概要
オフィス家具の提供をメインに、オフィスの空間デザインや働き方の提案までを手がける株式会社イトーキ。創業133年を迎える同社では、創業以来初の外部社長である湊社長を中心に企業変革への取り組みに注力されています。
老舗企業においては古き良き伝統がある一方で、時代の変化と組織体制のギャップに悩む企業様も多いのではないでしょうか。
株式会社イトーキでは、従来の文化を刷新するために、社員の強みを活かす「ポジティブ文化」の醸成により、多様性尊重やエンゲージメント向上を目指しています。
同社の常務執行役員である山村様に、人事の視点から人事施策や湊社長の社員への向き合い方についてお話しいただきました。
目次
00:00 オープニング
02:16 新社長受け入れの背景
02:53 湊社長がもたらした変化
03:30 ポジティブ文化とは
04:21 社員に伝わってこその経営ビジョン
05:27 エンゲージメント施策 初めの一歩
06:05 実は低かったエンゲージメント
07:07 現場に赴く 対話する 社長の姿勢
08:31 役員こそ持つべき「当事者意識」
10:10 女性活躍推進が多様性尊重の一つのカギ
11:55 ポジティブ文化は続いていく
スピーカー
山村 善仁|株式会社イトーキ 常務執行役員 人事本部長
1990年イトーキ入社後、大阪エリアで営業職を担い、2013年大阪支店長を経て、2017年には関西エリアの責任者に。 2005年からの8年間は、グループ会社の社長として経営も経験する。 2020年に社内の構造改革プロジェクトで人事領域のリーダーを務め、2021年に現職の人事本部長に就任。 コロナによる働き方のパラダイムシフト・自社の社長交代など、激動する環境に応じた人事制度改定・人的資本経営観点での人財確保・育成など、様々な取り組みを推進している。
根本 慎吾|HR NOTE編集長
2009年にネオキャリアに入社し、中小企業から上場企業まで多くの企業の採用支援に携わる。その後Web広告会社に転職し、Webプロモーション支援をおこない、2016年1月にネオキャリアに再ジョインし、2月にHR NOTEを立ち上げる。現在はjinjerにて、コンテンツマーケ/CRM/広告・SNS運用/ブランディング・PRなど、インバウンドマーケティング業務に従事。「人事の成長から、企業の成長を。」をコンセプトに、人事領域に携わる方々のお役に立てるメディアとなれるよう盛り上げていければと考えています。
他社の人事の取り組みを知りたいと思う方は多いと思いますが、「〇〇施策が成功した」という表面的なエピソードだけを聞いても、あまり参考にならない…といった方も多いのではないでしょうか。