予防ヘルスケア×AIテクノロジー(人工知能)に特化したヘルステックベンチャー株式会社FiNCが、これまでの人事制度を一新。
全従業員を対象に乳がん、前立腺がん、すい臓がんの検診を全額会社負担で実施する制度や、全国各地のジムを優待価格で利用できるなどの制度を加えた「FiNC Wellness Box」を策定することが発表されました。
株式会社FiNCについて
FiNC社は創業以来、「一生に一度のかけがえのない人生の成功をサポートする」というビジョンを掲げ、人々の健康寿命を延伸することを目指して、テクノロジーと予防ヘルスケアの領域で各種事業を展開しています。
同社は従業員のエンゲージメントの向上は、企業の責務であると考え、従業員に向けては心身の健康状態の改善をおこなってきました。
また、従業員の多くは1日の大半を会社で過ごします。従業員と長い時間寄り添っているからこそ、一人ひとりの心身の異変にいち早く気づく必要があると考え、従業員のためのウェルネス施策の拡充に取り組んでいます。
その上で今回、従業員の”もしも”のリスクをできる限り予防することをコンセプトに、具体的な施策を新たに追加した「FiNC Wellness Box」が策定されました。
「FiNC Wellness Box」の内容
「FiNC Wellness Box」は、顧客の健康をサポートするFiNCの従業員に向けた、ココロとカラダの健康を維持・増進するためのウェルネスプログラムです。
同プログラムは、フィジカル(身体面)、メンタル(精神面)、エンゲージメント(仕事の働きがい等)の3つの要素から構成されています。
「FiNC Wellness Box」では、性別や年齢など従業員の属性にあわせて設計した当社独自の検診プログラムを、個人負担ゼロで受診できます。
検診プログラムの中でも、国民の死因の上位を占めるがんの早期発見のための検診項目が充実しています。
たとえば、胃がん患者の約90%が保有しているとされるピロリ菌のチェックおよび除去治療までを全従業員向けに導入するほか、年齢や性別に応じたがんのリスクチェック検査が導入されています。
CWO(Chief Wellness Officer)中山理香 さんのコメント
私たちは、FiNCの社員だけが幸せなワークライフを過ごすことがゴールではありません。会社が大切な従業員を守るためにどうあるべきか、理想の企業のあり方を追求し、その効果を自らが証明し、社外に発信し続けることによって「本当によい会社」のスタンダードを変えていきたいと思っています。
本当に社員のこと想う会社が増えることによって、その企業で働く社員が変わります。
自社が変革することによって、世の中のすべての人が“Precious Life”を生きることができる世の中を
つくる、それが私たちが目指す本当のゴールです。
まとめ
FiNC社は、これからの企業の理想の在り方を体現し、ウェルネス経営領域におけるリーディングカンパニーを目指す企業です。
リーディングカンパニーとなることによって、自社のみならず、世の中の企業の在り方に変革をもたらし、より多くの従業員が幸せな勤労体験を得られる社会を実現していくようです。