今日の日本では、ストレスを抱えている社会人が沢山います。少しでもストレスを軽減させるために、最近注目されているのがペットです。ペットは昔から癒しの存在として人々の心の支えになっています。
そんな中、最近ではオフィスでペットを飼っている企業が増えています。ペットをオフィスで飼うことで、少しでも心が休まることを期待しているのではないでしょうか。また、病気の治療法としても、アニマルセラピーが利用されていることはもちろん、オフィスでペットを飼うということはさまざまな効果をもたらしてくれるかもしれません。
【豪華ゲスト多数登壇!】変化に負けない「強い組織」を育むためにHRが果たすべき役割を考える大型カンファレンス『HR NOTE CONFERENCE 2024』
「人的資本経営」「ウェルビーイング」「DEI」といったトレンドワードが、HR領域だけでなく社会全体に拡がり始めた昨今。自社組織に漠然と"停滞感"を感じ、「うちは取り残されていないだろうか?」「何かやらないといけないのでは・・・」といった不安や悩みを抱える人事・経営者の皆様も多いのではないでしょうか。
本カンファレンスでは、HR領域の有識者の皆様に、様々な組織課題を解決するためのアプローチ方法について解説いただきます。強い組織を育む企業が実践している事例には、組織強化に必要な考え方や人事が果たすべき役割について学べるポイントが多くあります。ぜひ有識者の皆様と一緒に、組織を強化する「共通原理」について考えてみていただければと思います。
オフィスにペットがいることによる3つの効果とは?
オフィスにペットがいることによる効果はいったい何なのでしょうか。一番効果があるとすれば一緒の空間にいる社員です。ペットと軽いコミュニケーションをとることによって気持ちに余裕が出でて、安らぎを感じることができるといいます。
では、具体的にオフィスでペットを飼育することによって、社員にどのような効果があるのでしょうか?
犬や猫と接していたり、話をしたりして、コミュニケーションをとっていると、アニマルセラピーと同様に、コルチゾールというストレスホルモンが抑制されるといいます。このコルチゾールの量が少ないと血圧が下がり、何より精神的に落ち着いた気持ちになるといわれています。
アメリカのハーバード大学の研究結果によると、高血圧で多くのストレスを仕事から感じている人がペットと半年間一緒に過ごした結果、仕事から同じだけのストレスを感じていたにも関わらず、血圧が明確に下がったということです。
このことから、ペットが私たちの健康にいい影響を与えてくれているということがわかります。
仕事仲間と頭の中で認識しているとどうしても仕事以外の会話が減っていき、事務作業的な会話ばかりになるのが現実ではないでしょうか。ですが、オフィスに犬や猫がいたらどうなるでしょうか?
人は動物に接するときは、いつもと違う一面を見せるといわれています。それは、人間の本質的な部分や奥底に眠っている感情などが出てくるといわれており、今まで社員同士での会話が少なかったとしても、動物がきっかけでコミュニケーションがとりやすくなるといわれています。動物と接していると「会話と笑顔が増加する」というのは、ペットを飼っている経験がある人であれば理解していただけるのではないでしょうか。
このことから、オフィスにペットがいることは、社員同士でコミュニケーションをとるきっかけになります。ペットの存在が社員を自然と笑顔にしていくので、社内の雰囲気も格段にあがるかもしれません。
ペットをオフィスで飼うメリットは社員の間だけというわけではありません。社外の方との打ち合わせや会議などでも、ペットがオフィスに居ることで、コミュニケーションが円滑に進み、質のいい話ができるのではないでしょうか。
ペットは緊張をほぐしてくれるといわれています。犬や猫を飼っている人は共感できると思うのですが、動物のリラックスした姿やふわふわした雰囲気は人を和ませてくれます。緊張しているときや、悩みごとがあるときには、ペットの存在が気持ちをやわらげて、緊張をほぐしてくれるでしょう。
また、猫や犬の甘える声は人をリラックスさせる周波数帯なので緊張緩和には最適といわれています。
オフィスにペットがいる企業
みんなのマーケット株式会社は、「くらしのマーケット」を運営している会社です。この「くらしのマーケット」は利用者が利用した生活に必要なサービスの内容や料金、感想などを投稿し、他の利用者が投稿された口コミを比較しながら、サービスを予約できます。
この「みんなのマーケット株式会社」には、茶色と黒と白が混じった2匹の猫がいます。この猫は、社員さんの実家の近くに捨てられていた猫らしくて、それをかわいそうに思った社員が会社に聞いてみたところ、オフィスで引き取ることが決まったそうです。
会社が長期休暇に入るときは、社員が交互に面倒をみるなど、チームとしての協力体制が整っており、猫がいることによって社内コミュニケーションも格段にあがったといわれています。
株式会社オーリーズは、企業のマーケティングをお手伝いする、運用型広告を専門的におこなっている広告代理店です。この会社では「まる美」という猫を1匹飼っており、企業ホームページのメンバー一覧には、看板娘(猫)として「まる美」のプロフィールがあります。サイト内のニュースページにも「まる美」がメディアに取り上げられた紹介や、「まる美」を題材にした記事などが公開されています。
オフィスを移転した際には、猫OKのオフィスビルを探すのが大変だったとか。
オフィスに「まる美」がいることで、社内のコミュニケーションが増え、雰囲気の向上にもつながっているようです。
まとめ
企業がペットを飼う理由はさまざまですが、社員の活性化にもつながるみたいですね。ペットがいることで、社員がストレスを感じることなく仕事に集中でき、社員同士のコミュニケーションの増加や社内の雰囲気が明るくなるといった効果が期待できます。
ペットの飼育が可能なビルにオフィスを構えている企業であれば、社員のペット連れ込みOK、会社で飼うという選択肢がこれから増えてくるかもしれませんね。
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