新卒ダイレクトリクルーティングを成功させるポイントは?|9つのおすすめサービスもご紹介!

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新卒採用においても、採用手法が多様化してきていますが、近年では特に、「ダイレクトリクルーティングサービス」が注目されてきており、学生登録数やサービス利用企業が増加してきています。

では、「新卒ダイレクトリクルーティングサービス」とはどのようなものか、今回はそのメリットやどのようなサービスがあるのかをご紹介します。

1|新卒ダイレクトリクルーティングとは?

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ダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)は、ターゲット人材を獲得するために、採用担当者が自ら主体的に活動をすることを指します。本記事では、新卒向けのダイレクトリクルーティングサービスについて説明していきます。

1-1|具体的にどのような活動があるのか?

【想定されるダイレクトリクルーティングの活動内容】

  • DODA Recruiters、LinkedIn、ビズリーチなどのサービスを活用。そこの人材データベースを活用し、スカウトメールなどでアプローチしていく
  • FacebookやTwitterなどのSNS、またはWantedlyを活用して優秀な人材とコンタクトをとっていく
  • 自分の知人、前職・大学のつながりなど、身近な人間にアプローチしていく
  • 自社でミートアップやセミナーを開催し、参加者にアプローチしていく
  • 他社のイベント・セミナー、ミートアップなどに参加し、そこで多くの方と接点を持ちアプローチしていく。新卒であれば大学に訪問したり、大学の近くでセミナーを実施したりして呼び込みをすることもある

上記にも記載の通り、採用担当者が自らの足でターゲット人材を探し、その人材に自社を知ってもらい、興味を持ってもらい採用に結びつけていく動きをとっていくことが求められます。

採用広報力やメール文面作成・イベント実施などの企画力、さまざまな人材にアプローチして口説いていく営業力などがあるとより成功確度があがってくることでしょう。

1-2│新卒ダイレクトリクルーティングが注目される背景

採用の激化と外部環境

売り手が続き、自社に合う優秀な人材を確保するため、新卒・中途問わず採用の早期化・多様化が進行しています。新卒採用ではコロナウイルスの影響もあり、21年卒採用からオンライン化が一気に進んだため、就職ナビや合同説明会などの代替案として、ダイレクトリクルーティングが注目されるようになりました。

採用コストの高騰

従来の採用手法として主流とされているナビでは、応募がなくても掲載期間や掲載面に応じて費用がかかるため、先行投資が必要になります。新卒人材紹介も最低でも約70万円の費用が発生してしまいます。さらに優秀な高学歴層の人材や理系学生を採用しようとすると、紹介料はさらに高騰してしまいます。
ダイレクトリクルーティングであれば、工夫次第で採用単価をかなり抑えることも可能なため、注目されてきていると考えられます。

効率的な母集団形成・選考ができる

ナビでは最終的な採用数の目標に合わせて母集団を形成し、適性検査や面接で絞り込むという形を取ります。企業ごとに応募者の○%が内定まで進み、そのうちの○%が承諾する、というようなデータがある程度あるため、逆算して母集団を確保していく必要があります。しかし、最近ではナビからの選考辞退などが課題となっており、学生のフォローや応募者の対応、選考など工数がかかることがあります。その点ダイレクトリクルーティングなら、事前にターゲットにピッタリはまった人材を見極めるため、選考段階の無駄を最低限に抑えられます。効率的でお互いの時間を浪費しない採用活動が可能です。

1-3│新卒ダイレクトリクルーティングの勢い

近年では新卒に特化したダイレクトリクルーティングサービスが多くの企業で活用されてきています。新卒学生のデータベースに対し、求める学生を検索・抽出。スカウトメールを送信しマッチングさせていくビジネスモデルが代表的です。

株式会社i-plugによると、同社が運営する新卒特化型ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox(オファーボックス)」の登録者数は14万人と、学生の3人に1人が利用しています。(※2020年7月現在)

 

今までの新卒採用市場は、リクナビマイナビなどの就職サイトがメインでした。そこから新卒紹介サービスが出てきて、さらに新卒ダイレクトリクルーティングサービスが学生に認知されはじめてきているように感じます。

2.新卒ダイレクトリクルーティングの特徴

新卒ダイレクトリクルーティングサービスの特徴としては、大きく以下が挙げられます。

  • 学生のデータベースがあり、そこから求める人材を検索することができる
  • 抽出した学生に対して企業からスカウトメールを送ることができる
  • 就職サイト、新卒紹介と比較して、コストを抑えて採用できる可能性がある
  • 主体的で優秀な学生に出会える可能性が高い
  • オファーに特化したサービスから、人材紹介、イベント、広告まで複合型でおこなえるサービスまである

2-1│ナビや人材紹介との違い

  新卒人材紹介 就職ナビ ダイレクトリクルーティング
先行費用 無し

約90~200万円

※プランにより異なる

無し

初期費用が必要な場合約50~70万円

成功報酬型 約80~120万円 無し

約60万円~100万円

※早期利用の場合さらに安くなる

特徴 採用しない限り費用の発生はないが、採用単価が高くなる場合がある。 先行費用がかかるため、採用が出来なかった場合のリスクが大きい。大量採用向き。 スカウト配信などの工数はかかってしまうが、決定した場合の費用も安く、リスクも少ない。

 

上図はおおよその金額感や特徴を簡単にまとめたものになり、先行費用はサービス利用開始前に生じるもの、成功報酬金は採用決定時に生じる料金を示しています。

3|新卒ダイレクトリクルーティング実施のメリット・デメリット

新卒採用でダイレクトリクルーティングを活用した場合のメリットとデメリットについて説明します。どちらも理解した上で自社にあったサービスであるかどうかを見極めることが重要になります。

3-1|新卒ダイレクトリクルーティング実施のメリット

場合によっては採用コストをおさえることが可能

スカウト型の有料サービスでダイレクトリクルーティングをおこなう場合、初期費用+採用あたりの成果報酬という料金体系が基本です。就活サイトなどの求人広告は、採用すればするほど1人あたりの採用コストは下がっていきますが、採用できなくても利用時にコストが発生します。また、学生へのアプローチも委託できる新卒人材紹介を利用した場合の1人採用あたりの料金は、60~90万円が相場です。自社の状況に合わせたダイレクトリクルーティングをおこなうことで、比較的採用コストを抑えることが可能な採用手法といわれています。

ターゲットとなる学生だけにコンタクトできる

ダイレクトリクルーティングでは学科や地域やスキルなどの特性を絞り、ピンポイントでアプローチをかけることができます。求人広告では学生からの応募を待つ姿勢のため、人気の企業に応募が偏ることがあります。新卒紹介の場合はその紹介会社が保有しているデータベースに大きく左右されることと比較すると、大きなメリットになります。

新卒採用では、高学歴学生や理系学生、地方学生などの採用に活用されることが多くなっています。 

3-2|新卒ダイレクトリクルーティング実施のデメリット

採用担当者の負担が大きい

ダイレクトリクルーティングのデメリットは、採用担当者の負担が大きく、スキルが求められる点となります。採用担当者はアプローチしたい人材をデータベースから探し、見つけ、興味関心をひくようアプローチすることが必要です。採用活動における実務だけでなく、学生の傾向や動向を見ながら、どの学生にどう伝えれば良いかを日々追求していかなければなりません。

ダイレクトリクルーティングを「手軽に優秀な人材が獲得できる採用手法」という考えでおこなってしまうようであれば、苦戦する可能性が高いと言えるでしょう。中長期で自社の採用力を高める覚悟が必要となります。

工数もナビや紹介に比べ多くかかるため、専任の担当を立てて長期的な視点で取り組むべきだと思います。片手間では成功は難しいでしょう。

新卒ダイレクトリクルーティング注目の理由|活躍メリットと運用のコツ

4|新卒特化型ダイレクトリクルーティング活用事例

新卒採用でダイレクトリクルーティング活用した事例をいくつかご紹介します。

4-1|活用事例

ケース①もともと出会えなかった学生にスカウトできる

 

機械・医療用機器メーカー 人事担当|ダイレクトリクルーティングの活用で潜在層を口説く!

従業員数 1,000名以上 採用エリア 東京

新卒の採用予定人数は3~5名程度ではありましたが、人気の大手とは異なるため、ナビや合説ではブランドとして負けてしまう部分があり、毎年苦戦していました。いろいろ試してきたものの、新しく母集団形成ができる手法がないかと思い導入したのが「ダイレクトリクルーティング」です。

始めは母集団形成を増やすことが目的でしたが、ダイレクトリクルーティングを活用し、一人ひとり口説いていく作戦に変更しました。ダイレクトリクルーティングサービスには、学生の情報が多く掲載されています。その情報をもとに、丁寧にスカウトメールを送り、なぜうちの会社に来て欲しいと思っているのかを伝えるようにしました。その結果、マッチングした学生と出会うことができ、今ではほとんど工数がかからず目標採用人数を達成できています!

ケース②ナビだけでは難しい理系学生の採用に成功

ITベンチャー企業 | エンジニア志望の採用5名に成功!

 
従業員数 100名以下 採用エリア 東京

2017年より新卒採用を開始したのですが、新卒採用のノウハウがない状態でした。中途採用でダイレクトリクルーティングを活用していたので、新卒採用でも同じように始めたことがきっかけです。当社はエンジニアが8割を超える会社なので、エンジニア志望の学生を多く採用したくて、「エンジニア」「IT」など関連するキーワードを検索して、親和性が高い学生にオファーをしました。絞り込みができる点はダイレクトリクルーティングのいいところだと思います。スカウトを送る際に気を付けていることは、ホームページでは伝わりきれない実際の仕事内容や会社の雰囲気はできる限り伝えるようにしています。

5|新卒特化型ダイレクトリクルーティングおすすめ9社を紹介 

dodaキャンパス|早期から就職活動を始める優秀学生に出会えるサービス

【サービスの特徴】
  • 登録学生数20万人以上を擁する国内最大規模の新卒採用向けダイレクト・リクルーティングサービス
  • 早い時期から活動している優秀な学生に会うことができる(21~24年卒者の登録数35万人以上)
  • 採用が難しい理系学生や、なかなか接点が持ちづらい地方学生などの採用におすすめ
【料金】

ベーシック定額プラン;:60万円

後期定額プラン:36万円

  • サービス名:dodaキャンパス
  • 運用会社:株式会社ベネッセi-キャリア
  • URL:https://campus.doda.jp/
dodaキャンパスについてもっと詳しくしりたい!
dodaキャンパスについて詳しく知りたい方はこちらもあわせてご確認ください。
 

OfferBox|新卒ダイレクトリクルーティングサービスのパイオニア

offerbox
【特徴】
  • 大手からベンチャーまで、メーカーやIT業界をはじめとする2,480社以上が導入
  • 初期費用は0円。かかる費用は成功報酬型の30万円/名のみ。無料1dayトライアルも実施中
  • 人工知能による検索システムを導入。利用企業による行動履歴を解析、ビッグデータと照合し「企業が会いたい学生」順に検索結果画面に表示。
【料金】

1名採用で38万円

早期利用料30万円〜

OfferBoxについてもっと詳しくしりたい!
OfferBoxについて詳しく知りたい方はこちらもあわせてご確認ください。

Future Finder|特性マッチングという軸で自社に合った学生と接触できるサービス

【サービスの特徴】
  • 21卒の登録学生数は約15万人に対して、導入企業数が500社
  • 活躍している社員が適正診断を受験し、学生も実施することで相互にマッチする出会いを実現
  • スカウトやサイト運用は事務局で代行できるため、手間のかかるスカウトメールの配信を省くことが可能
【料金】

要問い合わせ

キミスカ|無駄な管理工数を削減し、本質的な採用活動を実現

キミスカ
【特徴】
  • インターンシップ経験などの登録フォームを充実させているため、就活早期の段階で登録をしている学生が多い
  • 登録学生約20,000名登録、300名以上の内定者を創出(2016年卒実績)。18年度は2017年4月時点で50,000名にも及ぶ
  • 採用ニーズの把握から学生集客・面談を1名で担当可能。コンサルタントによるフォローもあり
【料金】

要問い合わせ

  • サービス名:キミスカ
  • 運営会社:株式会社グローアップ
  • URL:https://kimisuka.com/

JOBRASS新卒(ジョブラス新卒)|登録学生毎年7万人以上

ジョブラス
【特徴】
  • 「選考オファープラン」「エージェントプラン」とニーズに合わせてプランを選択できる
  • 旧帝大・早慶・上智・GMARCH・関関同立などの上位校生が約40%を占める。web開発経験あり、体育会所属、機電系、留学経験者なども多数登録。
  • 送信した選考オファーの約23.5%に学生が応諾。(2018年8月時点)
【料金】

要問い合わせ

iroots(アイルーツ)|厳選企業のみ参画可能

【特徴】
  • スカウト開封率87%。採用確率の高いスカウトを実現
  • 「主体性」「変革性」など37の特性を適性診断で数値化。周囲を変革できる要素をもつ人材が多く登録
  • 採用側が直接選ぶため、会いたい学生に会うことができる
【料金】

要問い合わせ

  • サービス名:iroots(アイルーツ)
  • 運営会社:エン・ジャパン株式会社
  • URL:https://iroots.jp/

逆求人フェスティバル|突き抜けた学生と出会える国内No1イベント

逆求人
【特徴】
  • 「採用したい」学生のみを指名できるため、高確率でターゲットと接触が可能
  • 参加企業の60%以上が500名以下の中小企業。「どのような仕事ができるか?」を基準に企業を選ぶ学生を集客
  • ITエンジニア、総合職、美大芸大生、建築学科生など、「採りたいターゲット別」のイベントを開催
【料金】

要問い合わせ

openwork│スカウト通数と評価が連動!実は登録学生86万人にアプローチできるサービス

 

【特徴】
  • 転職口コミサイトとして有名なopenworkですがは、実は会員の3割は大学生で、86万人もの学生にアプローチが可能
  • 企業スコアとスカウト上限数が連動。スコアが高ければ高いほど、スカウトの通数も多くなるため、評価の高い企業に向いている
  • 社会人・学生の比率や大学名、一緒にフォローされている企業など、様々な数値が見られる
【料金】

1名採用で80万円

Matcher │潜在層向けの学生に対し、専任スタッフがスカウトを実施する運用代行型サービス

【特徴】
  • OB訪問アプリとして知名度の高いため、他とは異なり学生がオファー目的で登録しているわけではない
  • 専任スタッフが運用を代行するため、採用担当者の工数が削減できる
  • 初期費用や運用費用がかからないため、費用は成果報酬でリスクが軽減できる
【料金】

1名採用で70万円

6|ダイレクトリクルーティング成功のポイント

  • 長期的な施策と覚悟して臨むこと
    転職潜在層にもアプローチすることになるため、すぐには効果は出にくいです。長期戦を覚悟しましょう。
  • 自社の求める人材を明確にすること
    これは、どの採用手法でも言えることですが、ダイレクトリクルーティングにおいて求める人材を明確にしないと攻めるべきターゲット層がどこなのかぶれてしまい、その分無駄な工数となってしまいます。経営陣・現場と採用ニーズをしっかりとすり合わせる必要があります。
  • 自社の情報を継続して発信し続けていけるか
    自社を外部にアピールし認知度を高める、自社と求職者とのつながりを保っていくために必要なことですが、思っている以上に根気がいる作業です。
  • 接点を持った人材と定期的に連絡を取り続けていくことができるか
    タレントプールの発想になりますが、接点を持った人材の管理を細かくおこなっていくことが重要です。「自社の求める人材かどうか」「その人材の転職ニーズ」などで優先順位をつけ、いつにどのようなアプローチをしていくべきかを見極めましょう。
  • 出会った人材をしっかりと口説くことができるか
    せっかく良い人材に出会っても惹きつけることができなければ意味がありません。まずは面接ではなく惹きつけ面談をおこなうべきか、誰を面接官としてアサインさせるのか、内定出しのタイミング・方法はどうするのかなど、戦略的に採用フローを構築することが求められます。

7|最後に

いかがでしたでしょうか。リクナビ、マイナビといった就職サイトが新卒採用活動のメインとなり、今後もしばらくはその傾向が続いていくかと思います。その中で、現在おこなっている採用手法に閉塞感をお持ちであれば、一度ダイレクトリクルーティングを実施してみてはいかがでしょうか。

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