厚生労働省は16日、テレワークを導入している企業のうち、59.1%が時間外労働を認めているとのアンケート結果を公表しました。
同省の指針では、長時間勤務を防ぐために、深夜・休日労働と合わせて原則禁止と例示していますが、出社した人とのバランスなどの理由で多くの人が深夜・休日労働を実施していました。
同省の調査で、深夜労働は41.3%の企業が実施しており、休日労働は44.9%の企業が実施していることが分かりました。
同省は指針の見直し作業を進めており、例示は別の表現に改める方針です。
調査結果によると、裁量労働制などを除いてテレワークを認めている企業のうち、時間外労働を認めているのは59.1%で、認めていないのは23.1%でした。