「新入社員研修」を徹底比較|実施する目的や具体的な内容/料金相場は?

新卒採用をおこなう企業にとって、新入社員の教育は欠かすことができません。

しかし、「どのようなコンテンツにすればいいかわからない。」「新入社員研修会社に委託する場合に掛かる費用はどれくらい?」といった声も多く耳にします。

そこで、今回は新入社員研修の目的や具体的なプログラム内容、メリット・デメリット掛かる費用の相場、各研修会社の特徴についてまとめていきます。

1. 新入社員研修の目的

そもそも新入社員研修を実施する目的は、以下の3点になります。

  • 社会人になるに当たって最低限必要な「スキル」を習得する
  • 学生から社会人になるという「意識」を芽生えさせる
  • 社会人としてこれから成長するための「習慣」を身に付ける

研修を実施することで、社員1人ひとりが仕事に対するスタンスや、社会や組織に対して価値提供をおこなう心構えを持てるようにすることが求められます。

2. 新入社員研修の具体的内容

新入社員研修は、社会人としての基礎的なスキルやスタンスを学ぶためのものです。

新入社員は中途社員と異なり、社会人として働いた経験がほとんど無いため、何か1つのことを集中して学ぶのではなく、複数のことを網羅的に教えることが大事になります。

2-1. 新入社員研修のコンテンツ設計のポイント

新入社員研修のコンテンツを考える際には、次の3点に注意してください。

Point.1 新入社員のスキルレベルを正確に把握できているか?

まず、新入社員がどれくらいのスキルを持っているのか把握することが大事になります。

まだ社会に出て働いたことの無い新入社員にとってビジネスマナーは大きな個人差が無いことが考えられる反面、PCスキルや語学力にはすでに個人差がある場合があります。

これら全てのビジネススキルを測ることで、各新入社員の現在地を正確に把握するようにしましょう。

Point.2 業務に必要なスキルを明確にできているか?

次に、新入社員がどのようなスキルを身につけるべきか、会社で働く上で必要なスキルを明確に定義することが大事です。

その際には、会社にとってどのような人材が必要なのか、優先順位をつけるところまでおこなうことをおすすめします。

経営者や現場の社員に対してヒアリングし、新入社員にとっての明確な目標が見えるようにすると良いでしょう。

また、人事担当者の考えに偏った新入社員研修の内容にならないようにすることも大切です。

Point.3 研修時間と全体スケジュールが適当か?

新入社員研修は1日でおこなう企業もあれば、1週間~数カ月といった企業もあります。

研修時間が長いから良いというわけでは全くありません。

各企業の状況に応じて、何をどのタイミングで教えるか全体的なカリキュラムを作成すると良いでしょう。

2-2. 一般的な新入社員研修のコンテンツ

新入社員研修でよく導入されるコンテンツは、以下の7つです。

新入社員研修でよく導入される7つの研修
  • Off-JT
  • グループワーク
  • レクリエーション
  • ロールプレイ
  • ケーススタディー
  • 配属先でのOJT
  • 研修実施にむけたアナウンスと振り返り

この中で最も重要な研修は、「研修内容の振り返り」です。

1日の終了時や研修期間の最後に必ず振り返りの時間を設け、各個人で研修を通じて学んだことを整理してもらうようにしましょう。

また、なかなか効果の見えにくい研修でも振り返りと一緒にアンケートを取ることで、次回の新入社員研修の改善に役立てることができます。

また、それぞれのコンテンツを実施する中では、以下の4点について重点的に伝えると良いでしょう。

①企業の理念やビジョン

新入社員にとって、まだ企業については、わからないことだらけです。

自社のことをより知ってもらうために、企業の理念やビジョン、目指す方向性をしっかり伝えるようにしましょう。

新入社員が理念やビジョンに共感し、自分の役割を認識することができれば、働く意欲の向上や早期離職防止にもつながります。

これらは人事担当者ではなく、経営者から伝えることが最も効果的です。

②ビジネスマナー

社会人として最低限必要なビジネスマナーを教える必要があります。

お辞儀の仕方や言葉遣い、電話応対、名刺交換といったビジネスマナーの基本を、ロールプレイなどで実践もしながら学ぶことが効果的です。

③PCスキル

社会人になると、PCを使用することが格段に増えます。

そのため、タイピングや資料作成についてなど、ある程度のPCスキルは身につける必要があります。

PCスキルに関しては個人差が大きいため、スキルレベルを事前に把握するとともに、OJTで確認していくことが効果的です。

④コミュニケーションの取り方(「報・連・相」)

上司や顧客など年齢や立場の違う相手とコミュニケーションを取ることも多くなります。

そのため、「報・連・相」の仕方や相手の立場を考えた発言の仕方など、社会人として求められるコミュニケーションの取り方を教える必要があります。

これらは、グループワークを通して体系的に学ぶことが効果的です。

2-3. 【事例】職種別の新入社員研修例

研修コンテンツはさまざまな職種別に組まれる場合も多いかと思います。

今回は、その中でも特に多くの企業で実施されている、「営業職」と「ITエンジニア」の研修についてご紹介します。

営業職

営業職は、自社の商品・サービスを顧客に提案・販売して売上を上げることが求められます。顧客から課題をヒアリングし商品・サービスを売り込む必要があるため、研修では商品・サービスの理解、プレゼンテーションスキルやヒアリング力を鍛える必要があります。ロールプレイやOJTを組み合わせての実施することが効果的です。

ITエンジニア

エンジニアに求められる能力は、技術を用いてシステムなどを作り出すことです。期日内での納品や顧客の重要情報の管理が必要な職種です。そのため、新入社員研修では技術理解に加えて、タイムマネジメントや情報セキュリティなどを教える必要があります。座学とOJTを組み合わせて、教えるのが効果的です。

3. 【4社比較】新入社員研修サービスを提供する企業

次に、新入社員研修サービスを提供する企業について、その特徴を比較します。自社の課題に応じた委託先を決めるための参考にしてください。

また、社員研修の料金の相場は、一般的なビジネススキルの研修が数時間で約3~10万円程度とされています。

しかし、受講する人数や研修期間、プログラム内容などで大きく異なり、パッケージ化されているもの、内容をカスタマイズすることができるものとでも、大きな違いがあります。

各社さまざまなプランを用意しているので、各社の見積もり情報を入手してから比較検討するようにしましょう。

助成金を活用した研修もおすすめ!
費用がかかることがネックとなり、研修を実施できていない場合は助成金を活用した研修がおすすめです。研修会社によっては、申請までフォローしてもらえる場合があります。

3-1. 【図解】各研修会社の特徴を比較

新入社員研修を提供する会社の特徴について比較した表を作成したので、まず参考にしてください。

  ネオキャリア Schoo インソース リクルート
料金/人 20,000円~ 1,500円~ 要問い合せ 15,000円~
カスタマイズ × × ×
最低受講人数 指定なし 1ID~ 要問い合せ 要問い合わせ
無料セミナー
対象企業 ベンチャー・中小 ベンチャー・中小・大手 中小・大手 大手

料金は人数は期間によって異なりますので、詳細は各研修会社にお問い合わせください。

3-2. ネオキャリア研修サービス

運営 株式会社ネオキャリア
特徴・強み カリキュラムをフルカスタマイズ/採用から研修まで一貫したサービス
料金

20,000円~200,000円/人

費用はカリキュラム内容や人数・期間によって、異なります。

細かい料金はこちら

助成金活用・申請 研修から手厚い助成金申請サポート

3-2. Schooオンライン研修サービス

運営 株式会社Schoo
特徴・強み 研修の種類が豊富、4,500本以上の動画学習コンテンツ/実績のあるプロによる研修/社員の受講状況もリアルタイムで可視化
料金

1,500円/1ID~

費用は内容や人数・期間によって、異なりますのでお問い合わせください。

助成金申請 要問い合わせ

3-4. 株式会社インソース

運営会社 株式会社インソース
特徴・強み 25,000社以上の実績/さまざまな課題に合わせて2,000種類以上のカリキュラム
料金

要問い合わせ

助成金申請 助成金申請手続き等のサポートあり

3-5. リクルートマネジメントスクール

運営会社 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
特徴・強み アンケート調査をもとに研修を作成/大手実績多数
料金

15,000円~90,000円/人

費用は研修内容や人数・期間によって、異なります。

助成金申請 要お問い合わせ

4. 新入社員研修を外部委託するメリット・デメリット

最後に、新入社員研修を外部に委託するメリットとデメリットについてまとめます。

4-1. 新入社員研修を外部に委託するメリット

①専門的な知識をもった講師から学ぶことができる

外部から来てもらう講師は専門的な知識を持っていため、効果の出やすい研修のノウハウを持っています。

ビジネスマナーやPCスキルなどについても、長年のノウハウを蓄積しています。

また外部からの新たな刺激があることで、受講者にとっても運営側にとっても新鮮な気持ちで学ぶことができるでしょう。

②研修準備にかかる時間や工数を削減できる

研修の準備には、非常に多くの時間と工数がかかります。

しかし、研修会社を利用することで、このような工数を削減しつつ、質の高い研修をおこなうことができます。

4-2. 新入社員研修を外部に委託するデメリット

①費用が掛かってしまう

社内で研修をおこなうのとは異なり、費用が掛かってしまいます。

講師に来てもらう場合や講習を受けに行く場合などで料金は変わりますが、予算の少ない企業にとっては負担になる可能性があります。

②プログラム内容が自社に合うか分からない

外部研修の場合、マニュアルに沿った研修内容をおこなうことが多くなります。

そのため、どうしても自社の研修目的とのズレが生じてしまうことがあります。

当日研修を担当する講師によって結果が変わることもあるため、内容を一緒に考えられる研修先に委託することも考慮する必要があります。

5.まとめ

新入社員が早期に成長し、即戦力となって活躍してもらうことは、企業にとって重要なことです。

新入社員研修をおこなうことで、長期的に企業にとって価値のある人材を創り出すことができれば、企業の業績や生産性はさらに向上するでしょう。

また、外部に委託する場合は、適切な研修会社を選定することも必要になります。

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