GWが終わり、5月も半ばを過ぎました。
新型コロナウイルスの影響により、今年の採用活動は例年よりも長期化していることと思います。
これまでの働き方からの変更を余儀なくされる中、さまざまな対応に追われる人事ご担当者の方も多いことでしょう。
しかし、このような有事の時こそ、働き方を一新するためにHR Techの活用を検討してみてはいかでしょうか。
本記事では、2020年4月にリリースされた中から15のHRサービス・プロダクトをご紹介します。
HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。この他に、2020年4月にリリースされたHR関連のサービス・プロダクトがございましたら、こちらまでご連絡いただけますと随時追加してまいります。 【HR NOTE編集部 問い合わせ窓口】 |
1.採用支援に関するサービス・プロダクト
01
面接コボット
アルバイト求人の面接日程調整をチャットで簡単に完了できる
- 面接の設定にかかる全ての業務をスマートフォンの操作のみで完結
- 応募者の就業条件を事前に確認したり、応募者とのやりとりを自動で対応してくれたりする
- 面接の前日に求職者へのリマインドメールを自動送信したり、採用担当者への面接者一覧を自動作成してくれたりする
提供会社:ディップ株式会社
02
CONET-コネット-
「サブスク広告」×「直感でバイト探し」
- アプリ内に登録したユーザー情報に最適化された求人が表示される
- 写真・動画・雇用者プロフィールからマッチしたバイトを直観的に選ぶことができる
- 求人掲載費用は無料(プレミア機能を使用する場合は月額4,980円)
提供会社:株式会社ロコフル
03
ワンキャリアクラウド
新卒採用特化型のクラウドサービス
- ワンキャリアが独自に保有する30万件の学生の声をもとにしたデータ・コンテンツを活用
- 就活メディアでのアプローチを可能とする「ワンキャリアクラウド求人掲載」に加え、2020年夏に他社の選考内容などを閲覧できる「ワンキャリアクラウド採用計画」がリリース
- 「ワンキャリアクラウド採用計画」は、事前登録企業へ2カ月間の無償提供を実施
提供会社:株式会社ワンキャリア
04
ミキワメ
採用の合否判断を科学的に支援
- 社員の性格データをもとに、採用候補者を採用するべきかどうか、社員の性格データをもとに判断できる
- 採用候補者と似ている社員がわかるため、直観的に候補者の性格を把握できる
- 採用候補者がどの配属先と相性が良いかわかる
提供会社:株式会社リーディングマーク
05
inAIR(インエア)
「AI」×「脳科学」で採用課題を解決
- 応募者の外見的な要素を客観的に測定する「WEB面接」に脳神経科学理論にもとづき応募者の職務適合度を分析する「ゲーム型テスト」を組み合わせた評価資料を作成してくれる
- 応募者はいつでもどこでも受験でき、分析は素早くボタン一つで可能
- 客観的な情報をもとに、対面面接時に確認するべき特徴や理解しやすい質問を提案してくれる
提供会社:株式会社マイダスアイティジャパン
06
Pocket works
留学生特化スカウト型プラットフォーム
- 留学・ワーキングホリデー・進学・就職など、さまざまな理由で海外にいる方とつながることができる
- 人材紹介よりも採用コストが低い
- 企業側からメッセージを送信でき、帰国前の優秀な人材にもいち早くアプローチが可能
提供会社:I Links株式会社
07
workhop
気になる人を「おためし」で採用
- 求職者がちょっとした興味で応募できるため、従来の転職市場には出てこない優秀な人材にもリーチできる
- 採用前に一緒に働くことができるので、候補者のスキルやカルチャーがマッチした状態で安心して採用できる
- 料金は、本採用したときのみ発生する(完全成果報酬型)
提供会社:株式会社n
08
HRFan
選考辞退率の低減が期待できる分析ツール
- 企業の採用選考における候補者体験を改善し、選考辞退率の低減に貢献
- 採用選考を受けている候補者にアンケートを実施し、高精度な分析をおこなうことができる
- 専任のカスタマーサクセスが月次でミーティングを実施し、改善施策の実行までサポート
提供会社:sasry株式会社
2.組織開発に関するサービス・プロダクト
09
RemoRoom
リモートワークのコミュニケーション不足を解決
- リモートワークの大きな課題である「社内コミュニケーションの希薄化」を解消
- 雑談により、メンバー同士の仲が深まったり、思いがけないアイデアが生まれたりすることを促進する
- 雑談の制限時間は10分に設定してあるため、業務に支障が出ることなくメリハリを持って仕事ができる
提供会社:ハイマネージャー株式会社
10
reporu(レポル)
はなれていても、強いチームを。
- 時間的・場所的・専門的にも「はなれる」ことの多いチームでも、円滑なコミュニケーションをおこなうことができる
- OKRに基づいた目標管理やレポートにより、円滑なチームワークが生まれる
- すべての機能が無料で利用できる(30名以上で利用する場合は、月額利用料15,000円~。)
提供会社:株式会社reporu
11
WorkStyleAnalyzer
テレワークでも、従業員のパフォーマンス向上を。
- テレワークを実施している社員のパフォーマンスを定量的に見える化できる
- PCの稼働状況から自動的に勤怠管理も可能となり業務管理・改善を実現する
- 業務状況の可視化により、個人の人事評価の見直しをおこなうことができる
提供会社:株式会社ADDIX
12
CANTERANO(カンテラーノ)
経験豊富な現役プロ人事のシェアリングサービス
- 戦略人事アカデミー「CANTERA」で独自のトレーニングを積んだ卒業生の現役プロ人事約300名が副業で人事業務をサポート
- 会社規模や事業フェーズに合わせて、さまざまな提案が可能
- 特にスタートアップ企業において経験豊富なプロ人事が多数在籍している
提供会社:株式会社All Personal
13
nikuQ
社内コミュニケーションの活性化を促進
- 異なるオフィスやテレワークメンバー、普段関わりの無い人でも気軽にコミュニケーションを取れる
- 状況を見える化することで、自主的なコミュニケーションへの参加を促す
- たまったポイントをAPI連携させ、人事評価の加点や福利厚生、物品の交換などに活用できる
提供会社:株式会社システムエグゼ
14
1on1 Talk
上司と部下の1on1を成功に導く
- 1on1の計画から、終了後のフィードバックや振り返りまで、すべてがクラウド上で完結
- 独自の診断ツールにより、関係値のレベルを把握したり、トークテーマ設定機能で話題を探す手助けをしたりできる
- 価格は、1ユーザー当たり月額300円
提供会社:株式会社サイダス
3.労務管理に関するサービス・プロダクト
15
Chick Tag
育児休業者を一元管理するツール
- 育児休業者と企業のコミュニケーションツールとして、双方の負担軽減やより良い関係構築を可能にする
- 育児休業者の予定管理ができる「カレンダー機能」や、同じ情報を育児休業者すべてに一斉送信するNEWS(掲示板)機能がある
- 導入後3カ月間は無料で利用できる
提供会社:株式会社SNAPSHOT
4.まとめ
2020年4月のHR Techサービス・プロダクトは、採用に関するものが8個、組織に関するものが6個、労務に関するものが1個となりました。
次回は、2020年5月リリースのHRサービス・プロダクトをご紹介いたします。
※2020年にリリースされたHRサービス・プロダクトはこちらから!
▶【2020年1月リリース】16のHRサービス・プロダクトまとめ
▶【2020年2月リリース】11のHR Techプロダクトまとめ
▶【2020年3月リリース】17のHR Techサービス・プロダクトまとめ
※2019年以前にリリースされたHRサービス・プロダクトはこちらから!
▶【2019年総まとめ】リリースされたHRサービス・プロダクトの傾向をまとめてみた
▶【2018年総まとめ】今年リリースされたHR Techサービスの傾向をまとめてみた
▶【2017年総まとめ】今年リリースしたHR系プロダクトを時系列でまとめてみた