こんにちは、HR NOTE編集部の野村です!
仕事のみならず、生きていく中で遭遇することのある『逆境』。
仕事において、適度な逆境であれば、それがバネになり励みとなるかもしれませんが、度を超えた逆境は仕事の生産性を下げてしまうことにつながります。逆境から抜け出そうと思っても、なかなか抜け出せないという経験をした方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は『逆境から立ち直るための20の方法』をご紹介いたします!逆境に苦しんでいるという方にご参考となれば幸いです。
目次
逆境による好影響・悪影響
逆境とは、『自分もしくは世間が望ましくないと考える状況』のことです。つまり、逆境はピンチや不満がある状況と言い換えることができます。
多くの人にとっては逆境はマイナスかもしれませんが、野球は9回2アウトからとも言うように、逆境だからこそ力を発揮するという人もいるようです。
そこで、まずは逆境による好影響・悪影響を見ていきましょう。
逆境による好影響
自分を見つめ直せる
逆境に直面すると、自分にどれほど精神的・身体的な耐性があるのかが試されます。自分の弱さと向き合い、自分をどういう風に変えていくかと考える、いい機会です。
習慣を見直すことができる
逆境に直面すると、その原因がどこにあるのか、考えるきっかけになります。そして、その原因の多くは日常の習慣に関連していることがあります。
日頃の習慣を見直すいい機会につながります。
他者のありがたみを感じられる
逆境に直面すると、自分一人では全てを解決することは難しいことに気づくのではないでしょうか。そこから、自分ができないことは他者に協力を求めます。
他者に頼ることによって、他者のありがたみをいつもより感じるかもしれません。
逆境による悪影響
自分に自信をなくし、可能性を諦めてしまう
上手くいかないことがあれば、「自分は何にもできない・・・」と自分に対して悲観的になってしまいます。本来なら挑戦しようと思うことも、自分には無理だと思い込み、挑戦しなくなってしまうかもしれません。
やる気がなくなってしまう
上手くいかないことがあれば、どんな人でもやる気は下がってしまいますよね。そのやる気は他のことにも影響します。何もしたくない、家でずっとゴロゴロしていたいという心理状態になってしまうかもしれません。
すべてのことをネガティブに捉えてしまう
逆境によって一度ネガティブな気持ちになると、他のこともネガティブな視点で見てしまいますよね。本当はポジティブなことでも、ネガティブに捉えてしまうこともあります。
好影響も悪影響もある中で、皆さんはどちらの影響の方を強く受けるでしょうか?好影響に関しては、自分が次のステップに上がるために必要なことなので、素敵だと思います。
ただ悪影響に関しては、できれば抜け出したいですよね?では、その抜け出す方法をひねり出してみたので、見ていきましょう。
逆境から立ち直る20の方法を紹介
1.圧倒的努力
「努力しているけど、結果がでない!」という言葉を頻繁に聞きます。努力はあなた自身の指標ではかってしまうのは危険です。
「結果が出てないということは、まだ努力が足りていないのでは」と考えるようにしましょう。
努力しても報われないことがあるだろうか。
たとえ結果に結びつかなくても、努力したということが必ずや生きてくるのではないだろうか。
それでも報われないとしたら、それはまだ、努力とはいえないのではないだろうか。
(王貞治)
2.努力の方向性の確認
しかし、いくら努力をしていても、正しい方向に努力していないと、せっかくのその努力も無駄になってしまいます。
例えば、ピッチャーなのに投球練習をせず、素振りだけをしていても、ピッチャーとしての能力は効率的には伸びませんよね。
逆境のときは、今一度方向性の確認や、現状を整理してみてください。
仕事で
「一生懸命」とか「努力」とかはとても大切な事だと思うけれど、それで成果が上がらないのは「一生懸命」や「努力」の方向性や、やり方が間違ってるという事だと思う。やっぱり「成果」が上がらないといけない。だって「仕事」だもん。お金貰ってるんだから。— まえすぃ (@AppiSanta) 2017年9月4日
3.完璧主義を捨てる
あなたが逆境だと感じている理由は、完璧を求めているからかもしれません。
状況はどんどん変化していきます。今完璧だと思っているものも、明日には完璧ではないかもしれません。そうだとすると、今完璧のものを提出するより、8割ぐらいで提出して、他のことに時間を使ったほうが効率が良いかもしれません。
完璧を求めすぎないようにしましょう。
完璧主義者って聞こえはいいんだけど「仕事ができないタイプ」に分類される。
これが学校とかならば、テスト。
とかなら、勉強が絡むものなら「できるタイプ」になる。何故完璧主義者が仕事ができないタイプなのか?
「仕事に余裕が持てない」「人と合わせられない」などが挙げられる。
— TAKEO/船5セリカ 船3るーさー (@PSPTAKEO) 2017年9月28日
4.勇気を持って方向修正
自分のやっていることが間違っていると気づいたら、迷うことなく違う方法に変更しましょう。
確かに今まで自分がやってきたことを捨てるのは、なかなか気が進まないかもしれません。しかし、これはさらに上の目指すために必要な一歩です。
勇気を持って決断しましょう。
間違っていたら修正し、新たな判断を加えればいいのです。中長期的には良い方向へ収斂していきます。前回行った判断が100点満点で60点だったら、問題を検討し、次は120点の判断を目指す。これを繰り返し、ならして100点に近づけていくという判断の技術が必要です。
(信越化学工業社長 金川千尋)
5.人に頼ってみる
得意不得意もあるので、もし自分では無理だなと思ったら、人に頼ってみましょう。
何も恥ずかしがることはありません。自分一人でできることには限界があります。人にお願いするときは、感謝の気持ちを忘れずに。
孤独って誰しも感じるやん
でも、学校のテストのミスとか仕事でしっぱしたときのミスとかけっこう人に頼ればなんとかなるそれは無責任じゃなくて責任を感じて誰かに頼るってことだから孤独も人生のちょっとしたミスって考えれば楽になるのになとか思ってみたりするやつ
— よっしー。りょーた。音アカ (@ongakutokimito) 2017年9月25日
6.プライドを捨ててみる
プライドを頑なに守っていると、その人の本当の実力は発揮されません。
「売れなかったらどうしよう」「自分の提案が拒絶されたら嫌だ」というプライド一度外してみると肩が楽になり、不思議と逆境から抜け出せるかもしれません。
【プライドを捨てる】人は年をとって経験を積むにつれてプライドが高くなっていきます。プライドを捨てる捨てないは個人の自由です。しかし、目的を達成するために必要であればプライドを捨てる位の方が賢いです。保身のためのプライドを保持する人間ほど非効率で仕事がしづらい人でした。
— 公認会計士 (@goro5656) 2017年10月5日
7.一つひとつ丁寧に取り組む
逆境に立ったとき、つい焦ってしまい、雑なやり方で取り組んでしまうかもしれません。そうなるとますます状況は悪化して、いつも問題ないことも、問題になってしまうこともあります。
そういう時だからこそ、取り組んでいることを一つひとつ丁寧におこなうことが大切です。
8.乗り越えられない逆境はない
「逆境は神が与えてくれた成長機会なのだ」「逆境で乗り越えられない壁はない」という考え方もあります。
乗り越えるときの苦労の多さが人をまた一回り成長させてくれるのかもしれませんね。
壁というのは、できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時はチャンスだと思っている。
(イチロー)
9.状況の原因を探る
「なぜこんなことになっているのか」と逆境に立っている原因を探ってましょう。原因が分かることで、施策を打つことができます。その施策がだめなら、また新たな施策を打ちましょう。
それを解決するまでおこなうことで、いつか逆境を乗り越えることができます。
結果でないって焦ると、益々成果から遠ざかる
大切なのは、駄目だった理由、原因を改善していくことなのに— えう(えうピョン)趣味垢 (@eutoku0922) 2017年9月7日
10.開き直る
対処法が見つからないのなら、「仕方ないよね」と開き直ってしまうのも1つです。
これは諦めるということではなく、その状況を受け入れるということです。状況を受け入れると、今までにはなかった視点で問題を見れるときもあります。なので、あえて開き直ってしまうのもいいかもしれませんね。
「自信」仕事に対して気弱になると上手くいかない。ただし、根拠の無い自信でメッキが剥がれても意味がない。大切なのは、開き直る勇気。それは、できない自分を認め、足りない点を補う努力をすることだ。例えできないことがあっても、立ち向かう自分がそこにいれば、自然と自信が生まれる。
— 90日間で内定を手に入れた就活法 (@d05136dm) 2017年10月5日
11.現状の良いところを探す
逆境のとき、悪い点に目がいきがちです。
でも悪い状態の中にも、必ず良いところはあります。どんな小さなことでもいいので、ノートに書き出してください。それがあなたの努力の結果です。
そういう風に見ると、やる気が湧いてきませんか?
12.あえて何もしない
自分にはどうにもできないということもあるかもしれません。
そういうときは時間が解決してくれることを待ってもいいのではないでしょうか。
ときには待ってみる。その勇気もです。
たまには何もしない時間を作ろう。あえて、何もしない時間を先に作っておくことで、仕事もプライベートも集中して取る組むことができるようになり、時間と心にかえって余裕が生まれる。そして、余裕ができればあなたは人生をもっと楽しむことができるようになる。#DaiGo厳選
— 厳選!メンタリストDaiGo名言 (@MentarizumuDai) 2017年9月25日
13.昔の人の知恵を借りる
なかなか逆境を抜け出せないときは、昔の人の知恵がたくさん詰められている本を読んでみてはいかかでしょうか?
いろんな人がいろんな経験をした偉人たちの知恵をたった数時間で知ることができるというのは、すごいことです。
これを使わない手はないですね。
人間の悩みはいつの時代も同じや。そんで本ちゅうのはこれまで地球で生きてきた何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてんで。その『本』でも解決できへん悩みちゅうのは何なん?自分の悩みは地球初の新種の悩みなん?自分は悩みのガラパゴス諸島なん?
by #ガネーシャ— 独断と偏見による名言bot (@bot25229125) 2017年10月5日
14.リフレッシュ
全く仕事とは関係のないことをしてみましょう。
いつもデスクに張り付いて仕事をしていて運動不足な人は、休みの日を使ってハイキングに行ったり、自然豊かな土地にピクニックに行ったりすることもいいかもしれません。
そういうリラックスしたときに、今まで思いつかなかったが思いつくかもしれません。
昨日高校時代の部活の後輩達と顧問の飲み会に誘われて、最初は絶対アウェーになるだろと思ったんだけどめちゃくちゃ楽しかったし仕事で悩んでる自分に自信のでる話もあって、すごくリフレッシュした。高校の教員やってる後輩が悩みを打ち明けてから皆涙ながらで、尊敬する顧問からの言葉も元気が出た
— おたま (@otama357mag) 2017年9月3日
15.圧倒的他責
よく自責で考えようと言われているかもしれませんが、あえて他責にしてみましょう。
「上司のせいで・・・」「お客様が・・・」一度吐き出してしまえば、案外すっきりして、落ち着いて対処できるものです。ただ吐き出す場所は選んでくださいね。
壁に耳あり障子に目ありです。
またきた~風味堂の「愛してる」。晴れてるけど涼してセンチメンタルになる大気。仕事でミスして、治療結果も芳しくなくて踏んだりけったりの今日この頃。停滞期や、、、きっと大殺界&本厄やからや・・と他責にしてみる。が。結局全ては自分非なんだよね・・運が悪いのもタイミングが悪いのも。
— 703ash (@703ash) 2011年9月6日
16.違う仕事に取り組んでみる
目の前の仕事に詰まったら、別の仕事をしてみるのもいいかもしれません。別の仕事をすると、頭を切り替えたれたり、新しい視点で見れたりできるかもしれません。
そういって、別の仕事に時間をかけすぎてしまうと、本来の仕事の締め切りをうっかりすぎちゃったということもありえますので、十分注意してください。
17.未来を考える
人は目の前のことに目がいきがちです。
今やっている仕事は自分の将来にどう繋がっているのか。なぜこの仕事をしているのか。
こういう風に考えると、今を逆境に立っている意味が理解できて、納得して逆境に立ち向かえるかもしれません。
18.小さな一歩を確実に
1日が終わったら、小さなことでも行動できた自分を褒めてあげて眠りにつきましょう。明日もまた小さなことを行動していけばいいのです。
そうやって小さなことの積み重ねが逆境を乗り越える大きな一歩になるのです。
一歩一歩、着実に積み重ねていけば、予想以上の結果が得られるだろう
(豊臣秀吉)
19.ポジティブに考えてみる
ポジティブに考えてみるのも一つの手かもしれません。
例えば、「このピンチがあったから、周りに頼って周りとコミュニケーションを取ることができた!」こういう風に考えると、苦しいことが楽しくことに変わるかもしれません。
20.感謝の心を持つ
どんな苦しいことがあっても、元気に身体が動き、仕事ができている現状に感謝しましょう。
人生ですから、ときには苦しいこともあるでしょう。それも含めて生きているということなので、全てに感謝しましょう。
さいごに
いかかでしたでしょうか。
視点を変えてみる、気分を変えてみるなど、多くのやり方があるなと感じました。もちろん逆境の乗り越え方はこれ以外にたくさんあると思います。
自分なりの乗り越え方を確立するためにも、いろんな方法を試して、自分に合うかどうかを確かめたほうがいいかもしれませんね。本記事が逆境の乗り越え方の参考になれば幸いです。