確に把握したい人向けの内容を紹介します。値引や割引の種類や、値引・割引があった場合の具体的な仕訳内容について解説しますので、経理業務の参考にしてください。

関連記事:経費とは?わかりやすく解説|何が経費になるのかや精算の流れなど基礎的な知識を紹介

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1.経費における値引や割引の種類

経費 疑問
経費の仕訳で使われる値引きには、仕入値引と割引値引があります。割引には仕入割戻、仕入割引があり、正しく仕訳を行わないと売上の二重計上や、請求漏れが発生する可能性があります。そのため、経理の業務は複雑ですが、それぞれについて正しく理解しておく必要があるのです。以下で詳しく解説します。

関連記事:経費を計上するタイミングとは?|企業会計で知っておきたい発生主義・現金主義を解説

2.仕入値引と売上値引

経費 紙
ここからは、仕入値引と売上値引について解説します。

2-1.仕入値引

仕入値引とは仕入れた商品の価格が後から値引きされた場合のことをいいます。経理上の仕訳作業では、仕入れを行った際の仕訳と逆の処理を行うことで辻褄を合わせます。例えば、仕入れ金額1,000円を買掛金で計上していた場合で200円の値引きがあれば、その逆の仕訳を切ることで仕入値引きの処理が完了するのです。

仕訳で例えると、

<仕入れ時>
仕入 1,000円/買掛金 1,000円
<値引時>
買掛金 200円/仕入 200円

となります。

2-2.売上値引

売上値引とは、一度売上として計上したにもかかわらず、何らかの理由があって値引きを行った際に行う手続きです。たとえば、売上品の量目不足、品質不良、破損などの理由で対価から控除される金額をいい、売上高から控除する対応を取らなくてはなりません。

仕訳の例としては、

<売上時>
売上 1,000円/売掛金 1,000円
<値引時>
売掛金 200円/売上 200円

といった仕訳を切ります。

3.仕入割戻や仕入割引との違い


ここからは、仕入割戻と仕入割引の違いについて解説します。

3-1.仕入割戻

仕入割戻(リベート)とは、一定期間に多額もしくは大量の仕入れをした際に代金の一部が返還されることをいいます。たくさん仕入れてくれたお礼に少しおまけをします、という意味合いです。経理上の仕訳としての注意点は価格が事後に下がるために、仕入高から控除するということです。

割戻を受けた場合は、値引きと同様に仕入れ時と逆の仕訳で処理をします。

<仕入れ時>
仕入 3,000円/買掛金 3,000円
<割戻時>
買掛金 500円/仕入 500円

3-2.仕入割引

仕入割引とは買掛金を支払期日よりも前に支払うことにより、本来の記事から早まった期間に応じて、その利息に相当する額を支払金額から割引することです。仕入値引との違いは勘定科目を使って処理するところになります。そのため、仕入割引という科目を使い1回で処理します。

<仕入割引>
仕入 5,000円/買掛金 4,800円
      /仕入割引 200円

参考例では4%で仕入割引を受けた場合の仕訳を紹介しています。

4.値引を受けた際の仕訳方法


ここからは値引を受けた際の仕訳方法を解説します。

4-1.仕入値引を受けた際の仕訳

仕入値引を受けた際の仕訳方法を紹介します。

ポイントとしては値引を受けたタイミングで、仕入れ時と逆の仕訳を行うことです。たとえば買掛金で仕入れを行った場合、以下のような仕訳となります。

例)7,000円で仕入れた商品を、1,000円値引いてもらった場合

<仕入れ時>

借方

貸方

仕入

7,000円

買掛金

7,000円

続いて、仕入値引きにより、予定よりも安く仕入れることができた場合は以下のように逆仕訳を行いましょう。

<値引きしてもらった際の仕訳>

借方

貸方

買掛金

1,000円

仕入

1,000円

 

値引きを受けた金額を後から差し引く仕訳を切ることで辻褄を合わせます。

4-2.売上値引が起きた際の仕訳

売上値引が起きた場合の仕訳についても解説します。

基本的に売上値引の処理は、売上が発生した際と逆仕訳を行ってください。例えば、10,000円の売上が発生し、後から何らかの理由で売上値引が発生した場合の仕訳は以下のとおりです。

例)10,000円で販売した商品を、2,000円値引した場合

<売上時の仕訳>

借方

貸方

売掛金

10,000円

売上

10,000円

 

続いて逆仕訳を行うこと売上値引の処理を行います。

<商品を値引した際の仕訳>

借方

貸方

売上

2,000円

売掛金

2,000円

もともと計上していた売上を減らすことで、売上値引の処理が完了します。

売上値引をはじめ、日々のお金の動きによって仕訳業務は毎回発生します。また勘定科目ごとに仕訳も異なり、注意する必要があります。当サイトで無料配布している「勘定科目と仕訳のルールBOOK」では基本的な勘定科目から、その科目に応じた仕訳例まで網羅的に解説しております。

勘定科目や仕訳に関してまだ知識が曖昧な方にとっては、調べたい時にいつでも参照できる参考書のような資料となっており、大変参考になるので、ぜひこちらから無料でダウンロードしてご覧ください。

5.経費使用時にポイントで値引きをした場合の仕訳方法

ポイント
ここからは経費使用時にポイントで値引きした場合の仕訳方法について、

・現金支払額で処理する場合
・仕入値引や収入で処理する場合

kそれぞれのケースを解説します。

5-1.現金支払額で処理する場合

現金支払額で処理する場合はポイント使用分を支払金額から控除してシンプルに仕訳します。

例:5,000円の事務用品を500ポイント使って現金で支払った
事務用品費 4,500円/現金 4,500円

ただし、注意点として値引される前の金額や、実際の値引き額が把握できないという問題があります。把握したい場合は以下のような仕訳を切りましょう。

事務用品費 5,000円/現金 4,500円
         /事務用品費 500円

この仕訳を行うことで、後からポイントで仕入値引したことがわかります。

5-2.仕入値引や収入で処理する場合

仕入値引や収入で処理する場合、仕入値引については仕入れに関する支出しか利用できません。
そのため、消耗品費などの場合は雑収入などの勘定科目を使って処理を行います。

例:10,000円の事務用品を500円のポイントを使って現金で仕入れた場合

事務用品費用 10,000円/現金 9,500円
           /雑収入 500円

仕訳を行う場合は、基本的に同じ処理方法を継続すれば、どの方法でも問題ありません。

6.まとめ

領収書 まとめ
経理業務を行っていると、頻繁に仕入値引や割戻、売上値引、割戻が発生します。その際、正確な仕訳処理の方法を知っておくと混乱せずに対処できるようになるでしょう。本記事で紹介した仕訳方法を日々の経理業務の参考にしてください。

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