採用担当者の工数を軽減できるマイナビの採用方法とは? |HR NOTE

採用担当者の工数を軽減できるマイナビの採用方法とは? |HR NOTE

採用担当者の工数を軽減できるマイナビの採用方法とは?

  • 採用
  • 中途採用手法

※本記事は、株式会社マイナビより寄稿いただいた内容を掲載しております。

中途採用のニーズが高まる一方で、採用担当者の負担が年々増加しています。しかし、実際の現場では応募者対応や日程調整といった事務作業が煩雑で、採用の質やスピードに課題を抱える企業も少なくありません。

本記事では、中途採用を幅広くご支援している私達が実施した調査結果から見えてくる、現在の中途採用にかかる問題点について解説します。

また、実際にこうした問題に直面していた株式会社ワイ・デー・ケー九州の採用改善事例もご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

サポネット編集部|株式会社マイナビ

「HUMAN CAPITAL サポネット」は、新卒・中途採用ご担当者さま、経営者さま、さらには面接や育成に関わるすべてのビジネスパーソンに向けた、採用・育成・組織戦略のヒントが満載の情報メディアです。

1. 現状の中途採用にかかる問題点

弊社が中途採用担当者に実施した調査によると、2024年の中途採用人数は1社あたり年間平均20.8人と、2年連続20人を超える結果となりました。

また、2024年の中途採用に積極的な企業は9割を超えており、前年に引き続き未経験者の採用にも積極的な動きが見られました。依然として人材不足の問題は続いているといえます。

 

そして、採用担当者が採用業務に対し煩雑に思っている業務内容は「応募者の対応」(34.0%)、「応募者の管理」(32.2%)、「社内の面接官日程調整」(30.0%)が上位をしめました。

採用業務の中でも日程調整や管理などの事務的な作業に対して煩雑になってしまっている担当者が多くみられます。

つまり、人材不足による採用を進める企業が多い一方で、現場の採用担当者は事務的な業務に煩雑さを抱えながら作業している問題点が浮かびあがります。

2. 採用業務の工数に課題を感じていた株式会社ワイ・デー・ケー九州

半導体製造装置を中心とした産業用設備の設計開発・製造を行う株式会社ワイ・デー・ケー九州。同社も採用業務に課題を持っており、従事できる人員が少ないために十分な対応ができず、求める人材を採用につなげることに苦戦していました。

そこで弊社が提供している「マイナビ転職 Booster」をご利用いただき、その結果、選考にかかる手間と時間を大幅に削減し、自社に合った人材の採用に成功することができました。

今回、同社人事部の西 美惠子様、山口 清成様に詳しいお話を伺いましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

「マイナビ転職 Booster」の利用で採用工数を削減。専属スタッフのサポートのおかげで、マッチング率もアップ

こちらの記事より内容を編集し掲載しています。ぜひこちらもご確認ください!

詳しくはこちら

応募が増えた一方で、従来の体制では対応しきれない採用業務を解消

Q. マイナビ転職 Boosterを利用する前の中途採用の状況を教えてください。

西美惠子様(以下、西):従来は、「現場から新たな人材がほしいという要望が上がってくるたびにハローワークに求人を出し、応募が来るのを待つ」というやり方で採用していました。しかし近年の半導体へのニーズの高まりとともに、当社でも技術者を中心に、より多くの人材を確保しなければならない状況になりました。

そこで2021年から、マイナビ転職に求人広告を掲載するようになりました。マイナビ転職を選んだのは、当社の新卒採用でマイナビの就職情報サイトを利用していて、採用実績があったからです。

おかげで応募数は増えましたが、選考や応募者との日程調整に手間と時間がかかるうえに選考途中の辞退も多く、なかなか自社に合う人材の採用につなげられませんでした。

Q. 当時、どんなことに中途採用の課題を感じていましたか。

西:一番の課題は、こなさなければいけない採用業務が多すぎて、志望動機を醸成する効果的な応募者対応やフォロー、スカウトまで手が回らなかったことです。というのも、当時、当社には人事部がなく、中途採用については、管理本部に所属していた私と山口が、経理や総務などの業務と採用業務を兼務していたため、最低限の対応だけでも精いっぱいだったのです。

ハローワークをメインに使っていた頃は、そもそも応募が少なかったので、従来の体制でも大きな問題はありませんでした。マイナビ転職に経験不問で求人掲載をするとそれなりの数の応募が来るようになり、書類選考やその後の応募者対応に、かなりの手間と時間を取られるようになりました。

技術者の採用では、各部門の業務内容に応募者のスキルがマッチするかどうかは、経歴と面接での本人の申告だけではわかりにくいため、他の職種以上に、吟味と現場との調整が必要です。私たちが十分な経歴があると判断して現場に提案しても、現場の担当者がスキル不足とみなして不採用となるケースも多々あります。

必要なスキルを備えた応募者がいても、私たちが他の業務に時間を取られているうちに現場への提案が遅くなり、先に他社から内定が出て選考途中で辞退されるケースもありました。振り返ると、他の業務もこなしながら、多数の応募者のなかから各部門の業務内容にマッチする技術者を選考するのは無理があったと思います。

Q. 採用課題の解決のために成果報酬型サービスを利用することにした経緯を教えてください。

西:マイナビ転職の利用開始から半年ほど経った頃、マイナビの担当者からマイナビ転職 Boosterの利用を勧められたのがきっかけです。ちょうど、追加で費用をかけてでも課題を解決する必要があると感じ始めていたタイミングでした。

もっとも大きな負担になっていた書類選考をはじめ、面接や工場見学の日程調整、内定者フォローなどの応募者対応を代行してもらえると知り、利用を決めました。

また、マイナビ転職 Boosterの担当者による紹介やサポートを受ければ、技術者や経験者を募集するにあたって、より当社の採用要件や社風に合った人材を採用できるようになると考えたことも、利用を決めた理由の一つです。さらに、現場への提案が遅くなったのが原因で、他社に先に内定を出されて辞退された経験から、選考スピードをアップさせたいという思いもありました。

採用業務が効率化され、見極めに集中できるように

Q. 実際にマイナビ転職 Boosterを利用してみて、どんな印象を持ちましたか。よかった点や採用活動に役立った点など、効果を感じられたエピソードがあれば教えてください。

西:書類選考を代行してもらえるようになり、採用業務にかけていた時間と手間が大幅に削減されました。このことは、マイナビ転職 Boosterの利用による大きなメリットだと感じています。採用業務が効率化された結果、現場への提案スピードが速くなり、スピードで他社に負けるリスクを軽減できたのもよかったです。

山口清成様(以下、山口):私たちだけで採用活動をしていた頃は、書類選考のほかに、面接や工場見学の日程調整も負担になっていました。マイナビ転職 Boosterの導入後は、応募者対応や日程調整を担当者に任せられるようになったため、自社に合う人材の見極めに集中できるようになりました。

西:担当者による内定者フォローが採用につながった面もあったと思います。例をあげると、内定者のなかに、遠方からの転職で住まいが見つからず入社を決めかねている方がいたのですが、マイナビ転職 Boosterの担当者がその方の要望に合う転居先を探して提案してくれました。選考過程全体を通して、応募者に寄り添った親身なフォローで志望度アップに貢献してくれた印象があります。

Qマイナビ転職 Boosterを利用した採用活動によって、応募者や採用者がどのように変化したかを教えてください。

西:マイナビ転職の求人広告を見た求職者自身からの応募に加えて、マイナビ転職 Boosterの担当者がスカウトした求職者からも応募があったので、応募数、採用数ともに増加しました。担当者が当社の特徴を理解したうえで、業務内容に合ったスキルや経歴のある人材をスカウトして紹介してくれたおかげで、応募者とのマッチング率も高まりました。

また、ハローワークに募集を出して待ちの姿勢で採用していた頃に比べると、若手人材や理系人材からの応募が増えました。

電気設計、機械設計の技術者採用では、求人広告を掲載するたびにマイナビ転職 Booster担当者からの紹介も含めて数十名の応募があり、選考を経て、計4名の技術者を採用することができました。そのほか、総務、経理、製造管理、品質保証の部長候補、資材調達の課長候補についても各1名の採用に成功しています。

Q. マイナビ転職 Boosterの担当者とは、どのように人材の判断基準を共有していたのでしょうか。

西: 基本的な採用要件は、現場からの要望をもとに社内で決めたうえで、マイナビ転職の求人広告を制作するための打ち合わせの際にマイナビ転職 Boosterの担当者に伝えていました。選考時の細かい判断基準は、ともに採用活動を進めるなかで直接伝えたこともありますが、担当者自身も当社の社員や選考通過者の傾向から汲み取る努力をしてくれたと感じています。

特に技術者については数回にわたって求人掲載したため、回を重ねるにつれて担当者が当社の判断基準を熟知して選考に通りそうな人材を紹介してくれるようになり、選考フロー全体が効率化されました。

3. 最後に

現在の中途採用の問題点と実際の事例について解説いたしました。

今回ご紹介した事例のように、自社の採用課題を分析したうえで、採用活動の効率化や新しい採用手法を取り入れることで、課題解決に繋がるケースもあります。
採用業務について事務的な工数削減をしたいとお考えの採用担当者様は、採用活動の1つの手段として、成果報酬型のサービスを検討いただけたらと考えています。

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