即戦力人材をスカウトせずに獲得できる業務委託マッチング「SOKUDAN(ソクダン)」を運営する、CAMELORS株式会社は、<リモートテック カオスマップ2021年度版 2枚組リンク付>を作成・公開しました。
昨年から300以上のサービスを追加・更新し、今回72カテゴリー、621のサービスがまとめられています。
1.リモートテック カオスマップ 2021年度版
https://bit.ly/3tCbNaP
2.カオスマップ作成の背景
昨年度3月に、CAMELORS株式会社が公開した国内初の<リモートワークに役立つサービス カオスマップ2020年版>に多くの反響があり「最新情報をシェアすることで、企業担当者の役に立つことができれば」という思いで、今年も作成に至りました。
2020年4月に、コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令されて以降、リモートワークでの働き方が加速し、2020年はリモートワーク元年といえるほど多くの企業が取り組みを始めました。
また、今年2月には緊急事態宣言の延長が決まり、既にリモートワークを導入している企業が増えている中で、さらに成果を出していきたい企業担当者のために300以上のサービス数を追加したのが<リモートテック カオスマップ 2021年版>です。
3.リモートワークサービスの傾向
カオスマップの公開と同時に、近年のリモートワークサービスの傾向分析も発表しています。
コロナウイルス感染拡大の影響でリモートワークが普及したことに伴ってのリモートテックサービスの需要拡大、サービスの種類急増といった動きがみられます。
1)オンライン上で完結する営業や販売促進を実現するためのツールやサービスが急増
自社・顧客のリモートワークの移行に伴い、従来の訪問や電話アプローチといった営業手法の見直しを余儀なくされました。
結果、企業の問い合わせフォームへのアプローチサービス、オンラインイベント開催ツール、日程調整ツールなど、オンラインでの営業をしやすくするツールやサービスが急増しました。
2)社内コミュニケーション・会議をより活性化するためのツール増加
リモートワークが長期化することにより、社内コミュニケーションの希薄化や会議の生産性低下が浮き彫りとなりました。
これらを解決するツールとして、ビデオMTGの周辺ツールや、出社に近い体験が得られるバーチャルオフィスなどのサービスが増加しました。
3)リモート上で円滑に業務ができるバックオフィス領域のサービスがさらに進化
バックオフィス業務のIT推進は、新型コロナウイルス流行前の時点でも重要課題の一つでしたが、リモートワーク下においては「脱ハンコ」などの非IT業務を変えていかざるを得ない状況になりました。
こうした需要拡大の背景のもと、他サービスとのAPI連携や、あらゆる申請がペーパーレスになるなど、バックオフィスサービスはさらに進化しました。
4)リモートワークで多くの管理者が頭を悩ます、組織マネジメント周辺のサービスが急増
リモートワーク環境下での組織マネジメントは、従来型の手法を踏襲するだけでは成果が上がりづらく、遠隔でどうマネジメントしていくか試行錯誤している企業や管理者の方が増えているのではないでしょうか。
その中で、組織メンバーの状態を測定するツールから、エンゲージメント向上サービス、オンラインでも利用できる福利厚生サービスなどが増えてきました。
その他、最近ではオンライン1on1を外部に委託するサービスも増えてきており、自社内で行われてきた組織マネジメントを補完するような動きも出てきています。