事例から学ぶチームビルディング!大きな成果を得た企業の成功の秘訣|at will work #2

近年、日本でも「組織開発」が注目されるようになりました。

その背景として、終身雇用制度や年功序列制度から「成果主義」「雇用の多様化」へとシフトチェンジしていることが挙げられます。

また、仕事の進め方だけでなく、「どのようにコミュニケーションを取るか」「誰がどのように意思決定するか」など、仕事の中での人と人との関わり方も変化しています。

この変化にうまく対応できないと、ミスが生じたり、チームの雰囲気が悪くなったりと様々な悪影響が出てしまう場合があります。

今回は、このような課題を解消するために注目されている組織開発の手法の1つである「チームビルディング」について、at will work主催の「Work Story Award」で取り上げた事例を交えながらご紹介します。

1. そもそもチームビルディングとは

チームビルディングとは、組織作りをおこなう手法の1つで、「トップダウンではなく、個々の強みを認め合い、尊重することでパフォーマンスを上げること」を目的としておこないます。

そのため、1人ひとりが自身の能力やスキル、経験を発揮しながら、目標に対してメンバー全員で成果を上げるための取り組みをおこなうことが大切になります。

また、企業に所属する社員を対象としたチームビルディングの場合、立場や役職によっても異なる効果(新入社員は主体性、中堅社員はリーダーシップなど)を得ることができるのも特徴の1つです。

2000年頃から企業にも取り入れられ始めた考え方で、現在は組織開発の手法として多くの企業で注目されるようになっています。

2. チームビルディングを取り入れる目的

チームビルディングを取り入れる目的について、詳しく見ていきましょう。

目的①:マインドセットの形成

人が無意識のうちにおこなっている(習慣化した)思考や感情のパターンを、「マインドセット」といいます。

マインドセットは「fixed(固定)」「growth(成長)」の2種類のマインドセットがあります。

チーム内のメンバーが異なるマインドセットを持っていると、チームで同じ目標に進むことはできません。

そのため、チーム全員がgrowth(成長)のマインドセットを持つことが重要です。

目的②:チームの目標(展望)の共有

チームが同じ方向を向いて進んでいくために、チームが達成する目標(展望)をメンバー全員で共有する必要があります。

チームの目標を少しずつ浸透させることも、チームビルディングをおこなう目的の1つです。

会社では様々な目標が設定され、そのための課題解決が求められます。

ここで、会社の発展の課題解決のために合言葉(チームの目標)を共有しチームビルディングに取り組んだ事例をご紹介します。

目的③:コミュニケーションの活性化

コミュニケーションが活発な組織は、成果を上げやすい傾向にあります。

日々のコミュニケーションの中で、メンバーの考え方や価値観、仕事の進め方や得意分野などをお互いに理解し、適材適所の役割分担(人材配置)につながっているからでしょう。

コミュニケーション不足は、組織が機能しなくなる原因にもなります。そのため、コミュニケーションの活性化もチームビルディングの目的となります。

社会人になると、自身のプライベート(趣味や価値観)について話す機会が減る人も多いことでしょう。そのような中で、初対面の人にどのような話をすべきか悩む人も多いのではないでしょうか?

ここで、自己紹介ツール「トリセツ」を導入し、コミュニケーション不足を解消し活性化させた事例をご紹介します。

また、リモートワークを実施する中で、社員同士のコミュニケーションが希薄になってしまうという課題を抱える企業も多くなっていると思います。

長年の間、全社員がリモートワークを実施している企業が編み出した社員をつなぐ「社員テレビ」の取り組みもご紹介します。

3.チームビルディングの発展段階

「タックマンモデル」という心理学の観点からみると、チームビルディングには5つの発展段階があります。

それぞれについて詳しくご紹介します。

3-1. 形成期の特徴

  • チームメンバーが紹介される段階
  • チームの目標や役割分担などは理解できていない
  • メンバー間のコミュニケーションは遠慮や緊張感がある

形成期は、リーダーがチームのルールや目標を明確に伝え、具体的な指示出しをおこないながら仕事を進めていきましょう。

短時間で気軽に楽しんで取り組めるワークショップやゲームなどを活用してメンバー同士が交流することをおすすめします。

3-2. 混乱期の特徴

  • チームメンバーと一緒に仕事を始め、活発な意見交換ができている
  • チームの目標に対する認識の違いが発覚しやすい
  • メンバー間の対立やすれ違いが起こり、モチベーションが下がりやすい

混乱期は、問題・課題解決する際にトップダウンで落とすのではなく、リーダーがメンバー全員の納得する解決方法を話し合うためのサポートをしてみましょう。

お互いを理解するためのディスカッションは、チーム内での目標や認識のズレを解消することに繋がるため取り入れてみてください。

3-3. 統一期の特徴

  • メンバー間の信頼関係が出来上がり、チームの目標が浸透している段階
  • メンバー同士が積極的に助け合いながら仕事に取り組んでいる
  • チームは活性化し、モチベーションも高い

統一期は、チームとして業務をうまく進められているか確認し、停滞した際の阻害要因を取り除くことに集中しましょう。

混乱期に後戻りしないために、コミュニケーションの推進につながるビジネスゲームを活用することがおすすめです。

これらを実際の業務と置き換えることで新たな気づきを得ることができるだけでなく、その気づきをチームの目標達成に向けて取り入れることができるでしょう。

3-4. 機能期の特徴

  • チームは一致団結し、個々は自立して能力を発揮し、モチベーション・パフォーマンスがどちらも高い状態
  • チームとして課題解決し成果を生み出せる理想的な状態

機能期は、メンバーの自主性を尊重し、細かな指示は避けましょう。

とてもいいチームの状態のため、仕事から離れた、アクティビティやスポーツなどでリフレッシュすることも効果的です。

3-5. 解散期の特徴

  • 時間の制約や目的達成によって、チームが解散する段階
  • メンバーはチームを卒業し次のミッションに取り組む

このように、5つの発展段階に応じた取り組みを効果的におこなっていくとすると、多くの時間がかかることが想定されます。

ここでは、このサイクルを根気強く繰り返し、長い時間をかけてチームビルディングに取り組んだ企業の成功事例をご紹介します。

創業から8期連続の赤字の企業が、どのようにして4年連続「働きがいのある会社」にランクインできるまでに成長したのか?そのカギは「チームビルディング」でした。

また、市役所で部署メンバー全員でチームの働き方改革に取り組んだ事例もご紹介します。

「人員不足・仕事の属人化・突発業務の対応で休暇も取れない」疲弊した部署。部署の働き方を改革するためにリーダーが大切にしたのは、チーム全員でベストな働き方を見つけ出すことでした。

4.まとめ

いかがでしたか?

チームビルディングをテーマに、働き方や組織の変化が求められる会社で起きている問題に取り組んだ企業の成功事例をご紹介しました。

チームビルディングの目的の1つであるコミュニケーションを活発にするために、「一緒に働いている仲間を知る」ということから始めてみてはいかがでしょうか?

現在、一般社団法人at Will Workでは、”人”と”企業”と”働き方”の今と未来を考える機会として、”働くストーリー”を集めるアワードプログラム 『Work Story Award』を開催しています。本アワードは今年が最後の開催です。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受け、昨年から「コロナ禍をきっかけに変わる働き方」も応募テーマとして開設しています。ぜひあなたの会社の働き方の取り組みを教えてください。沢山のご応募お待ちしております。

【応募期間】2021年7月1日(木)~2021年9月3日(金)23:59まで

【Work Story Award 詳細はこちら】https://award.atwill.work/

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