介護業向けWeb会議システム徹底比較|現場で受講できるオンライン研修 | 人事部から企業成長を応援するメディアHR NOTE

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介護業向けWeb会議システム徹底比較|現場で受講できるオンライン研修

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「介護でWeb会議システムを活用したいけど、どう活用すればいいのかわからない」このようにWeb会議システムの導入を悩んでいる介護業の方も多いのではないでしょうか。

Web会議システムは、介護研修や施設運営のノウハウの共有などが気軽におこなうことができます。サービスごとに、実装されている機能が異なるので、導入を検討するときに、どのような機能があるのかをしっかり確認する必要があります。

Web会議システムの導入について悩んでいる介護業の方に向け、今回は「Web会議システム」について、

  • Web会議システムが介護業にあっている理由
  • Web会議システムの主な機能一覧
  • 介護業務家のWeb会議システムのサービス紹介

をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

※Web会議について知りたい方はこちら! 【関連記事】Web会議とは|システムの料金・特徴・機能を徹底比較!

1. 介護業が抱えるコミュニケーションの悩み

1-1. ノウハウの共有がうまくいかない

介護業を営んでいる企業は、複数の事業所を運営しているケースが多いでしょう。その場合、事業所ごとに提供するサービスの質に偏りが出て、均一したサービスを提供できていない場合もあります。その要因の一つが、ノウハウのシェアができていないことにあります。

各事業所の責任者が全員集まり、ノウハウの共有をすることは、移動時間がかかったり、交通費がかかったりするため、簡単ではありません。本社にノウハウを集約して、ノウハウをメールで各事業所の責任者に送ったとしても、忙しくてメールを見るのを忘れてしまう可能性もあります。

積極的な責任者ではないと、なかなかノウハウを共有されるのは難しいでしょう。

1-2. 研修の受講に負担がかかる

介護業界では、処遇の向上やキャリアパスの確立などのため、研修が頻繁に実施されています。実務ベースの研修から、介護統括責任者の研修などさまざまです。

研修は講師が施設に訪れるか、介護職員が研修会場まで足を運ばなければいけません。そのため、移動時間や交通費がかかります。

また、介護職員は現場を離れることができないため、研修を受講するには、交代できる職員がいる必要があったり、業務時間後の時間を使う必要があったりします。

これらの理由で、研修は介護職員のキャリアアップに重要ですが、なかなか受講が難しいでしょう。

1-3. 責任者と従業員間のコミュニケーションがうまく取れない

介護の現場は忙しく、責任者と従業員のコミュニケーションのタイミングが合わないケースがあります。その積み重ねがサービスの質の低下に繋がったり、不満に繋がったりします。

コミュニケーションを円滑にするために、定期的にミーティングをおこなうことが一つの解決策です。しかし、訪問介護の場合、外にいることが多く、ミーティングをするためにわざわざ事業所に戻ったり、営業時間を延長されたりするのは逆効果かもしれません。

2. Web会議システムが介護業にあっている理由

2-1. ノウハウの共有がスムーズに

メールなどの文章では、背景やノウハウの詳細が伝わりにくいです。しかし、Web会議システムは、画面共有やホワイトボードなどの機能もあるので、文面では伝わりにくい部分まで伝えることができます。

また、メールのように一方向のコミュニケーションではなく、Web会議システムは双方向のコミュニケーションが可能になります。そのため、単なるノウハウ共有ではなく、「自事業所なら、そのノウハウをどういう風に活かすことができるのか」などと議論をおこなうことができます。

録画機能もあるので、責任者だけではなく、従業員にも後ほど視聴してもらうことも可能です。

2-2. 研修の受講への負担が軽減される

研修の実施にWeb会議システムを利用すると、講師も受講者も移動時間や交通費がかかりません。そのため、研修の受講への負担が軽減されます。

また、Web会議システムに、録画機能が搭載されているサービスもあります。研修を録画することができれば、研修の時間帯にタイミングが合わなかった介護職員に、あとで視聴してもらうこともできます。

Web会議で、どこからでも研修を受講することができることにより、現場を離れることのできない介護職員も研修を受講することができます。

2-3. コミュニケーションのタイミングを合わせやすい

Web会議システムは場所を限定されないので、責任者や従業員がどこにいてもコミュニケーションを取ることができます。直接会う必要もないため、コミュニケーションのタイミングを合わせやすいです。

訪問介護で外にいるときも、外出先でスマホからWeb会議を繋ぎ、責任者とコミュニケーションを取ることができます。そのため、ミーティングをするためにわざわざ事業所に戻ったり、営業時間を延長されたりしません。

3. Web会議システムの主な機能一覧|システム導入で実現できることは?

ここでは、Web会議システムを導入した際に、どのような機能を使用することができるのか、主な機能一覧をご紹介します。

[拡大する]

ルームの管理から、チャット、画面共有、資料ダウンロード、ホワイトボードなどをWeb上でおこなうことができます。さらに、録画機能やアンケート機能なども搭載されています。

また、Web会議システムを導入することで、以下のようなことを実現できます。

【Web会議システムで実現できる内容】

 

  • 移動時間を含めた介護研修の受講者のスケジュールを気にして、日程調整をおこなう必要がない
  • 介護研修で移動する必要がないため、移動時間と交通費を削減できる
  • 介護研修やノウハウ共有のときに、紙の資料を配布する必要がないので、コスト削減に繋がる
  • 訪問介護など外出の多い雇用形態の従業員とも、顔を合わせてコミュニケーションを取れる
  • 現場を離れずに、遠隔拠点とコミュニケーションを取ることができる

また、Web会議システムの特徴として、誰でも直感的に使い方がわかる簡潔性と、スマホやタブレットなどの端末でもコミュニケーション取ることができる利便性があげられます。

誰でも直感的に使い方がわかるので、導入して運用に乗らないケースも少ないです。使うときに、ソフトウェアのダウンロードやアカウントの登録も必要がないので、導入してすぐに使うことができます。

遠隔にいる介護職員とも簡単にコミュニケーションを取ることができるため、働き方改革の後押しにもなります。

以上のトレンドを踏まえた上で、Web会議システム導入に向けた比較をしてみてはいかがでしょうか?

4. 介護業に適しているWeb会議システムをご紹介

それでは、介護業務家のWeb会議システム7サービスの特徴や料金をご紹介していきます。

初期費用が不要なサービスや、多くの機能を実装しているサービスなどがあり、導入検討の際に是非お役立てください。

4-1. Conect live:Web会議をもっと簡単に、もっとシンプルに

【特徴】

  • ソフトウェアのインストールや複雑な事前設定も不要なので、導入が簡単
  • 会議開催までわずか3ステップなので、思い立ったらすぐに会議開催できる
  • ウェブサイトを閲覧するように会議に参加できるため、PCスキルに関わらず、誰とでも簡単につながることができる
アプリ対応 メモ
チャット 通信状況インジケーター
画面共有 録画
資料ダウンロード アンケート

【料金】 都度お問い合わせ

サービス名:Conect live 提供企業:楽天コミュニケーションズ株式会社 URLhttps://comm.rakuten.co.jp/

4-2. LiveOn:過去5年間で稼働率99.999%以上!

【特徴】

  • 会議室はいくつでも自由に作成が可能。複数の会議を同時に開催することができ、柔軟に利用することができる。
  • 独自の圧縮技術を搭載。多拠点接続時や回線状況の悪い海外でも途切れや遅延が圧倒的に少ない
  • ログインから入室までわずか2クリック。シンプルな画面構成と分かりやすいアイコン配置で、誰でも簡単に利用可能
アプリ対応 メモ
チャット 通信状況インジケーター
画面共有 録画
資料ダウンロード アンケート

【料金】

  • 初期費用:78,000円/ライセンス
  • 月額費用:3,000円/ライセンス
サービス名:LiveOn 提供企業:ジャパンメディアシステム株式会社 URLhttps://www.liveon.ne.jp/

4-3. sMeeting:高品質、高セキュリティなクラウド型Web会議システム

【特徴】

  • sMeetingでは、高音質で聞き取りやすく、ストレスのないコミュニケーションを図ることができる
  • ドコモ・NTTグループ22万人の利用実績を通じて培った経験とノウハウをもとに、「高品質」で「低コスト」なサービス提供
  • 高レベルのセキュリティが求められる経営会議などでも、情報漏えいのリスクを最小限に抑えることが可能
アプリ対応 メモ
チャット 通信状況インジケーター
画面共有 録画
資料ダウンロード アンケート

【料金】

  • 初期費用:30,000円
  • 月額費用:28,800円~
サービス名:sMeeting 提供企業:ドコモ・システムズ株式会社 URLhttps://ddreams.docomo-sys.co.jp/smeeting/

4-4. Zoom:あらゆるデバイスでの簡単なビデオ会議

【特徴】

  • どのデバイスでもミーティングの開始、参加、コラボレーションを簡単にできる
  • すべてのミーティングに対するエンドツーエンドの暗号化、パスワード保護、出席者の保留などによりミーティングの安全を確保
  • Zoomミーティングがお使いのカレンダーシステムと同期される
アプリ対応 メモ
チャット 通信状況インジケーター
画面共有 録画
資料ダウンロード アンケート

【料金】

  • 月額費用:14.99ドル~
サービス名:V-SESSION 提供企業:Zoom Video Communications URLhttps://zoom.us/jp-jp/meetings.html

4-5. Ricoh Unified Communication System:3ステップ操作でカンタン接続

【特徴】

  • 誰もが直感的に使えるシンプル操作と、高画質・スムーズな映像により、快適なWeb会議を実現
  • 2つのタイプのWeb会議システムを用意しているので、企業に合ったWeb会議システムを導入できる
  • インターネットで接続できるので、専用回線が不要。また、クラウドサービスなので、MCU(多拠点接続装置)が不要
アプリ対応 メモ
チャット 通信状況インジケーター
画面共有 録画
資料ダウンロード アンケート

【料金】 都度問い合わせ

サービス名:Ricoh Unified Communication System 提供企業:株式会社リコー URLhttps://www.ricoh.co.jp/ucs/

4-6. V-cube:高品質のクラウド型Web会議サービス

【特徴】

  • 必要最低限のボタンを配置したわかりやすいインターフェースにより、誰でも簡単に使うことができる
  • HD対応の映像・自動調整されるクリアな音声、つながりやすく、途切れにくい数々の工夫
  • インターネット接続環境があれば、どこからでも利用可能
アプリ対応 メモ
チャット 通信状況インジケーター
画面共有 録画
資料ダウンロード アンケート

【料金】 都度お問い合わせ

サービス名:V-cube 提供企業:株式会社ブイキューブ URLhttps://jp.vcube.com/service/meeting

5. さいごに

今回の記事では、

  • Web会議システムが介護業にあっている理由
  • Web会議システムの主な機能一覧
  • 介護業務家のWeb会議システムのサービス紹介

についてお話しました。

介護でWeb会議システムの導入を検討している方は、ぜひさまざまな角度から比較してみてください。

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