9月も終わり、20卒学生の採用活動も後半戦に差しかかってきました。
「なかなか採用活動がうまくいかなかった」「内定辞退者が続出し、採用予定人数を割ってしまった」「これから採用活動をはじめる」など、企業によって状況はさまざまではないでしょうか。
本記事では、この時期からでもまだ間に合う「20卒の学生と出会える秋冬のイベント情報」をご紹介します。
目次
【豪華ゲスト多数登壇!】変化に負けない「強い組織」を育むためにHRが果たすべき役割を考える大型カンファレンス『HR NOTE CONFERENCE 2024』
「人的資本経営」「ウェルビーイング」「DEI」といったトレンドワードが、HR領域だけでなく社会全体に拡がり始めた昨今。自社組織に漠然と"停滞感"を感じ、「うちは取り残されていないだろうか?」「何かやらないといけないのでは・・・」といった不安や悩みを抱える人事・経営者の皆様も多いのではないでしょうか。
本カンファレンスでは、HR領域の有識者の皆様に、様々な組織課題を解決するためのアプローチ方法について解説いただきます。強い組織を育む企業が実践している事例には、組織強化に必要な考え方や人事が果たすべき役割について学べるポイントが多くあります。ぜひ有識者の皆様と一緒に、組織を強化する「共通原理」について考えてみていただければと思います。
1.20卒学生の内定状況(9月1日時点)
9月段階で内定率は93.7%となっています。内定先を1社以上保有している就活生でも、「入社予定先の比較検討に不安がある」などの理由から就職活動を継続する学生も一定数存在します。
出典:リクルート就職みらい研究所 就職プロセス調査(2020年卒)【確報版】「2019年9月1日時点 内定状況」
秋採用に向けた学生動向と企業側に求められること
20卒で活動継続をしているのはどのような学生で、実際にいつまで活動を続けるのでしょうか。また、就職活動を継続する学生は企業に何を求めているのでしょうか。
秋から活動を始める学生は?
- 海外留学や部活動、資格試験や公務員試験などの事情から春・夏に就職活動ができなかった学生
今の段階で活動をしている学生は、「内定を持っていないだけなのでは?」と多くの方が思っているのではないでしょうか。
いくつかのパターンに分かれますが、海外留学や部活動、教員・公務員試験などの事情から春・夏に就職活動ができなかった学生がいます。
また、春・夏採用で内定を獲得したものの、別の志望企業を目指して再度活動をしている優秀な学生もいます。このような理由で秋採用で活動している就活生は意外といるのです。
就職活動終了想定時期はいつ?
終了予定時期について、全体として8月末を目処にしている学生が多い一方、継続する学生は9月末までと回答する割合も28.1%と比較的多い傾向がみられました。
未内定で活動継続学生は、12月末(11.8%)、3月末(19.1%)まで活動をする予定であることがわかります。( 就職プロセス調査(2020年卒)【確報版】「2019年9月1日時点 内定状況」)
これからの就活生が企業に求めること
調査では学生に、今後活動を継続するにあたり企業に求めることは何かという質問をしています。
内定を保有しているかは関係がなく、「合否に関わらず、選考のフィードバックがほしい」と回答する割合がもっとも高い結果となりました。
また、就活を継続する予定の学生で未内定者と内定保有者によって企業側に求めることが違う点については以下があげられます。
- 未内定者は「時間・費用の短縮化」で効率化を図る
未内定学生は、 内定保有学生と比較して、エントリーシートや説明会、面接選考のWEB化を求める割合が高い傾向でした。
そのため今後の活動を見越して「時間・費用の短縮化」を希望する様子がうかがえます。また「採用ホームページをアップデートしてほしい」と回答した学生も、未内定学生で31.8%となっており、採用情報の更新を求める声があがっています。
- 内定保有学生は内定先を吟味
「内定承諾を急かさないでほしい」と内定保有学生の50.2%が回答しており、入社予定先について十分に検討したいという意向がうかがえます。
2.20年卒学生対象 合同企業説明会・イベントまとめ
これからの時期でも学生と接触できる合同企業説明会やイベントがあります。出展可能なイベントの日程、特徴、料金をご紹介します。
マイナビ就職EXPO/マイナビ就職セミナー
【特徴】
- 北海道から鹿児島まで、全国各地でセミナーを開催
- 大手マイナビ主催のセミナーであるため、集客力がある
- 毎年開催されているため、学生間でも有名
就職博
【特徴】
- 知名度にとらわれず、中堅・中小・ベンチャー企業の魅力を伝える合同企業セミナー
- 即効性のある面談形式で、選考に直接つなげることもできる
- 仙台・東京・大阪・京都・名古屋・福岡などの主要都市で開催
アクセス就活フェア
【特徴】
- 各企業ブースにて出展する合同セミナー型
- 参加社数が20社と少ない小規模合同セミナーであるため、学生との距離が近い
- 業界特化型、第ニ新卒対象など、イベントに種類がある
Meets Company
【特徴】
- 企業最大8社と学生30~50人が参加する座談会形式のイベント
- 上位校学生の参加率が6割以上で、幅広い業界の企業が参加
- 元々自社や自社業界に興味・関心のなかった人材にアプローチすることが可能
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
この時期からでも、参加が可能な合同企業説明会やイベントもあります。
内定式が終わると次年度の採用準備も始まりますが、諦めずに活動することでよい学生に出会えるチャンスがあります。
効率よく、アクティブな就活生に出会うためにも、セミナー・イベントへの出展もひとつの有効施策としてご検討いただけるとよいかもしれません。
【豪華ゲスト多数登壇!】変化に負けない「強い組織」を育むためにHRが果たすべき役割を考える大型カンファレンス『HR NOTE CONFERENCE 2024』
「人的資本経営」「ウェルビーイング」「DEI」といったトレンドワードが、HR領域だけでなく社会全体に拡がり始めた昨今。自社組織に漠然と"停滞感"を感じ、「うちは取り残されていないだろうか?」「何かやらないといけないのでは・・・」といった不安や悩みを抱える人事・経営者の皆様も多いのではないでしょうか。
本カンファレンスでは、HR領域の有識者の皆様に、様々な組織課題を解決するためのアプローチ方法について解説いただきます。強い組織を育む企業が実践している事例には、組織強化に必要な考え方や人事が果たすべき役割について学べるポイントが多くあります。ぜひ有識者の皆様と一緒に、組織を強化する「共通原理」について考えてみていただければと思います。