人事の難関資格、社労士試験を合格して得られる3つのメリット | 人事部から企業成長を応援するメディアHR NOTE

人事の難関資格、社労士試験を合格して得られる3つのメリット | 人事部から企業成長を応援するメディアHR NOTE

人事の難関資格、社労士試験を合格して得られる3つのメリット

  • 労務
  • 労務・その他

book-read-book-pages-640
※本記事は、社会保険労務士の松永大輝さんより寄稿いただいた記事を掲載しております。

人事担当者が目指す資格試験として真っ先に思い浮かぶものの1つに社会保険労務士(社労士)試験があります。

ただ、社労士試験は毎年数万人が受験し、合格率1ケタの「難関資格」であるため、受験を躊躇している人事担当者や人事への転職希望者が数多くいらっしゃると思います。

そこで、今回の記事では社労士試験の合格者である筆者が社労士試験を合格することで得られる3つのメリットについてお伝えしていきたいと思います。

【社労士監修】HR関連法改正トレンドBOOK 2024年版

2023年は一部企業を対象に人的資本開示が義務化されたほか、HR関連での法改正に動きが見られました。
2024年では新たな制度の適用や既存のルールの変更・拡大がおこなわれます。
人事担当者として知っておきたいHR関連の法改正に関する情報ですが、その範囲は幅広く、忙しい業務の中でなかなか網羅的に把握することは難しいのではないでしょうか。

  • 忙しい中でも要点をまとめて情報収集をしたい
  • 社労士が監修した正確な情報を知りたい
  • HR関連の法改正を把握しておきたい

という方はぜひご確認ください!

\4月24日限定開催!/
人事×ChatGPTの具体的な活用術術を紹介!

ChatGPTをはじめとする生成AIを業務に取り入れることで、業務時間の圧縮や業務量の削減が期待されます。今回は、人事の方が今日から使えるChatGPT活用術として、実際に使えるプロンプトを交えた実践的なノウハウもご紹介します。

▷こんな方におすすめ!

  • 人事業務の担当者の人手が足りず困っていて業務効率を上げたい
  • ChatGPTに興味はあるけれど、どんなことに使えばよいか分からない
  • 業務にChatGPTを取り入れたいが、イメージしているような回答が出てこない
  • ▼当日の視聴予約はこちらから!▼
    https://seminar.hrnote.jp/post/95

そもそも社労士試験って?

evaluation-1516644_1280

社労士試験とは人事労務や社会保険のプロである社会保険労務士になるための「国家試験」で、毎年1回実施されています。国家試験というからには合格するための難易度もそれなりのもので、合格率はおおよそ7〜9%で毎年推移しています。

他の国家資格では行政書士や公認会計士の合格率が10%前後なので、合格率だけで考えればこれらと同等の難易度であるということができます。

社労士試験を合格することで得られる3つのメリット

photo-1472589757312-2f192d867ee2

1.人事(特に「労務」)の体系的な知識が身に付く

社労士試験の試験範囲は労働法や社会保険制度など企業の人事担当者であれば知っておいて損はないものばかりで構成されています。

そのため、社労士試験の学習を通して人事業務(特に人事領域のうち労務)に関する体系的な知識を身に付けることができます。勉強した知識は決してムダにはならないため、仮に試験には落ちてしまったとしても、人事としてスキルアップできることは間違いありません。

2.人事の就職・転職に非常に有利

これは筆者の経験ベースですが、社労士の資格を有していれば、人事担当者の就職・転職には非常に有利に働きます

有利になる度合いは人事のポジションや職種により多少異なりますが、担当者レベルの求人募集において社労士合格者が書類選考で落とされることはほとんどないといってもいいでしょう。(事実筆者は以前転職活動をしたとき約20社に応募して書類で不合格になったのは1社だけでした。)

3.フリーランスや独立を目指せる

これは受験するメリットというより合格後のメリットですが、社労士のスキルを持っていれば企業に属さずともフリーランスとして活動したり、社労士事務所を個人で立ち上げたりといったことが可能になります。

筆者は社労士として資格登録や開業はしていませんが、フリーランスとして人事コンサルティングやライター、講師など社労士のスキルを活かしながら、少なくとも会社員をしていた頃以上の収入を得ることができています。

最後に

このように、得られるメリットは決して少なくないため、人事の道に進む方であれば社労士試験は是非ともチャレンジしていただきたいものです。試験は毎年8月に実施されており、6~7か月程度集中して学習すれば充分合格は狙えるため、今から(2016年11月現在)学習をスタートしてみてはいかがでしょうか?

--------------------

\【2024年最新版】HR関連法改正トレンドBOOK/

▼無料ダウンロードはこちら▼
https://hrnote.jp/document/?did=148030

ChatGPTで変わる人事業務【実践編】

昨今のHR領域では、いかにAI・データの活用をおこなえるかが課題となっており、ChatGPTの登場により、ますます注目度が高まりました。
一方でChatGPTを業務に取り入れていきたいと考えている方の中には、

  • ChatGPTではどのような業務に取り入れられるのかわからない
  • 興味はあるものの、具体的にどの場面で活用できるのかわからない

などと考える方がいるのではないでしょうか。

本資料では、「ChatGPTの導入によって人事業務にどのような変化がでるのか」についてわかりやすく解説しています。
人事業務×ChatGPT活用について知りたい方は、ぜひご確認ください!

人事業務に役立つ最新情報をお届け!メールマガジン登録(無料)

HR NOTEメールマガジンでは、人事/HRの担当者として知っておきたい各社の取組事例やリリース情報、最新Newsから今すぐ使える実践ノウハウまで毎日配信しています。

メルマガのイメージ

関連記事

ボーナスは年末調整の対象になる?税金や還付金について解説

ボーナスは年末調整の対象になる?税金や還付金について解説

年末調整は、1年間の給与総額に基づいて所得税額を再計算し、毎月の源泉徴収税額との過不足分を再計算する手続きです。年末調整の対象は毎月の給料だけではありません。賞与やボーナスも年末調整の対象となるため、正しい手続き方法を知 […]

  • 労務
  • 給与計算
2024.04.19
HR NOTE 編集部
年末調整に交通費や通勤手当は含まれる?注意点を徹底解説

年末調整に交通費や通勤手当は含まれる?注意点を徹底解説

企業は毎年度末、従業員から源泉徴収した所得税額に過不足がないかどうか確認する年末調整をおこないます。 所得税は給与収入をベースに算出した課税所得額に基づいて計算されるため、毎月従業員に支払っている交通費や通勤手当を給与収 […]

  • 労務
  • 給与計算
2024.04.19
HR NOTE 編集部
年末調整のひとり親控除を徹底解説!対象者や書き方、寡婦控除との違いも解説

年末調整のひとり親控除を徹底解説!対象者や書き方、寡婦控除との違いも解説

会社勤めをしているひとり親の人は、年末調整でひとり親控除を受けることができます。ひとり親控除には、所定の手続きが必要なため、要件や書類の書き方などをしっかりチェックしておきましょう。今回は、年末調整のひとり親控除の対象者 […]

  • 労務
  • 給与計算
2024.04.19
HR NOTE 編集部
退職金は年末調整の対象に含まれる?退職所得の計算方法や確定申告が必要なケースを解説

退職金は年末調整の対象に含まれる?退職所得の計算方法や確定申告が必要なケースを解説

退職金は年末調整の対象となる所得には含まれませんが、所得税の課税対象ではあります。当記事では、なぜ退職金が年末調整の対象にならないのか、退職金に対する所得税の課税金額の計算方法、そして、退職金に対して確定申告が必要になる […]

  • 労務
  • 給与計算
2024.04.19
HR NOTE 編集部
年末調整の続柄の書き方一覧!世帯主との関係や確定申告の場合の書き方も解説

年末調整の続柄の書き方一覧!世帯主との関係や確定申告の場合の書き方も解説

年末調整の書類には「あなたとの続柄」を記載する箇所がいくつかあります。続柄の意味や書き方を正しく理解していないと、間違った申告をおこなってしまう可能性があります。また、確定申告での続柄の記載方法は少々異なるため注意が必要 […]

  • 労務
  • 給与計算
2024.04.19
HR NOTE 編集部

人事注目のタグ