概要
キャッシュレス決済の普及を目標に2018年に設立されたPayPay株式会社。同社では、
「Work From Anywhere at Anytime(WFA)」という場所や時間にとらわれない働き方を採用するほか、データを活用したコンディション管理などの人事DXが進んでいます。
人事DXを進める上で、思ってもみなかった課題が生じたという企業様も多いのではないでしょうか。「リモートワークで従業員のコンディションがわかりにくい」「システムを導入したが、情報連携に滞りが発生してしまう」などのお悩みを抱えている方もいらっしゃることでしょう。
今回は、PayPay株式会社のHR本部 HRBP部 部長 萩原佑一様に、人事の視点から人事データの活用方法やWFA導入後の課題感、人事DXの進め方についてお話しいただきました。
目次
00:00 オープニング
01:10 「人事DX」スタートの背景
02:19 「人事DX」の社内定義
03:51 従業員のコンディションを測る3つの質問
05:50 PayPay流 ミスマッチと離職防止策
07:48 リモートワークの思わぬ障害と対策
10:07 増やさず絞る、ユーザー第一のツール選び
11:11 人事DXの一番最初は「全体図の設計」
スピーカー
萩原 佑一|PayPay株式会社 HR本部 HRBP部 部長
大学在学中に、フランスのリヨンへの留学を経験。2014年、MBA取得(経営学修士号)。2009年、大手製造業にてキャリアをスタート。グローバル人事(制度企画・HRBP)やグループ副社長直下組織にて国内外関係会社、事業部の戦略立案・実行に従事。2019年、PayPayに入社。新規事業立ち上げに伴う人事制度・組織設計から、コロナ禍における事業・組織のレジリエンスを高める。WFA(Work From Anywhere at Anytime)の制度企画・導入も含めたHRMサイクルの全般や労務・コンプライアンスを担当。HRBPとしては、事業戦略に従った中長期人員計画の立案、データドリブンでの組織コンサルティングによる組織と人のポテンシャル最大化に携わる。
根本 慎吾|HR NOTE編集長
2009年にネオキャリアに入社し、中小企業から上場企業まで多くの企業の採用支援に携わる。その後Web広告会社に転職し、Webプロモーション支援をおこない、2016年1月にネオキャリアに再ジョインし、2月にHR NOTEを立ち上げる。現在はjinjerにて、コンテンツマーケ/CRM/広告・SNS運用/ブランディング・PRなど、インバウンドマーケティング業務に従事。「人事の成長から、企業の成長を。」をコンセプトに、人事領域に携わる方々のお役に立てるメディアとなれるよう盛り上げていければと考えています。
他社の人事の取り組みを知りたいと思う方は多いと思いますが、「〇〇施策が成功した」という表面的なエピソードだけを聞いても、あまり参考にならない…といった方も多いのではないでしょうか。