目標達成シートとは?ビジネスで活用するメリットと書き方を解説 |HR NOTE

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目標達成シートとは?ビジネスで活用するメリットと書き方を解説

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  • 人事評価

自身の目標達成シート

目標達成シートとは、個人やチームの目標を明確化するためのツールです。具体的な目標設定から進行管理、成果評価まで一貫してサポートし、個々の目標と企業全体の目標を一致させます。

しかし「目標達成シートをどのように作成すればいいか」「具体的なメリットやデメリットは何か」など、導入や使用について疑問を持つ方もいるでしょう。

本記事では、目標達成シートの概要や目的、メリット・デメリット、そして具体的な書き方について解説します。目標達成シートの活用法を理解したい方、社員に目標達成シートをうまく活用してほしい方は、ぜひ最後までお読みください。

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1. 目標達成シートとは

目標達成シートとは、個人や組織の漠然とした目標を明確にし、達成するための手順や行動を体系的に表現するツールです。

効果として「〜したい」「〜になりたい」のように漠然とした目標を具体的な行動や達成の途中経過として視覚化します。計画を具体化することによって、目標達成を促進するのです。

1-1. 目標達成シートの形式

目標達成シートはビジネスのほか、スポーツの分野でも広く用いられています。

基本的な目標達成シートは、縦3マス、横3マスの「9マス」構成です。中心に主要な目標を記入し、その周囲の8マスに目標を達成するための必要要素を記述する形式となっています。

より詳細な計画を作りたい場合には、縦9マス、横9マスの「81マス」の表を使用し、必要な要素を細分化することも可能です。

1-2. 目標達成シートの名前の由来

目標達成シートの名前の由来は密教の世界観や悟りの境地を表す絵図、マンダラ(曼荼羅)です。そのため「マンダラチャート」あるいは「マンダラート」ともよばれます。

マンダラの構造を利用することで、不思議なアイデアを得られると考えられ、あらゆるシーンで活用されてきました。

目標達成シートは目標を明確にして計画を具体化でき、進捗管理を容易にする優れたツールです。さまざまな場面でその有用性が認識されています。

2. 目標達成シートの目的

注意点

目標達成シートの最終的な目的は、個人や組織の目標達成を促進することです。下記では詳細化した具体的な目的を3つ紹介します。

  1. 目標を明確にする
  2. 目標達成までの道筋を具体化する
  3. 進捗を視覚化し管理しやすくする

2-1. 目標を明確にする

目標達成シートは目標を明確にします。

多くの場合、最初に計画する目標設定は抽象的になりがちです。抽象的な状態では、自身の行動の方向性を見失いやすく、また組織全体の共通認識が不十分になることもあるでしょう。

こうした問題を解消するためには、目標達成シートを利用して目標を明確にすることが効果的です。

2-2. 目標達成までの道筋を具体化する

目標達成シートは、目標達成までの道筋を具体化できます。

目標を達成するためには、具体的な要素や行動の計画が必要です。これらが漠然としている場合、目標達成までに時間がかかったり、目標達成に至らなかったりすることがあります。

目標達成シートを作成することで、目標達成に必要な要素や行動を明確にし、具体的な行動計画を描けるのです。

2-3. 進捗を視覚化し管理しやすくする

目標達成シートは、目標達成に向けたアクションと進捗を視覚的に表現するためのツールでもあります。

目標達成のための各ステップが具体的に明示されているため、進捗の管理が容易となり、必要なアクションや改善点を一目で確認できるのです。これにより、達成への道筋をスムーズに進められます。

3. 目標達成シートの3つのメリット

メリットのオブジェクト

目標達成シートを導入するメリットは下記の3つです。

  1. 活用シーンが豊富である
  2. 目標計画の完成度を高める
  3. 組織の目標を統一化できる

3-1. 活用シーンが豊富である

目標達成シートは活用シーンの広さが一つの強みです。

ビジネスに限らず、スポーツや個人目標の達成などさまざまな場面で有効活用できます。さらに、新しい目標を設定し、達成を促進するだけでなく、既存の問題や課題を解決するための道筋をつけることも可能です。

例えば、「部署内のコミュニケーションが不足している」のような課題が浮上した場合を考えてみましょう。目標達成シートは課題の原因を洗い出し、解決策を明確にするための具体的な行動を列挙・整理することにも役立つのです。

3-2. 目標計画の完成度を高める

目標達成シートは、一つの目標に対する詳細な要素を洗い出し、各要素に対してもさらに分解して計画の完成度を高められます。

この過程を通じて、目標とそれに紐づく具体的なタスクを全体的に見渡せるのです。すでに立てた計画をさらに緻密で効果的な計画に改善できます。

また、各要素を詳細に検討することで、計画が順調に進まない場合のリカバリープランを考えることもできるでしょう。これにより、計画の全体的な完成度が向上します。

3-3. 組織の目標を統一化できる

目標達成シートを活用することで、目標を具体的に言語化し組織の目標認識を統一化できます。

すでに立てた目標計画についても要素を洗い出す過程を通じて、その目標に対する理解がさらに深まるでしょう。組織全体で共有することで、認識のバラつきを減らし、一貫した行動を推進できるのです。

さらに、部署内やチーム内で一緒に目標達成シートを作成することで、お互いの認識を確認し、整合性を取れます。「どのような計画を立てるか」「何が可能か」など、目標に対する共通の理解を熟成し、組織全体の実行力を高められるでしょう。

4. 目標達成シートの2つのデメリット

ビックリマークのオブジェクト

目標達成シートは、組織の目標達成を促進しますが、一方でデメリットも存在します。下記で2つのデメリットを紹介します。

  1. 目標設定が逆効果となる
  2. 目標が煩雑化する

4-1. 目標設定が逆効果となる

過度に高い目標を設定した場合、達成が困難であることから途中で挫折する可能性があります。

また、目標達成シートは計画の進捗を把握しやすいため、遅れが生じている場合にはプレッシャーを感じることもあるでしょう。

モチベーションを維持するためには適切な目標設定が重要です。

4-2. 目標が煩雑化する

目標達成シートでは、8つの要素を考えて計画を立てる性質上、今するべきことが煩雑になる可能性があります。

複数の要素に対して、何から手をつければよいか混乱しないように、それぞれの要素に優先順位や実行時期を決めておくことが重要です。

1つずつ確実に達成できるように、目標の流れを意識して優先順位と実行時期を明確にしておきましょう。

また、達成した目標に対して適切な評価やフィードバックが返ってこないことにより、従業員のモチベーション低下につながることも考えられます。目標設定だけでなく、人事評価制度との連動も重要なのです。しかし、そもそも現状、体系だった人事評価制度がなく導入を検討されている方もいらっしゃるかもしれません。

人事評価制度を作ると言っても何から手をつければ良いか分からずお困りの方へ向けて、本サイトでは「人事評価の手引き」を無料で配布しています。自社にとって適切な人事評価制度を検討するために、まずは人事評価制度について網羅的に理解したいという方は、こちらから資料をダウンロードしてご活用ください。

5. 【職種別】目標達成シートの書き方

書類で手続きを進めている人

目標達成シートの書き方はそれぞれの職種によって要素が異なる場合がありますが、その基本的な作成方法は共通します。ここでは一般的なシートの書き方とともに、特定の職種における例を見ていきましょう。

5-1. 営業職の目標達成シート

営業職の目標は通常、数値によって具体的に表現できます。目標達成シートでは具体的な数値目標と、その目標に到達するための手段を明記することが重要です。

【例】

目標:契約数を前年比で120%増加させる

具体策:新規顧客獲得のための電話アポイントの回数を週あたり20%増加させる

5-2. 事務職の目標達成シート

事務職では、必ずしも数値化できる目標だけに限定されず、業務の効率性や品質向上に関する目標を設定することもあります。

【例】

目標:オフィス用品の支出を20%削減する

具体策:印刷コストを減らすための新しいポリシーを導入し、リサイクルインクの使用を推奨する

5-3. 技術職の目標達成シート

技術職の目標達成シートには、技術スキルの向上やプロジェクトのスケジュール管理などの目標が含まれます。また、顧客満足度の向上を目標にすることもあるでしょう。

【例】

目標:全プロジェクトをスケジュール通りに完了させる

具体策:生産管理に関する新しい講習を受講し、プロジェクトのスケジューリングと管理能力を強化する

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