福利厚生でオフィスコーヒーを導入するメリットは?方法・注意点を解説 |HR NOTE

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福利厚生でオフィスコーヒーを導入するメリットは?方法・注意点を解説

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「福利厚生でオフィスにコーヒーを置くのはどうか?」

「福利厚生でコーヒーを導入するメリットや注意点を詳しく知りたい」

上記のような悩みを抱えている担当者もいるでしょう。

福利厚生としてコーヒーを提供すれば、社員の生産性が向上したりコミュニケーションの促進につながったりするなどのメリットがあります。ただし、コーヒーの導入には費用がかかるため、自社で使用できる予算を把握しておくことが大切です。

そこで本記事では、福利厚生でコーヒーを導入するメリットや方法・注意点について解説します。福利厚生でコーヒーの導入をお考えの担当者は、ぜひ参考にしてください。

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1. 福利厚生でオフィスコーヒーは導入できる?

福利厚生としてオフィスコーヒーを導入することは可能です。オフィスコーヒーとは、職場内で社員や来訪者に対して、コーヒーを提供することを指します。来訪者に対して、コーヒーやお茶などの飲み物を提供する光景を、職場でよく見かけるのではないでしょうか。

近年では、社員に対する福利厚生としてコーヒーを提供する企業が増えています。業務の合間や休憩時間にコーヒーを飲むことで、集中力アップや社員同士のコミュニケーションの促進につながるためです。

オフィスコーヒーは、自動販売機やコーヒーマシンを使って気軽に導入できるため、多くの企業で取り入れられています。

1-1. オフィスコーヒーは法定外福利に含まれる

オフィスコーヒーの提供は、法定外福利厚生に含まれます。法定外福利厚生とは、企業が自由に導入できる福利厚生のことです。法律上の義務ではないため、導入していなくても罰則などはありません。また、運用ルールなども企業が自由に設定できます。

なお、法定福利厚生は法律によって導入することが義務付けられているため、必ず整備しなければなりません。法定福利厚生には、健康保険や厚生年金保険などの社会保険が含まれます。

2. 福利厚生でコーヒーを導入する6つのメリット

福利厚生でコーヒーを導入するメリットは以下の通りです。

  1. 生産性の向上につながる
  2. コミュニケーションの促進につながる
  3. 社員満足度が向上する
  4. 新しいアイデアが生まれるきっかけになる
  5. 来客対応時に役立つ
  6. コストをかけずに導入できる

コーヒーの導入で企業にとってさまざまなメリットがあります。

2-1. 生産性の向上につながる

福利厚生としてオフィスコーヒーを導入することで、生産性の向上につながります。コーヒーを飲むことで業務に対する集中力ややる気がアップするためです。

コーヒーに含まれるカフェインには、やる気やモチベーションなどに影響を与えるドーパミンの分泌を促す効果があります。

またカフェインには覚醒作用があるため、眠気が襲ってきたときに効果的です。業務の合間にコーヒーを飲むことで、集中力ややる気がアップして生産性が向上するでしょう。

2-2. コミュニケーションの促進につながる

社員同士のコミュニケーションの促進につながる点も、コーヒーを導入するメリットです。コーヒーを飲む場所を提供すると、会社の中のさまざまな社員が集まります。同じ部署だけでなく、他部署の社員と顔を合わせる機会が生まれるでしょう。

普段関わりのない社員とコーヒーを通じて親しくなれる可能性が高いです。社員同士のコミュニケーションが増えると、職場の雰囲気が良くなります。

また違う部署の社員と話すことで、新しいアイデアが生まれるきっかけになりやすいです。

コーヒーの導入は、職場内のコミュニケーションの増加や働きやすい雰囲気作りに効果的といえます。

2-3. 社員満足度が向上する

福利厚生でコーヒーを導入すると、社員満足度が向上します。仕事の合間や休憩中にコーヒーを飲むことが習慣になっている人もいるでしょう。

会社にコーヒーを淹れたり買ったりする場所がなければ、近くのコンビニや自動販売機まで買いに行く手間がかかります。

しかしコーヒーを提供すれば、自分好みのコーヒーをすぐに楽しめるため、職場を快適だと感じる社員が増加するでしょう。

社員満足度が向上すれば離職率の低下につながり、働き続けてくれる社員が増えます。

2-4. 新しいアイデアが生まれるきっかけになる

福利厚生としてオフィスコーヒーと導入すれば、新しいアイデアが生まれる可能性が高まるでしょう。業務中とは異なる気軽な会話のなかから、新しい商品やサービスを考案するヒントが得られるケースもあります。

また、普段は話さない人とコーヒーを飲みながら気楽に話をすることで、新しい発想や考え方に出会えることもあるでしょう。

2-5. 来客対応時に役立つ

オフィスコーヒーを導入しておけば、来客時にすぐに振る舞うことができます。わざわざ会社の外へ買いに行く必要もなくなり、無駄な作業を減らすことが可能です。

コーヒーを出すことでカジュアルな雰囲気になるため、クライアントや取引先との関係性を強化することにもつながるでしょう。企業のイメージアップも狙えます。

2-6. コストをかけずに導入できる

比較的少ないコストで導入できることも、オフィスコーヒーのメリットのひとつです。複雑なシステムや大規模な設備を必要とする福利厚生とは異なり、オフィスコーヒーは簡単に導入できます。

自動販売機やコーヒーマシンを設置すればよいため、導入までの時間もそれほどかかりません。気軽に導入できる福利厚生を探している場合は、選択肢のひとつとして検討してみましょう。

3. 福利厚生でコーヒーを導入する2つのデメリット

福利厚生でコーヒーを導入するデメリットは以下の通りです。

  1. 導入費用がかかる
  2. 飲めない人がいる可能性がある

デメリットを把握してからコーヒーの導入を検討しましょう。

3-1. 導入費用がかかる

少ないコストで導入できるとはいえ、福利厚生でコーヒーを導入するためには、ある程度の費用がかかります。導入する方法によっても異なりますが、以下のような費用が発生するでしょう。

  • コーヒーマシンの購入・レンタル費用
  • 自動販売機の設置費用
  • インスタントコーヒーの購入費用
  • 電気代

コーヒーマシンや自動販売機の場合、メンテナンス費用がかかることがあります。

自社で使用できる予算を考慮して、導入する方法を考えなければなりません。導入するとどのくらいの費用がかかるか、事前に計算しておくことが大切です。

3-2. 飲めない人がいる可能性がある

福利厚生でコーヒーを導入しても、飲めない人がいる可能性もあります。体質的に飲めなかったり、臭いが苦手だったりする人もいるでしょう。

職場でコーヒーを飲む社員が少なかった場合、福利厚生でコーヒーを導入する意味は薄いです。社員の意見を聞いてから、コーヒーを導入するかどうか決めましょう。

4. 福利厚生でコーヒーを導入する方法4選

福利厚生でコーヒーを導入する方法は以下の通りです。

  1. コーヒーマシンをレンタルする
  2. コーヒーマシンを購入する
  3. 自動販売機を設置する
  4. オフィスコンビニを設置する

自社の予算に合わせた方法で、コーヒーを導入しましょう。

4-1. コーヒーマシンをレンタルする

福利厚生でコーヒーを導入する方法に、コーヒーマシンのレンタルがあります。月額料金でコーヒーマシンを設置できるため、初期費用を抑えたい企業におすすめです。

しかし、レンタル期間に縛りがあり、一定期間は解約できないケースもあります。使う人が少ないのに、レンタル費用だけ支払い続ける状況になると、会社の経費がかさむため要注意です。

トライアルとして導入できるマシンで、一定期間様子をみるなどの対策をおこないましょう。また長期間使用する場合、マシンを購入するよりもコストがかかる可能性もあります。

4-2. コーヒーマシンを購入する

コーヒーマシンの購入は初期費用が高くなりますが、長期的に使用するのであればコストパフォーマンスが良い方法です

レンタルの場合、豆の購入やメンテナンスの費用に加えて、毎月マシンのレンタル費用がかかります。しかしマシンを購入すれば、毎月のランニングコストを抑えられるでしょう。

しかし利用率が低かったり使う人がいなかったりすると、購入するのは得策とはいえません。社員に対してコーヒーマシンを利用するかどうかのアンケートを取るなど、ニーズを調査してから購入しましょう。

4-3. 自動販売機を設置する

自動販売機を設置することで、24時間365日好きな時間にコーヒーを楽しめます。設置するメーカーを選べるので、社員のニーズに沿ったコーヒーを提供可能です。

しかし電気代がかかる点がデメリットといえます。また自動販売機は、売上が見込める場所でないと設置できません。利用する人がいなければ、メーカーが設置してくれないので注意しましょう。

設置にはある程度のスペースが必要な点にも留意して、自動販売機の導入を検討してください。

4-4. オフィスコンビニを設置する

福利厚生でオフィスコンビニを設置すれば、社員にコーヒーを提供できます。オフィスコンビニとは、専用の棚や冷蔵庫を設置し、お菓子や飲料などの商品を無人で提供するサービスです。

コーヒー以外にも、お惣菜やお菓子などの商品も取り扱えるため、社員がコンビニに行く手間を省けます。初期費用や月額利用料がかからないオフィスコンビニもあるため、コストを気にせず導入可能です。

しかし導入条件として、利用人数や購入金額の最低ラインが設定されているケースが多いため、注意しましょう。

5. 福利厚生でコーヒーを導入する際の2つの注意点

福利厚生でコーヒーを導入する際の注意点は以下の通りです。

  1. 利用率とニーズを把握しておく
  2. 適切な設置場所を確保する

福利厚生でコーヒーの導入を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。

5-1. 利用率とニーズを把握しておく

社員の利用率とニーズを把握してから、福利厚生でコーヒーを導入することが大切です。会社でコーヒーを飲む需要がないのに、マシンや自動販売機を設置しても、電気代や購入費用が無駄になります。

たとえば、社員に対して以下のようなアンケートを取ることがおすすめです。

  • コーヒーを提供する場の必要性
  • 設置してほしい場所
  • 好きなメーカー

利用率とニーズがあることを把握してから、コーヒーマシンや自動販売機を導入しましょう。

5-2. 適切な設置場所を確保する

福利厚生でコーヒーを導入する際は、適切な設置場所を確保しましょう。たとえば、コーヒーマシンを設置する際に仕事場の近くに置くと、臭いや作るときの音で業務の妨げになる可能性があります。

またコミュニケーションの活性化を目的とするなら、社員同士が集まりやすい広いスペースに設置しなければ効果がありません。

適切な設置場所を確保できれば、利用率がアップして職場を快適だと感じる社員の増加につながります。

6. 自社に合った方法で福利厚生を導入しよう!

今回は、福利厚生としてオフィスコーヒーを導入するメリット・デメリットや導入方法などを紹介しました。オフィスコーヒーを導入すれば、社員同士のコミュニケーション活性化や生産性の向上などのメリットを得られます。

ただし、コーヒーマシンを設置する費用やメンテナンス費用が発生するため、事前に予算や社員のニーズをしっかりと把握しておくことが大切です。

また、オフィスコーヒーを導入する方法としては、コーヒーマシンのレンタル・購入、自動販売機の設置などが挙げられます。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自社に合った方法で導入するようにしましょう。

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