人材紹介ほどコストはかけることはできないけど、求人媒体に自社の求人をのせて、集客したいという方は、求人媒体を利用して求職者の応募を集めるのがよいでしょう。求人媒体利用のメリット・デメリットもあわせて確認してみてください。
インドネシアで主要な求人サイト社
1.Job street
ジョブストリートは、マレーシア、シンガポール、インド、タイ、バングラディッシュ、香港、フィリピンでもサービスを提供しているオンライン求人サイトです。インドネシアには6拠点あり、2万以上の求職リストが掲載され、インドネシア人求職者がサービスを利用しています。また、今は1求人を30日間無料で掲載することができるようです。
2.Jobs DB
ジョブズディービーは、1998年に香港で、2000年にインドネシアのジャカルタで設立されました。求人サイト運営だけではなく、定期的に求職者用に就職説明会も開催しています。また、掲載費用に関しても、オンライン決済や、近くのコンビニからも支払いができるようになっているため、利用しやすくなっているようです。
3.Jobs ID
Jobs.idは、金融や銀行、情報技術(IT)や電気通信、メディアや広告などを強みとしつつ、さまざまな業界の求人とキャリアオプションを提供するオンライン求人サイトです。期間の決まった契約を結ぶことで、無制限で求人を掲載することができます。また、その間に上限までの人数の履歴書を確認し、選考することが可能です。
会社:Jobs.ID
電話番号:+62 21 5060 7500
HP:https://www.jobs.id/employer_account/login?context=header_employer_login
4.Hired Today (CareerBuilder)
Careerbuilder.comというアメリカのオンライン求人サイトを運営する会社が支援をしていた会社です。Indeed同様、求人情報に特化した検索エンジンで、世の中にある、あらゆる求人サイトや企業の採用情報などを集約されており、求職者にとっては、求人検索がしやすく、またコラムも充実した見やすいホームページとなっています。企業用のホームページは登録制となっています。
5.Line Job
LINEは、日本でも利用されている方が多いコミュニケーションツールではないでしょうか。しかし、最近ではLine Jobという機能を追加し、Jobs.idおよびHired Today(以前CareerBuilder)と連携し、求人をアップデートしています。Lineのアプリから簡単に求人を確認し、応募までスムーズにできるようです。
6.Indeed
Indeedは、求人情報に特化した検索エンジンで、世の中にある、あらゆる求人サイトや企業の採用情報などを集約されており、毎月2億5千万人以上のユニークユーザーいるといわれています。また、利用の際に、契約等がなく、初期費用不要、完全無料で求人広告を掲載でき、利用開始日から掲載も可能です。
会社名:Indeed
問い合わせ先:https://indeed.force.com/employerSupport2/s/contactsupport?language=in
HP:https://id.indeed.com/hireV2?co=ID&hl=en&from=gnav-menu-acme–discovery-webapp
7.Linked In
リンクドインは、ビジネス用のSNSとして、世界の6.45億人を超えるメンバーが仕事やキャリアに関する情報を取得、交換に使っているサービスです。そのため、個人のアカウントとは別に、自社アカウントを作り、求人を掲載し、求人にあう人材を探し、相手が転職活動中の場合は、個別で自社選考の案内をすることも可能です。
会社:LinkedIn(インドネシアにオフィスなし。)
8.Karir.com
karir.comは、ジャカルタとジョグジャカルタにオフィスがあり、オートマッチングシステムのある求人サイトを運営しています。また、英語の能力テスト、キャリア診断テスト、自己分析テストのような求職者の能力を測るための機能も充実しています。
9.Jobindo.com
2005年に求人サイトの運営会社として設立。4000社以上の企業の求人を扱っており、約15万人以上の求職者がいるそうです。また、ドライバー職からエンジニア職まで幅広い求人を扱っています。
10. Kompas Karier (Urbanhire)
インドネシアの大手新聞会社コンパスが自社のネットワークを活かし、Urbanhireという採用に関するオンラインサービスを提供している会社と連携し、求人サイトを運営しています。求人の掲載に関しては、Urbanhireから登録するようです。またUrbanhireに登録するだけで、自動的にGoogle、Line Job、そしてIndeedのようなサイトにも求人掲載がされ、スムーズに選考を行うことが可能になります。
会社:PT Urban Teknologi Digital
電話番号:+62 813 8815 6098(Urbanhire)
11.Monster.co.id
Monsterは、インド、中東、東南アジアの各地域にオンライン求人サービスを提供しています。求人作成後、SEM(サーチエンジンマーケティング)を利用したターゲット広告等でFacebook、Instagram、Twitter、Google等で多くの求職者へのアプローチを可能にしています。
12. Freelancer – Hire & Find Jobs
247以上の国で44,546,913 人以上のフリーランサーと採用担当者を繋げる“フリーランス用”の求人サイトです。プロジェクトの期間・内容にあわせ、条件にあわせたフリーランスの採用ができ、採用後はシステムにて進捗管理も可能です。また給与に関しては、固定でも時給制でも状況に応じて設定可能です。
求人広告サイト利用のメリット・デメリット
メリット1.人材紹介等のサービス利用に比べるとコストがかからない。
下記のように比較すると、コストの差は明確です。スタッフレベルの採用で、自社で採用活動に時間をかけることができる採用担当者がいるのであれば、上記のような求人広告媒体の利用のみで十分かと思います。
メリット2.社内での採用方法の見直しや改善が可能。
求人の記載方法の仕方を少しかえるだけで、応募の数や質が変わってきます。そのため、自身で求人を作り、履歴書の確認をすることは、どういった人が自社にあっているのか具体的にイメージすることに繋がり、自社の採用の成功パターンを確立することが可能になり、自社の採用部の強化に繋がるのではないでしょうか。また、自社と求職者の2者間で、直接日程調整ができ、自社の都合で選考ができることは企業サイドにとってはうれしい点かと思います。
デメリット1.成功報酬ではないので、お金をかけても成功しない可能性もある。
求人媒体は、あくまでも求人の掲載がサービスとなっているため、求人掲載後に応募が少なく、採用まで至らなかった場合でも料金は発生します。中には、応募の中から履歴書を開いた数に費用がかかるようにしているものもあるようなので、担当者に採用に関する現状の課題を伝えた上で、サービス内容を相談して決めるとよいかもしれません。
デメリット2.媒体の選定、求人の作成、履歴書の精査等時間と手間がかかる。
上記のようにいろいろな企業が求人広告サービスを提供しています。その中から自社の課題感とあうサービスを提供しているところを選定し、求人の作成に入ります。一度求人を作成し、インターネット上にアップデートすると、求人内容次第では、希望した条件とあっていない求職者も含め多くの応募があつまることでしょう。その中から1つ1つ履歴書を確認し、希望と近い人を集め、面接を設定するとなると、多くの時間がかかることが想定されます。そのため、自社の採用部のみで履歴書を精査する際は、学歴や言語レベル等である程度のフィルターをかけ、行うとスムーズになるでしょう。
最後に
上記のようなデメリットを解消するために、人材紹介企業を利用している企業もあるかと思います。というのも、多くの人材紹介企業は、担当者様の手間や時間がかからないよう、下記のような業務を代行して行っております。
代行業務の例
- 求人票の作成
- 求人サイトへの求人の掲載
- 採用要件に合致する応募者の人選および推薦
- 面接日程の調整
- 応募者への合否連絡
- 給与などの条件交渉
- 内定後のフォロー
求人広告のみと比べると手間・時間を短縮しつつ、希望に近い人材を探すことが可能になるため、もしも現状の採用に課題感を感じることがあれば、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。