アルバイトの定着率が悪い原因は2つ!離職を減らす2つの施策を提案 |HR NOTE

アルバイトの定着率が悪い原因は2つ!離職を減らす2つの施策を提案 |HR NOTE

アルバイトの定着率が悪い原因は2つ!離職を減らす2つの施策を提案

※本記事で紹介しているサービスの一部は、サービス提供企業様の広告として掲載しております。

「雇ったアルバイトが1週間で辞めてしまった」など、アルバイトが短期間で離職してしまうという悩みを抱えている採用担当者は多いのではないでしょうか。

アルバイトの定着率が悪い背景には、「人手不足」と「労働条件のミスマッチ」という2つの課題があることが考えられます。

本記事では、アルバイトの定着率が悪い状況についてその問題点から原因、改善するための施策を解説いたします。

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1|アルバイトの定着率が悪い状況を改善すべき理由

アルバイトの定着率が悪いことは、店舗で働く従業員(社員、アルバイトを含む)に悪影響を与えます。

それは、アルバイトが辞めて労働力が減った分、残った従業員の仕事量が増えたり、新しく入ってきたアルバイトの教育係が必要になったりと、負担が増加するためです。

ここでは、アルバイトの定着率が低い状況を改善すべき理由を解説します。

1-1|採用コストがかかる

アルバイトが辞めてしまった場合、その人を補う人員を確保する必要があります。

そのため、採用したアルバイトがすぐに辞めてしまう状況が続いて、常にアルバイトを募集している企業も多いでしょう。

また、アルバイトを募集する際、企業は求人サイトを通して学生・フリーター・主婦からの応募を募ることが多いのではないでしょうか。

求人サイトに求人を出すためには、掲載料がかかります。求人サイトの掲載料金は首都圏で2万円~20万円(1週間)程度です。

【参考】アルバイト支援サービス アルバイトサイト

そのため、アルバイトの定着率が悪いと、企業の採用コストがかかるというデメリットがあります。

1-2|企業全体の売上が下がる

アルバイトの定着率が悪いということは、人の入れ替わりが激しい状況です。そして新しく入った新人のアルバイトでは、当然できないことが多くあります。

そのため、長く働いているアルバイトは、自分の仕事に加えて、新人のアルバイトに仕事を教えなければなりません。

このような状況が続くと、店舗全体で提供するサービスの質が低下する可能性があります。

サービスの質が低下したことで利用者の満足度が下がり、利用者数や購入単価が下がるケースも考えられます。

アルバイトの定着率が悪い状況は、長期的に大きな損失を生む可能性があるため、企業にとって重要な課題といえるでしょう。

2|アルバイトの定着率が悪い原因

アルバイトが辞めてしまう理由はさまざまですが、「アルバイト・パートを「続ける理由」「辞める理由」【2016年版】」によると、主な理由は下記の4つです。

【アルバイトの離職理由】

  1. 人間関係が悪い
  2. 労働時間が長い
  3. 仕事内容が合わない
  4. 時給が低い

なぜこのような離職理由が生まれるのでしょうか。根本となる原因を解説します。

2-1|人手不足

労働時間が長い背景には、「人手不足」という課題が考えられます。

人手不足によって、アルバイトの労働時間が長くなってしまう原因のひとつに「シフト制」があげられます。

24時間営業のコンビニや営業時間が長い飲食店では、人手不足の場合シフトに入ることができるアルバイトが少ないため、一人ひとりの労働時間が長くなってしまいます。

人手が足りない状況は、従業員の業務量を増やしたり、店長もシフトを組めず自分が長く働いたりなど、「辞めたい」と思わせる根本的な問題だといえるでしょう。

2-2|労働条件のミスマッチ

仕事内容が合わない・時給が低い背景には、企業とアルバイトの間にミスマッチが生じていることが考えられます。

企業はアルバイトを採用する際に、働く本人に「労働条件」を明示しなければなりません。

【明示しなければならない労働条件】

  • 労働契約の期間
  • 仕事をする場所
  • 従事する業務の内容
  • 始業・終業時刻
  • 早出・残業等の有無
  • 休憩時間、休日・休暇
  • 交代制勤務がある場合のローテーションに関する事項
  • 賃金の決定、計算・支払いの方法、賃金の締切り・支払いの時期に関する事項
  • 退職に関する事項(解雇の事由を含む)

【参考】厚生労働省「知っておきたい働くときのルールについて」

しかし、アルバイト本人が労働条件を読んでいなかったり、理解していなかったりすると、働く前と後でギャップが生じます。また、理解はしていたけど、働いてから労働条件に合わないことに気づくこともあります。

たとえば、仕事内容でミスマッチが生じるケースとして「飲食店のアルバイトの面接の際には、店長からキッチンで働いてもらうと聞いていたのに、働きはじめたらホールに回された」ことがあげられます。

【参考文献】弁護士ドットコム労働

時給に関してミスマッチが生じるケースとしては「思っていたより仕事量が多く、時給に見合っていないと感じる」こともあるようです。

【参考文献】仕事やバイトでのストレスはどうやって対処したら良い?効果的なストレス解消法を紹介

2つのケースのように、アルバイトとして働く人達の中には、時給にこだわりはないが好きな仕事をしたいと考える人と、仕事内容より時給が高いほうが良いと考える人がいます。

企業がアルバイト本人の価値観を変えることや、単純に時給を上げることは容易ではありません。

そこで、企業ができることとして「自社と価値観が合う人を採用する」ことがあげられます。

しかし実際は、「働く前に具体的な説明はなかった」「労働条件が記載された書面はなかった」というアルバイト経験者の声があがっています。

3|自社と価値観が合う人を採用するための施策

アルバイトが辞める根本的な原因は、「人手不足」と「労働条件のミスマッチ」です。2つの原因は、採用を見直し、「自社と価値観が合う人を採用する」ことで解消できる可能性があります。

自社の価値観に合う人を採用し、人手不足と労働条件のミスマッチを解消すれば、アルバイトの定着率を上げることができるのではないでしょうか。

そこで今回は、アルバイトの定着率を上げるために、採用において実践できる施策をご紹介します。

3-1|新しい福利厚生の制度を取り入れる

採用に関わる施策として、「福利厚生を充実させる」ことがあげられます。

労働条件の中でも、福利厚生を重要視する価値観を持った求職者は、福利厚生に力を入れている企業に魅力を感じるのではないでしょうか。

福利厚生」というと、正社員のための制度という印象を持たれている方は多いかもしれません。しかし、アルバイトも福利厚生を受けることができます。

【参考】厚生労働省「パートタイム労働法の概要」12条

アルバイトのための福利厚生制度には、「社割が適用され店舗の商品を安く購入できる」制度や「店舗と保育施設を併設して、パートと育児の両立を応援する」制度などがあります。

また、「給与前払いサービス」を福利厚生として取り入れることもできます。

3-2|新しい採用手法を取り入れる

求人サイトから応募してきた求職者が、自社の価値観に合う人かどうか判断することは難しいでしょう。

アルバイトの採用では、求人サイトから応募してきた求職者と、現場の責任者が面接をおこなって合否を決める流れが一般的です。

アルバイトの面接は短時間で終了し、回数も1度だけのケースがほとんどであるため、アルバイトの面接で求職者を深く理解することは困難です。

そこで、新たな採用手法としてアルバイトの採用市場で注目されているのが「リファラル採用」です。

リファラル採用とは、すでに働いている従業員が自身の友人・知人・家族を紹介する採用方法です。

従業員との私的なコミュニケーションを通して、現場の魅力や雰囲気をリアルに伝えることができるため、価値観のミスマッチが起こりにくいというメリットがあります。

そのため、リファラル採用は、アルバイトの定着率の向上に効果があるのではないでしょうか。

アルバイトのリファラル採用の成功事例については、以下の記事で詳しく紹介しています。

4|まとめ

アルバイトの定着率が悪い場合は、「自社の価値観に合った人を採用する」ことに力を入れると良いでしょう。

企業の採用担当者は「なぜアルバイトが辞めてしまうのか」「根本的な課題はなにか」と問題を深掘りして施策を打ちましょう。

本記事であげた施策は一例であり、アルバイトの定着率を上げるためにできることは他にも数多くあります。

店舗をまとめる企業の人事担当者は一度、店舗が抱える問題を洗い出し、本質的な課題を探ってみてはいかがでしょうか。

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