こんにちは!HR NOTE編集部の藤本です!
女性活躍推進法が2016年4月に施工され、約1年半がたちます。現在、日本の女性の就業率(15歳~64歳)は上昇してきていますが、いまだライフステージの変化に伴い離職するケースも多く、課題も多いのが現状です。働きたくても働けない女性は実に300万人以上。
企業側の女性活躍・雇用促進への関心も高まる傾向にあります。近年では、女性の働き方にスポットをあてた特化型のWeb求人サイトや、転職エージェントサービスが数多く見られるようになりました。
本記事では、そんな女性採用特化型のWeb求人サイトや、転職エージェントサービスを、HR NOTE編集部が独自に調査し、まとめてみました。
Web求人サイト、エージェントサービスそれぞれのメリットもまとめていますので、今後さらに加速するであろう企業内女性活躍推進に、是非お役立ていただけると幸いです。
目次
Web求人サイトに掲載する3つのメリット
①掲載できる情報量が多いため、職場の雰囲気を詳細に伝えることが可能
Webサイトに限らず、女性求職者は仕事探しをする際、「職場の雰囲気」「人間関係」を重要視する傾向があります。
Webサイトであれば、たとえ自社ホームページがなかったとしても、職場の雰囲気や先輩社員のメッセージなどバラエティに富んだ社内の雰囲気を伝えられます。
②インターネットの利用者数が圧倒的
いつでもどこでも情報が手のひらにあるスマートフォン時代、就職活動や転職活動の際も、まずインターネットで情報収集する方が多数です。Webサイトに掲載することで、求職者に対し自社の求人を閲覧してもらう機会も増え、応募も24時間受付可能です。
③求職者の登録情報からターゲット層へ積極的にアプローチができる
求職者がサイトに会員登録する際には、年齢・希望業種・希望職種・希望年収などの情報入力が必要になります。
それらのデータをもとに、ターゲットとする求職者へアプローチがしやすいのもWeb求人サイトの特長です。積極的にコンタクトをとることができるので、その戦略次第では応募数の拡大につながります。また、求人サイト経由であれば、求職者の希望に則した自主的な応募という前提があるため、志望度も高い傾向もあります。
女性特化型の7つのWeb求人サイトまとめ
近年では特に、女性にもスポットをあてたWeb求人サイトも数多く見られるようになりました。
女性求人に特化したサイトもあれば、総合求人サイトの中に、女性カテゴリ・特集を設けているサイトもあります。
ここでは、7つのサービスをご紹介します。
▼「女性求人特化型」Web求人サイト
女の転職@type
【特徴】
掲載求人数 : 約1800件 登録会員数 : 約131万人(2020年7月)
- 「働く環境の特徴」「この仕事の特徴」などがひと目でわかる、相性チャートがある
- 「働くママが在籍してる営業・企画系の仕事」などの情報カテゴリも
- 登録求職者は25~34歳が中心
- 登録求職者の経験職種は「事務系」「サービス・販売系」「営業・企画系」が多数を占めている
- 掲載求人の雇用形態は「正社員」が半数なため、正社員を希望する求職者が多く利用している
しゅふJOB
【特徴】
掲載求人数: -件 登録会員数: 非公開
- 主婦・主夫の採用に特化しているため、社会人経験のある即戦力人材を採用しやすい
- 大手から中小企業まで、28,000社以上の導入実績あり
- 採用コストが1人あたり平均1.5万円以下など、低コストで採用可能
とらばーゆ
【特徴】
掲載求人数 : 約5000件 登録会員数 : 非公開
- 事務・医療・ファッション・美容など、女性の多い領域に特化
- メインユーザーは正社員・契約社員として働く20~34歳の女性
- ライフスタイルに合わせた職場を探せる検索軸がある
- 「女性×求人」等の検索ワードで上位表示されるような求職者流入強化戦術
- 各専門サイト(美容・ファッション・看護)も併設され、経験者・有職者へアプローチできる
▼女性採用も可能な「大手媒体」
マイナビ転職 女性のおしごと
【特徴】
※求人・求職者データベースは、マイナビ転職と同様
掲載求人数 : 約2500件 登録会員数 : 約413万人
- マイナビ転職は、日本最大級の求人案件数、満足度NO.1、使いたいサイトNO.1、転職を決めたサイトNO.1
- マイナビ転職のトップページからの導線がある。
- スカウト登録者は163万人。直接アプローチが可能
- 地域限定の中途採用、若手社会人の採用に強い
エン転職WOMAN
【特徴】
掲載求人数 : 約2000件 登録会員数 : 非公開
- 日本最大級の会員数(日本最大の集客力)
- 独自の検索ページとアプローチ機能でターゲット人材への高露出を確保
- 求人サイトの中でも、詳細で直感的にわかりやすい原稿で、理解度の高い応募者が集まる
- 面接サポートや、前日アラート機能で、面接来訪率を高めることができる
- エン・ジャパンならではの、女性向けの検索条件の設置、求人企業からのスカウトや、専任スタッフによる履歴書・職務経歴書添削、各応募企業の面接内容が事前にわかる「面接アドバイス」など、女性の転職に役立つ多彩な無料サービスも充実
リクナビNEXT
【特徴】
掲載求人数 : 約2000件 登録会員数 : 約700万人
- リクナビNEXTは日本最大級の登録者データベースを保有
- 多様な料金体系とオプションからご要望に合わせて利用プランを選べる
- 応募数が多く、高い費用対効果で採用単価が抑えられる傾向がある
- 職者をサポートする機能も充実している。「育児と両立しやすい職場」や「女性が活躍している職場」などのセグメントを求人に設定できるため、女性だけではない職種の求人とも並行して掲載できる
▼女性のダイレクトリクルーティング
LiBzCAREER
【特徴】
掲載求人数 : 約2000件 登録会員数 : 約7万5000人
- 候補者の選定、スカウティング、ダイレクトスカウト活動ができる
- 即戦力として活躍する若手優秀層・管理職など、優秀人材を集めた良質なデータベース
- LiBzCAREERメイン・オンリー利用の女性が多く、現職活躍度の高い潜在層が多くいる
- 営業、管理部門、PR、マーケティング系人材が豊富
- 求職者は、MARCH以上・東大/京大など旧帝大・海外大卒が約3割を占める
- 20~34歳までが76%
最後に
いかがだったでしょうか。
本記事でも述べたように、サイトごとに営業職に強い、IT業界に強い、中途採用に強い、女性採用に強い、若手採用に強いなど、それぞれの得意分野があります。
より的確に、効率的に求人募集を行うためにも、サイトごとの特徴を正しく理解し、貴社の採用ニーズに合ったサイトを選び、アプローチ戦略に落とし込んでいくことをオススメします。