あの人が退職!?退職しそうな前兆を調べてランク付けしてみた | 人事部から企業成長を応援するメディアHR NOTE

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あの人が退職!?退職しそうな前兆を調べてランク付けしてみた

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退職640

あの人が退職!?」と、いきなり驚かされることはありませんか?

退職手続きの問い合わせや退職届を持ってきた時点で、説得をしても「もう次の会社が決まっていますので」と聞く耳を持ってもらうことができないことも多く、説得がうまくいかないことが多くあります。

優秀な人材を逃さないためにも、退職を決意している人を見分ける方法はないのでしょうか。

そこで今回は、HR NOTE編集部で退職しそうな従業員の見分け方を独自で考えてみました!

※HR NOTE編集部の主観的な見解なので、参考程度にご利用下さい。
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退職懸念がある際に何かしらの兆候はあるのか?

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いつも仕事が忙しくなると「もう辞めたい」と口に出す人、いますよね。でも、「辞めたい、辞めたい」と職場で堂々と言っている人は、文句を言いながら辞めずに働き続けてくれることがあります。

こういうタイプの人は「辞めたい」と口に出すことでストレスを発散していることがあります。

しかし、本当に会社を退職しようと計画している人は、堂々と職場で「辞めたい」「退職を考えているんだ」と言うことは多くなく、ひっそりと準備をすすめています。

そのため、上司や人事部が把握できず予想外の退職希望が告げられることもしばしば起こります。

ところがよく見ていると従業員は「退職したいオーラ」や「転職活動中雰囲気」など退職のシグナルを出していることもあります。問題がある環境や業務形態が見つかって労働環境を改善するきっかけになる可能性もあるので、退職者の兆候を心得ておくとよいでしょう。

どのような兆候があるのか調べてみた

退職2

退職が疑われる指数を★★★★★で示しているので参考にしてください。

★★★★★:入社時期を調整しながら退職届提出日を検討中
☆★★★★:内定確定したため退職届作成中
☆☆★★★:選考中のため退職手続き調べ中
☆☆☆★★:退職を決意して転職活動中
☆☆☆☆★:転職エージェントや求人チェック中
☆☆☆☆☆:前兆なく辞めるタイプ

☆☆☆☆★:挨拶をしなくなった

仕事をする気がなく本人も無意識のうちに挨拶をしなくなったり、笑顔を見せる回数が減ってきています。すぐに転職活動を開始するとは限りませんが、何らかの悩みを抱えていることは確実です。

早めに上司がフォローに入り、悩みごとの解決に乗り出しましょう

☆☆☆☆★:愚痴や不満ばかり言っている

職場に嫌気がさして良い点が見えなくなってきています。気が早い人は転職サイトの閲覧だけでなく、セミナーや転職エージェントへ相談に行っている可能性があります。

そこで、エージェントから条件の良い企業を紹介された場合、本格的に活動を始めてしまうかも知れません。引き留めるのであれば、何が問題でどう解決すれば良いのか本人と話し合いましょう

☆☆☆☆★:世間話に参加しない、一人でランチを取る

転職先を探すことに心が傾き職場の繋がりを気にしなくなっています。休憩やランチタイムは同僚に会わない場所で、転職サイトやエージェントとのメールのチェック、転職のノウハウ本を読んでいる可能性があります。

この時点を過ぎると引き留めるのが少し難しくなるので、引き留めのアプローチは早めにおこないましょう

☆☆☆★★:手待ち時間に堂々と求人サイトを閲覧

中には堂々と転職活動をおこなう人もいます。注意をしながら転職の意志や転職を考えたきっかけを詳細にヒアリングをして、会社に残る選択肢がないか話し合ってみましょう

☆☆☆★★:「他にやりたいことがある」と公言or堂々と他の業種に関する資格の勉強

嫌気がピークを振り切ってしまった状態です。

上司や人事でヒアリングをして本人の意志を確認して、社内でキャリアアップをする方法や関連会社への出向などを選択肢として、今の会社に残りながら本人が希望する仕事ができることを説明して、説得してみましょう

☆☆☆★★:ボーナスの支給額確定後から明らかにモチベーションが下った

2月から始まる4月入社募集と7月から始まる9月入社募集が要注意です。危険度が高いのは4月入社を目指しての活動です

年度末で社内があわただしくなり、他人に目がいかない時に活動しているパターンです。 このタイプは計画的に転職活動を開始しているため、転職活動が難航しない限り引き留めには応じないでしょう。

☆☆★★★:急に髪の色が暗め&スーツに近い服装で出社

面接に備えて髪を染めたり、ヒゲを剃る、ネイルや化粧を変える人が多くなります

普段ジーンズにTシャツで仕事している人がワイシャツを着てきたり、女性もスーツに近い服装で出勤する日が多くなるとバックやロッカーにジャケットを隠している可能性が高いでしょう。

☆☆★★★:遅刻や早退が増える

面接に行くために今の業務よりも転職活動を優先している場合があります。

転職活動をしていたとしてもまだ雇用契約の期間であることを自覚させたうえで、1on1などを実行し現状の業務へのモチベーションが下がっている要因を特定しましょう。

☆☆★★★:仕事中にこっそり私用電話をしている

受験先の企業からの連絡か、エージェントと連絡を取っている可能性が高いです。

先方が仕事中とわかっていながら、連絡をしてきているということは最終選考の連絡や内定通知の連絡と考えても良いかもしれません。従業員が内定の承諾を決断する前に話し合いをしてみましょう。

☆☆★★★:ミーティング時に発言をしない

転職活動が上手くいっており、今の仕事へのやる気が失われ特に発言をすることがないのでしょう。転職活動のことが気になり、メモを取るふりをして面接の注意点を書いているかもしれません。

☆★★★★:机がきれいになってきた

誰に注意されたわけではないのに、机がきれいになり出したら注意が必要です。退職日にむけて、少しずつ荷物を持って帰っているとも考えられます。

この時点ではすでに退職手続きを自分なりに終えており、上司に退職をどう切り出すかを考えている状態かもしれません

☆★★★★:やる気がない

次の就職先を確保したので、今の仕事をする気持ちがなく残りの有給休暇をどうしようか、休暇中に何をしようかということで頭がいっぱいで、仕事をする気がないことが身体全身から現れているのでしょう。

★★★★★:引継ぎマニュアルを作成

指示されていない引継ぎのマニュアルを作成しているのは、退職の準備に入っています。

転職先の入社日まで日にちがない場合、前倒しでマニュアルを作成して引継ぎを簡単に済ませて退職を考えている

かもしれません。

引き留めに失敗しても「立つ鳥跡を濁さず」の気持ちを忘れずに退職をするように指導しましょう。

★★★★★:新しい業務に関心がない(仕事に身が入らない)

退職日が確定しており引継ぎが面倒になるので新しい業務を覚える気がなく、新しい業務の説明を聞くだけ時間の無駄だと考えているのでしょう。

せっかく新しい業務を教えたとしても、すぐに退職してしまうと別の人にまた教える手間もかかってしまうため、退職の可能性を察知したら早めに確認をしてみましょう。

☆☆☆☆☆:常に淡々と仕事をこなし、周囲ともビジネスライクな人

誰に聞いても「良い人」「真面目」と言われる人は、よほど同僚や上司が気をつけていないと兆候が現れません。

ある日突然辞めるタイプかもしれませんので、日頃からコミュニケーションを積極的に取りましょう

☆☆☆☆☆:情緒不安定

職場に来ることが苦痛になっており、精神的にかなり追い込まれている状態です。心身の健康のためにも、すぐに話を聞き状況を改善するサポートをする必要があります。

☆☆☆☆☆:身なりに構わなくなっており、挙動不審

髪はボサボサ、起きてそのまま会社に来たのではないか、顔も洗っていないのでは?と思う程身なりに構わなくなり、挙動不審となればうつ病を発症している可能性が高いです。

衛生管理者や産業医に相談して対処しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。あなたの会社に思い当たる人はにいませんか?

人材難の現在、引き留めの説得をするのであれば早いうちが良いでしょう。きちんと話し合ってみると転職を決意した理由は、案外すぐに解決する問題であることが多いです。

離職率が高い職場は、ヤフー株式会社が導入している1on1ミーティングをはじめとした、社内コミュニケーション活性化を促すような取り組みを考えてみましょう。

また、退職の兆候が見えてから取ることができる対策は限られています。早期離職防止のためには、採用時の見極めも欠かせません。 採用時の適性検査や不適性検査なども見直しを図ると良いでしょう。

※適性検査の見直しに役立つリンクはこちら!
適性検査とは?22の適性検査をまとめてみた

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