エンゲージメント向上にむけたマネジメント方法の紹介 |HR NOTE

エンゲージメント向上にむけたマネジメント方法の紹介 |HR NOTE

エンゲージメント向上にむけたマネジメント方法の紹介

業績が思うように伸びない」、「従業員に活力を感じない」などの悩みを抱えていませんか?

問題の原因は企業によって様々ですが、一因として従業員のエンゲージメントの低さが挙げられます。

今回はマネジメントを用いた従業員のエンゲージメントの高め方について紹介していきます。

関連記事:従業員エンゲージメントの向上施策とは?|種類や事例について詳しく解説!

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近年、急速に進むDXに対応するため、各企業でIT人材不足を解決することが不可欠となっています。しかし、IT人材を採用することは年々難しくなっているため、自社社員にIT教育をおこなう「リスキリング」に注目が集まっています。

中には、

  • リスキリングの重要性は理解しているが、具体的な取り組み方が分からない
  • 実業務が忙しく、リスキリングは後回しになっている

というような方も多いのではないでしょうか?

本セッションでは、「リスキリング」の基本的な考え方から、各企業の先進的な事例まで、専門家・行政・企業のそれぞれの視点から具体的なノウハウをご紹介します。

セッション視聴後、すぐに実践できる内容となっているので是非お申し込みください!

1.エンゲージメントとは

マネジメント方法の紹介の前に、“エンゲージメント”についてご存じでしょうか。

ここでは従業員満足度との違いに触れながら、エンゲージメントについて解説します。

従業員エンゲージメント

エンゲージメント(engagement)とは複数の場面で用いられますが、一般的には「誓約」や「契約」といった意味合いがあり、「深い繋がりをもった関係性」を示しています。

ビジネスの場においては「職場(企業・団体)と従業員の関係性」や「自社と顧客の関係性」を表す際に使われます。

従業員エンゲージメントとは、従業員が会社の戦略や目標を理解し、積極的に貢献することを指します。

従業員エンゲージメントが高まると、従業員が自発的に自分の力を発揮する貢献意欲が向上するといった現象が見られ、業績アップに直接繋がります

大切なのは、従業員自らが目標を設定し、やり遂げることで得られる達成感正当な評価といった動機付けを行う必要があるということです。

従業員満足度との違い

従業員エンゲージメントは従業員満足度(ES)とは考え方が異なります。

従業員満足度とは、職場環境や賃金人間関係待遇福利厚生などにおける従業員の満足度のことです。

上記に挙げた項目を改善、向上を行っても、従業員満足度の向上にはつながりますが、必ずしも従業員の能力向上や貢献意欲の形成には繋がりません

従業員との関係性を高めるために満足度の向上も大切ですが、エンゲージメントの向上を図ることで従業員1人1人の業務に対する能力の発揮度合い貢献度が変わってきます。

2.エンゲージメント向上のメリット

エンゲージメント向上のメリットについて

・離職率の低下
・人材の確保

この2点から解説していきます。

【メリット1】離職率の低下

離職理由には様々な事情が考えられますが、若年労働者の離職理由には

・長時間労働や休日・休暇の条件がよくなかった
・人間関係の悪化
・肉体的・精神的な健康の不調
・会社に将来性がない
・仕事がうまく出来ず自信を失ったため

(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 第2回若年者の能力開発と職場への定着に関する調査より抜粋)

などが挙げられました。

エンゲージメントを高めることで、企業理念の理解が深まり、企業と従業員の関係性の向上にも繋がるため、信頼関係が生まれます。

信頼して働ける企業だという認識があれば、可能な限り長く働きたいという気持ちが芽生えてきます。

【メリット2】人材の確保

従業員満足度ではなくエンゲージメントを高めることで、従業員は企業での働きがいを見出します。

働きがいを感じることで積極的な働きに繋がり、業績が目に見える形で上がると、世間における企業の認知度の向上働きやすさなどの評判の高さがなどが世間に周知されるようになります。

企業での働きやすさが就職や転職活動をしている人の間で話題になることで、新たな人材の確保に繋がり、優秀な人材を確保できる可能性も上がります。

3.昨今のエンゲージメント事情

昨今ではマネジメントによってエンゲージメントを向上させることは難しいと言われています。

ひと昔前とは異なり、多様な価値観が尊重されるようになったことで、様々な考えをもった従業員が増えたからです。

従来のように従業員一律でのマネジメントでは、従業員1人1人に合った方法とはならず、個性や能力を引き出すことが難しい状況です。

以上の背景を受けて、従業員のエンゲージメントに着目し、従業員と企業の良好な関係を構築することによってマネジメントを行います。

4.マネジメントを通して、エンゲージメントを向上させる方法

マネジメント方法にもいくつか種類があります。

有名な方法に「MBO(Management by Objectives)」と呼ばれる個人もしくは部署単位で目標を設定し、達成度合いを評価する人事評価システムがあります。

この評価システムでは、客観的で公平な評価の実現・自主性の育成が可能になるため、エンゲージメントの向上が期待できます。

しかし時間がかかってしまう側面があり、変化の激しい現代では対応が追いつかない危険性があります。

以下に紹介する2つの人事評価システムはこのような欠点を補い、効果的に従業員のエンゲージメントを高められます。

【方法1】リアルタイムフィードバック

リアルタイムフィードバックは1つのタスクを終えるごとにフィードバックを行う評価システムです。

こまめに振り返りを行うことで、長期間で行うよりも確実性の高い評価が実現できるメリットがあります。

またやり取りが増えるため、コミュニケーションも活性化するため、エンゲージメントの向上が期待できます。

【方法2】パフォーマンスマネジメント

パフォーマンスマネジメントは、上司と部下の対話を重視する評価システムです。

この方法により、部下は目標のためにサポートを受けられ、上司は適切な評価を与えられるという職場環境が構築可能になります。

先ほど紹介したMBOよりも短期間で行うこともあり、従業員が業務に対し主体的に挑戦できるようになることが最大のメリットです。

5.【注意!】誤ったマネジメントをしてしまわないために

ここまで従業員のエンゲージメントを高める必要性や方法について触れてきましたが、正しい方法で行わないとかえってエンゲージメントを損ねてしまう場合もあります。

エンゲージメントの向上にあたって従業員間でトラブルが発生してしまわないために、以下では悪化してしまうケースについて紹介します。

【例1】上から目線でコミュニケーションを取る

上司と部下の関係性は上下関係が必然的に発生してしまいます。

特に指導をおこなう際の言葉や態度に上下関係が発生しやすくなります。

高圧的な態度で上司が部下に接してしまうと、部下のエンゲージメントが低下してしまう恐れがあります。

対等な関係を築く必要はありませんが、上司は部下が接しやすい対応を心がけるとエンゲージメント向上や良好な関係構築に繋がります。

【例2】選択肢を与えないアドバイス

普段の何気ない会話から無意識的に自身の価値観を押し付けてしまう可能性があります。

アドバイスをする際に、相手の意見を聞かず一方的に意見を述べてしまうと価値観を押し付けていることになり、適切なアドバイスの提示とは程遠くなってしまいます。

アドバイスを受けた側は選択肢を与えられないことで、自己肯定感が低下し、結果としてエンゲージメントの低下にも影響を及ぼします。

特に上下関係のある上司・部下間でコミュニケーションを取る際には、双方で相手の意見を尊重することを心がけましょう。

6.まとめ

今回は従業員のエンゲージメント向上にむけたマネジメントの方法について紹介しました。

会社の規模や状況によってマネジメント方法は変わってきます。

自社ではどのようなアプローチが合うかを適切に見極め、企業と従業員が一体となって取り組める方法を編み出し、従業員のエンゲージメント、ひいては業績アップに繋げていきましょう。

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