Indeedを運用する際に設定するクリック単価。応募に直結するためいくらに設定すべきなのか迷われている採用担当者様も多いのではないでしょうか。
そこで今回はクリック単価を都道府県・職種別にわかりやすくまとめてみました。
Indeedへの掲載を検討されている方は、ぜひ本記事を参考にしていただけますと幸いです。
目次
1|Indeedの料金形態
Indeed(インディード)は、大きく分けると
②オーガニック求人枠(無料掲載枠)
の2つから構成されています。
「注目の企業」枠は、有料掲載をおこなっている企業の広告費や、サイトの求人案件数などの条件に応じて表示される枠になるため、この枠のみに有料で広告を出稿することはできません。
このスポンサー求人枠(有料掲載枠)で必要になるのがクリック単価です。
2.Indeedクリック課金の仕組みについて
2-1.Indeedクリック課金とは
Indeedの有料掲載は「クリック課金」型の求人サイトとなります。
クリック課金とは、求人を掲載した期間には関係なくクリックされた回数に応じ費用が発生する仕組みのことです。
求人を掲載するだけで費用が発生する一般的な求人広告の場合、掲載されていても興味がない人は見ません。しかし、広告費用は発生してしまいます。
クリック課金の最大のメリットは、興味のない人にはお金をかけなくても良い点にあります。求職者が求人に興味がなければそのページのクリックをしないので、当然費用は発生しないからです。
2-2 チャージ制
Indeedの支払い方法は、事前にお金を振り込むチャージ制(もしくはプリペイド制ともいう)です。チャージ制の最大のメリットは、あまった費用は繰り越せる点にあります。
例えば、30万円をチャージして10万円を使った時点で求職者を確保できたとします。その場合は残ったお金(20万円)は次回求人を出すまで使わないでおくこともできます。
2-3 クリック単価は入札制
クリック単価(CPC)とは1クリック当たりの単価のことを指します。クリック単価は下記のように算出します。
Indeedの場合、クリック単価はどのくらいになるでしょうか?
クリック単価は0円~999円の間で設定することができ、基本的に入札制で決定します。そのため、募集地域や業界、職種など様々な要因によって変動します。
そして企業は、上限クリック単価を設定できます。安くしすぎると上位表示される確率が下がり、応募も減ってしまうかもしれません。
2-4クリック単価設定のポイント
クリック単価を設定する場合、上限クリック単価を設定することができます。上限クリック単価とは入札時の最大クリック価格のことです。現状では15~1,000円までの間で自由に設定することができます。
クリック単価は、職種・募集するエリア・時期によって大きく左右されます。競合の多い職種・時期の場合は入札金額が高くなりますし、逆に競合が少ない場合は入札金額を下げることができます。
この適切な価格を他社状況や表示数などを見ながら調整していくことが、Indeedの運用でおこなうことメインになります。
3|職種別クリック単価事例
ではクリック単価をいくらにすべきなのか。実際の職種別のクリック単価(CPC)事例をご紹介します。
3-1 営業・カウンターセールス
営業・カウンターセールスは、採用難のためクリック単価(CPC)が他の職種に比較して高騰化している傾向にあります。
出展:株式会社ネオキャリア
3-2 配送スタッフ
配送スタッフは、地域ごとにクリック単価の差があります。全国募集などの際はIndeedを利用すると採用角度が高まります。
出展:株式会社ネオキャリア
3-3 一般事務
売り手市場の現在でも、バックオフィス職である一般事務職は人気になります。そのためクリック単価(CPC)も他の職種と比較して安いです。
出展:株式会社ネオキャリア
5|おわりに
いかがでしたでしょうか。
Indeedの運用において重要になるクリック単価。
適切な価格を他社状況や表示数などと比較しながら調整し、Indeedの運用をおこなうことが重要になります。
もし、Indeedをうまく活用したいけれどもやり方がわからないなどのお悩みがありましたら、代理店に相談してみるのもおすすめです。最初に代理店をうまく利用し、軌道にのったら自社で運用を開始している企業もあります。