就職活動での面接。
それは、企業と求職者、お互いの想いや意見を交わし合う真剣勝負の場です。 特に学生は、新卒採用で社会人として初めての1社を決める人生における大きな分岐点になります。 面接官も、そんな新卒の一生を左右する場に立ち会うため、自社に合うか、自社で活躍してくれそうか、お互いにとって良縁となれるかしっかりと見極めを行う必要があります。
そんな面接の場では、実にさまざまなやりとりが繰り広げられています。 今回は、面接における面白いエピソードを集めてまとめてみました。
面接における面白いエピソード
発想は面白いけど・・・
面接官「シカゴには何人のピアノ調律士が居ると思いますか?」 学生「4、5人でしょうか?」 面接官「え?なぜですか?」 学生は「『4(し)』か『5(ご)』なので・・・。」 面接官「面白いけどそういう質問じゃないんです」
学生時代にしかできないこと
面接官「君、大学で1年間留年してるみたいだけど何か理由でもあるの?」 学生「学生時代にしかできないことをやっておきたかったので」 面接官「と、言うと?」 学生「留年です」 面接官「え?」 学生「留年です」
そういう後悔か!
面接官「学生時代後悔してることは?」 学生「女性関係です」 面接官「何があったんですか?」 学生「何もなかったんです」
そうじゃない
面接官「今日は何で来たんですか?」 学生「面接しに来たんです!」 面接官「そうじゃなくて、どうやってここに来たんですか?」 学生「あの扉を通ってです!」 ・・・そのとき確かに時は止まった。
無人島に何を持って行くとしたら・・・?
面接官「無人島に1つだけ持って行くとしたら何を持って行きますか?」 学生「どこでもドア」 面接官「実在する物で答えて下さい」 学生「現実的な質問をして下さい」
面接官「無人島に1つだけ持って行くとしたら何を持って行きますか?」 学生「御社、ですかね・・・」 面接官「やめてください」
何か質問はありますか?
面接官「何故、日本だけ道路は左側通行なのか教えてください」 学生「わかりません」 面接官「はい、じゃあ面接終わります 何か質問ありますか?」 学生「なぜ左側通行なのですか」 面接官「あの・・・えっと・・・」
何で面接で変な質問するんですか?
学生「なんで面接で変な質問するんですか?」 人事「変な質問されたらSNSで言いたくなるでしょ?」 学生「そうですね」 人事「そうすれば検索しやすくなるからだよ」
着陸してよろしいですか?
航空会社の入社試験。 呼ばれて面接室に入るとき、とある学生が「キーン」と言いながら両腕を広げ、旅客機の真似をしながら入室した。 椅子に座ろうとした学生は面接官に「着陸してよろしいですか?」と尋ねた。 面接官は答えた。「そのまま旋回しなさい」。学生は、両腕を広げたまま引き返し退室した。
その特技はすごい!
学生「私の特技は臭覚が、人並み外れて発達していることです」 面接官「ほぉ、どんなことが分かりますか?」 学生「みなさんがお昼に召しあがったものがわかります」 面接官「本当ですか、当ててみてください」 学生「右の方から、月見そば、天ぷらそば、かつ丼だと思います」 面接官「え、すごい!!」
なんという偶然が・・・
(右足にギプスの学生入室) 面接官「どうされました?」 学生「先週スノボで、超下手糞なスキーヤーに激突されました」 面接官「それは奇遇ですね。私も先週、スキー専用コースに突っ込んできたスノボの学生に・・・。(と言いながら、左足のギプスを見せる)」
学校名、氏名、挨拶等は言わなくて結構です
人事「質疑応答になりますが、質問するときは学校名、氏名、挨拶等は言わなくて結構ですので、気軽に質問してください。」 人事「はい、では後ろの方どうぞ。」 学生「慶応大学の○○と申します。本日は貴重なお話ありがとうございます~」 人事「あの・・・」
今日は300点くらいです
面接官「TOEICは何点ですか?」 学生「受験した事が無いので…」 面接官「大体何点位だと思いますか?」 学生「800点位だと思います」 面接官「あ、ならこの面接、今から英語に切替えてもOKですね」 学生「あ、うう、いえ今日は調子が悪く、300点位ですので・・・」
酒、酒、酒!
面接官「趣味は何ですか」 学生「酒です」 面接官「行き詰まった時はどうしますか?」 学生「酒です」 面接官「失敗談を聞かせてください」 学生「酒です」
・・・・・・。
面接官A「・・・。」(無言) 面接官B「・・・。」(無言、30秒経過) 面接官C「・・・。」(無言、1分経過)
学生「あのー、何か聞いて頂けないでしょうか?」
面接官A「1分08秒です」 面接官B「遅いね」 面接官C「ウチは20秒以上の者は採用しないんだ」
それが聞きたいのに
学生「私はどんなことがあってもへこたれない事が強みです。私は大学時代に、 すごく辛い事があったのですが、それを前向きに捉え、乗り越えました。」 面接官「大学時代にどんなことがあったのですか??」 学生「それは・・ここではいえません」 面接官「・・わかりました」
キリンです!
面接官「この会社を動物に例えると何ですか?」 学生「!?・・・キリンです!」 面接官「何故ですか?」 学生「の、伸びそうだからです!」
最後に
いかがでしたでしょうか。
「その発想はなかった」と思わず感心してしまうものもあったのではないでしょうか。
ちなみに、求職者も面接官のことを良く見ています。 求職者からの思わぬ発言に対し、戸惑うことなく適切な返答ができると「あの面接官の人、すごい」と思われ、好印象を持ってくれるかもしれませんね。