こんにちは!HR NOTE編集部です。
3月4日に人事管理システムサービスを提供しているアメリカのZENEFITS社が、「2016年に起業家が読むべき73冊の書籍」を紹介していました。
私たちは2016年のベスト・ビジネス本をまとめました。全ての本の合計で19,064ページになり、あなたの困難なチャレンジを手助けし、鼓舞する為のいま実行するべき戦略やストーリーがまとめられています。他からの叱咤激励を求めていたり、自身の世界観の拡大、ビジネス戦略の本格的な構築など、すべてがこのリストに含まれています。
73冊、19,064ページ。ものすごい量ですね・・・。
取り上げるトピックは15に渡り、自己啓発のハンドブックから、最先端の人事戦略材料まで、幅広く紹介しています。
ちなみに、15のトピックは以下のようなラインナップとなっています。
- 「起業家精神」に関する本
- インスピレーションを与えるビジネス本
- 起業家の歴史と未来に関する本
- 「戦略」に関するビジネス本
- 「問題解決」に関する本
- 「自己啓発(コミュニケーション)」に関する本
- 「自己啓発(精神と幸福)」に関する本
- 「自己啓発(生産性と技術向上)」に関する本
- 「自己啓発(キャリア展望)」に関する本
- 「人事戦略」に関する本
- 「紛争解決」に関するビジネス本
- リーダーシップに関する本
- 「マネージメントとチーム」に関するビジネス本
- 「会社文化と雇用従事」に関する最良ビジネス本
- 「スペシャリティ」に関するビジネス本
そして今回は、上記の中で人事領域に最も関係がある「人事戦略」に関する書籍を紹介します。
目次
- 「人事戦略」に関する書籍8冊
- ①How Performance Management Is Killing Performance and What to Do About It(パフォーマンス管理がいかに従業員のパフォーマンスを低下させ、それに対してどうするべきか)
- ②UNDER NEW MANAGEMENT: How Leading Organizations Are Upending Business as Usual(新しい管理の下で:先進的な組織はどのようにビジネスを確立しているのか)
- ③UNFAIRLY LABELED: How Your Workplace Can Benefit From Ditching Generational Stereotypes(不適切な見方:あなたの職場での固定観念を捨てる事でどれだけ恩恵を受けることができるか)
- ④Transforming Workplace Wellness: Practical Strategies to Inspire Sustainable Change(職場の健康状態を変える:実用的な戦略は持続的な変化を刺激する)
- ⑤AGILE TALENT: How to Source and Manage Outside Experts(機敏な才能:外部のスペシャリストを調達し、管理する方法)
- ⑥THE HR PARADOX: A Manifesto for Change(人事パラドックス:変化のためのマニフェスト)
- ⑦INCLUSIVE TALENT MANAGEMENT: How Business Can Thrive in an Age of Diversity(包括的なタレントマネジメント:多様性の時代にいかにビジネスを繁栄させるか)
- ⑧WHAT WORKS: Gender Equality by Design(企画からの男女平等)
- 最後に
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「人的資本経営」「ウェルビーイング」「DEI」といったトレンドワードが、HR領域だけでなく社会全体に拡がり始めた昨今。自社組織に漠然と"停滞感"を感じ、「うちは取り残されていないだろうか?」「何かやらないといけないのでは・・・」といった不安や悩みを抱える人事・経営者の皆様も多いのではないでしょうか。
本カンファレンスでは、HR領域の有識者の皆様に、様々な組織課題を解決するためのアプローチ方法について解説いただきます。強い組織を育む企業が実践している事例には、組織強化に必要な考え方や人事が果たすべき役割について学べるポイントが多くあります。ぜひ有識者の皆様と一緒に、組織を強化する「共通原理」について考えてみていただければと思います。
「人事戦略」に関する書籍8冊
最先端で従業員にインパクトを与える、人事戦略の実践に役立てる内容が記されています。ここでは、8冊の書籍が取り上げられています。
①How Performance Management Is Killing Performance and What to Do About It(パフォーマンス管理がいかに従業員のパフォーマンスを低下させ、それに対してどうするべきか)
著者:M. Tamra Chandler(PeopleFirmのCEO)
パフォーマンス管理は従業員のパフォーマンスのマイナス面にも重点を置くため、誰もがその管理を重要視しています。しかし、マイナス面を気にするあまり、従来のパフォーマンスを発揮できないケースも出てきます。
Chandlerは著書の中で、会社特有のより楽しいパフォーマンス管理の計画に関して、順序を追って紹介しています。
②UNDER NEW MANAGEMENT: How Leading Organizations Are Upending Business as Usual(新しい管理の下で:先進的な組織はどのようにビジネスを確立しているのか)
著者:David Burkus (Oral Roberts University教授で、ベストセラー作家)
あらゆる現代のビジネス管理に関することを研究し、ビジネスの確立方法を記しています。Burkusはこの本の中で、ビジネス管理の確立された多くの局面に対して疑問を唱え、いかに一般的な例が実際は逆効果である事を示します。
③UNFAIRLY LABELED: How Your Workplace Can Benefit From Ditching Generational Stereotypes(不適切な見方:あなたの職場での固定観念を捨てる事でどれだけ恩恵を受けることができるか)
著者:Jessica Kriege(Oracle社のストラテジスト)
偏見のある見方で世代間ギャップを見ると、いかにそれが企業の前進の妨げになっているかがわかります。Kriegelは、世代間のコラボレーションという新しい道を切り開き、あなたの組織の戦略を改良する要因を共有しています。
④Transforming Workplace Wellness: Practical Strategies to Inspire Sustainable Change(職場の健康状態を変える:実用的な戦略は持続的な変化を刺激する)
著者:Margaret Stockley(Aspire2 Wellness GroupのCEO)
現代の職場の健康管理計画に何が必要かご存知ですか?
この本では101の低コストからコストのかからない方法で、職場の健康状態を改善する方法を明らかにしています。
⑤AGILE TALENT: How to Source and Manage Outside Experts(機敏な才能:外部のスペシャリストを調達し、管理する方法)
著者:Jon Younger(RBL Groupのパートナー)&Norm Smallwood(RBL Group代表)
YoungerとSmallwoodは外部のスペシャリストを雇い入れ、支援、開発、評価などあなたに役立つためのテンプレートやツールを用いたロードマップを確立することの重要性を記しております。
著書Agile Talentは、IBM、Bain Capital、Apple、Uberなどの企業をケーススタディと共に取り上げています。
⑥THE HR PARADOX: A Manifesto for Change(人事パラドックス:変化のためのマニフェスト)
著者:Scott McArthur(組織開発コンサルタント)&Cary L. Cooper(作家、Manchester Business School)
あなたの組織の人事戦略は目標に向かって動いていますか?
この「HR Paradox」では、経営者や人事専門家の革新性、効率性、働き方などに関する悪しき慣習を改善し、何が大切かを伝えるイニシアティブを提供しています。
⑦INCLUSIVE TALENT MANAGEMENT: How Business Can Thrive in an Age of Diversity(包括的なタレントマネジメント:多様性の時代にいかにビジネスを繁栄させるか)
著者:Stephen Frost(ハーバード・ビジネス・スクール)&Danny Kalman(タレントマネジメントの専門家)
真の競争力を持つためには、あなたの会社はタレントマネジメントをあらゆる視点から包括的に行う必要があります。FrostとKalmanは、どのようにこのような戦略を統合し、実用的なモデルにするかを提示します。
⑧WHAT WORKS: Gender Equality by Design(企画からの男女平等)
著者:Iris Bohnet(ハーバードでの行動エコノミスト)
組織の男女不平等をなくし、パフォーマンスを向上するために、数々の証拠に基づく洞察により、世界中の企業、大学、政府の思考とデータを新しい側面から検証しています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回取り上げたものは比較的最近の書籍で、日本の書店にはまだ並んでいないかと思いますが、気になった方はAmazonなどで検索すれば購入は簡単です。
英語力がなければ、当然読み進めることが困難ですが、どのような本のタイトルが注目されているかを知るだけでも、海外の人事領域の傾向をつかむ手がかりになることでしょう。
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「人的資本経営」「ウェルビーイング」「DEI」といったトレンドワードが、HR領域だけでなく社会全体に拡がり始めた昨今。自社組織に漠然と"停滞感"を感じ、「うちは取り残されていないだろうか?」「何かやらないといけないのでは・・・」といった不安や悩みを抱える人事・経営者の皆様も多いのではないでしょうか。
本カンファレンスでは、HR領域の有識者の皆様に、様々な組織課題を解決するためのアプローチ方法について解説いただきます。強い組織を育む企業が実践している事例には、組織強化に必要な考え方や人事が果たすべき役割について学べるポイントが多くあります。ぜひ有識者の皆様と一緒に、組織を強化する「共通原理」について考えてみていただければと思います。