リスキリングにおすすめの資格7選!導入メリットや研修・教育ポイントも解説 |HR NOTE

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リスキリングにおすすめの資格7選!導入メリットや研修・教育ポイントも解説

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リスキリングとは

リスキリング(Reskilling)とは、技術やビジネスモデルなどの移り変わりによって、新しく生まれる職種や業務に対応するために、新たに必要な知識やスキルを習得することです。また、リスキリングでは学んだことを実務で活用することが求められています。

リスキリングと似た用語に、リカレント教育があります。新しい知識やスキルを身に付けるという意味では違いはありません。

しかし、リスキリングは企業が主体となり戦略的におこなわれるのに対し、リカレント教育は従業員個人が主体的におこなう学び直しであるという点が異なります。

 

リスキリングが注目されている理由とメリット

ここでは、リスキリングが注目を浴びている理由について詳しく紹介します。

政府がDXを推進している

既存システムが複雑化・ブラックボックス化されている場合、上手くデータを活用できなかったり、現場の従業員に業務負担がかかったりするという課題があります。

これらの課題を解消できないと、DXを推進できず、2025年以降に最大で1年あたり12兆円の経済損失を出す可能性があるとして、一連の問題を経済産業省は「2025年の崖」として危惧しています。明しています。

また、同省は、デジタル経営改革のための評価指標である「DX推進指標」を示し、DXを推進させようとしています。

DX認定やDX銘柄の選定をおこない、一定レベルのDXの推進を達成している企業を公表しています。 さらに、政府は「人への投資」に5年間で1兆円を拡充することを公表しており、これまで以上にリスキリング支援が強化されると予想できます。

リスキリングをおこなうとDX人材が確保できる

企業がDXをスムーズに推進するうえで、DX人材が必要になります。日本ではIT需要が高まっている一方で、人口減少や少子高齢化などの影響もあり、DX人材が大幅に不足しています。

経済産業省の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査」によると、2030年には最大で約79万のIT人材が不足すると懸念されています。 そのため、企業がDXを推進するための新しい人材を雇用しようとしても、大きなコストがかかることもあります。

リスキリングを導入することで、採用コストを削減し、自社内で必要なDX人材を育成することが可能です。

従業員のスキルアップやモチベーション向上に繫がるというメリットも期待でき、業務改善と従業員のエンゲージメントの向上を同時に実現できる可能性があります。

リスキリングでは何を学ぶと良い?

リスキリングでは、単に学ぶだけではなく、身に付けた知識やスキルを業務で活かすことが求められます。そのため、今後の自社の経営の方向性や、社内で求められている人材像を踏まえたうえで、仕事に活きるスキルを習得することが大切です。

多くの企業ではDX人材の育成が急務となっており、業務の自動化やデータ分析、プログラミング、ネットワーク、セキュリティなど、IT系のスキルを身に付けることが推奨されます。また、DXを推進するリーダーには、経営やプロジェクトマネジメント、コミュニケーションなどのスキルが必要とされます。

また、リスキリングで英語や中国語などの語学を学び、業務や取引で円滑なコミュニケーションが取れるようにすることもおすすめです。

DXリスキリングに役立つ資格

ここでは、特にDXリスキリングに役立つ資格について詳しく紹介します。

ITパスポート

ITパスポート試験とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催している資格試験であり、情報処理技術や経営、マネジメントに関する基礎知識を習得していることを証明できる資格です。

ITパスポート試験は、IT系の職種に限らず、情報処理技術を業務に活用しようと考えている方におすすめの資格です。また、今後IT系の職種でレベルアップしていきたいと考えている方にとっては、ITパスポート試験を取得することで、基盤となる知識を身に付けることができます。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験とは、IPAが主催している資格試験であり、一定レベルのセキュリティに関する知識・スキルを保有していることを証明できる資格です。

情報セキュリティマネジメント試験は、個人や顧客などの社外秘の情報を扱う方や、システムの設計・開発・保守・運用に携わる方におすすめの資格です。 情報セキュリティマネジメント試験の資格を取得することで、情報セキュリティリテラシーの向上が期待できます。また、業務でセキュリティに関するトラブルが生じても適切な対応をおこなえる知識を習得できます。

MOS

MOSとは、「Microsoft Office Specialist」の略称で、オデッセイ コミュニケーションズ社が運営している資格試験です。

MOSは、エクセルやワードなどのMicrosoft社の提供するオフィス製品を業務で使用していて生産性を向上させたい方におすすめの資格です。 MOSの資格を取得することで、パソコンの操作スキルを向上させることができます。また、エクセルやワードなどの機能の理解を深めることで、事務作業の効率が上がり、忙しくて後回しになりがちな戦略的な業務に集中することが可能です。

VBAエキスパート

VBAエキスパートとは、オデッセイ コミュニケーションズ社が運営している資格試験であり、エクセルやアクセスのマクロ・VBAに関するスキルを証明する資格です。

VBAエキスパートは、定型作業を自動化したり、膨大なデータを一括処理したりすることで、業務を効率化させたい方におすすめの資格です。

VBAエキスパートの資格を取得することで、マクロ・VBAの知識やスキルを高めることができます。必要なデータをスムーズに活用して合理的な判断ができるようになることで業務効率の改善が期待されます。

Pythonエンジニア認定試験

Pythonエンジニア認定試験とは、オデッセイ コミュニケーションズ社が運営している資格試験であり、Pythonに関するスキルを証明できる資格です。

Pythonは機械学習やAI開発、統計解析、スクレイピングなどに使用されるプログラミング言語であり、需要が高まっている言語の一つです。また、Pythonではフレームワークやライブラリが豊富にあり、シンプルにコードを記述できるため、プログラミングを学び始めの方でも親しみやすい言語といえます。

AWS認定

AWS認定とは、Amazon社が提供しているAWS(Amazon Web Services)に関する知識やスキルを証明できる資格です。

AWS認定は、クラウドやインフラ環境に関する知識を深めたい方や、AWSを活用する機会のある方におすすめの資格です。 近年では、クラウド技術を導入する企業は増加しており、AWSやAzure、GCPといったクラウドサービスの需要は高まっています。AWSはグローバルにおける市場シェアが高い傾向にあり、サーバー環境の構築やアプリケーションの開発など、さまざまなことに利用できます。

ITストラテジスト

ITストラテジスト試験とは、IPAが主催している資格試験です。ITストラテジスト試験は、CIOやCTO、ITコンサルタントといった職種を目指している方におすすめの資格です。

ITストラテジスト試験を取得することで、ITに関する専門的な知識を保有しており、経営側の視点でITを活用して戦略を考えられるスキルをもっていることを証明することができます。

リスキリングで資格を取得する際に気を付けるポイント

ここでは、リスキリングで資格を取得するうえで注意すべきポイントについて詳しく紹介します。

「資格を取ること」が目的にならないように注意する

資格の勉強をしていると、業務で必要のない範囲の勉強をすることもあるかもしれません。また、資格を取得することが目的になってしまい、実際に資格を取得して、豊富な知識を身に付けたとしても業務で活きない恐れがあります。 リスキリングにおいて資格を取ることはあくまで手段であり、実際に業務で活かすことが目的になります。

リスキリングでどのような知識やスキルを学ぶ必要があるのかを明確にしたうえで、勉強のモチベーションを高めるために、資格取得を目指すようにすることが推奨されます。

継続的な学習や資格取得を心がける

現代は変化が激しい時代であり、学んだ知識やスキルがすぐに古くなってしまうことは少なくありません。そのため、継続的に勉強する習慣を身に付けることが大切です。 また、技術力が最新であることを証明するために、資格によっては有効期限があります。

資格の有効期限が切れたら、自分の知識やスキルを確認したり、アップデートしたりするために、再度資格の取得に挑戦してみるのがおすすめです。

リスキリングでの資格取得をとおして業務改善を図ろう!

政府がDXの推進を後押ししていることや、DX人材が不足していることから、自社で必要な人材を育成するリスキリングが注目されています。 DXを推進するうえで、IT系のスキルをもった人材は必要不可欠です。

また、リスキリングでは、資格取得を目標として設定することで、モチベーションを高めることができます。ただし、資格取得をゴールとせず、学んだことを実際に業務で活かせるようにすることが大切です。

そのため、今後の業務で求められているスキルを明確にしてから、どのような資格を取得するかを検討することが重要といえます。

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