普通の企業でも、最高に幸せな組織をつくれる!
「何のために経営しているのか、わからない」
「現場が疲弊し切っている」
「社員が何を考えているのか、わからない」
「いい人財が育たず、業績も上がらない」
「社内のコミュニケーションがうまくとれていない」
こうした悩みを抱える経営者やビジネスパーソンは、数多くいらっしゃるでしょう。そうした課題をすべて解決し、強みへと変えることができる。
その原則を24個にまとめた新時代の理論『組織X』として、わかりやすい事例とともにお伝えする1冊です。
書籍紹介
本著に出てくるメッセ社は、日本で最も働きがいのある企業を表彰する「ベストモチベーションカンパニーアワード」で成長企業部門にて日本一を三連覇!殿堂入りを果たした企業です。そんなメッセ社の組織運営の具体的な事例を深堀りしてご紹介します。
タイトルの「組織X」に込められた意味合いは3つ。1点目は「組織のトランスフォーメーション(X)」、2点目は「理論と実践のコラボレーション(X)」、3点目は「掛け算(X)での組織論」です。
本著のコンセプトは、「普通の人が最高の組織をつくる方法」で、「優れた才覚と持ってメンバーやマネジメントがいなくとも、原則論さえ忠実に実践すれば最高の組織はつくれる」ということを組織のリーダーに伝えたく、まとめています。
- 著者:宮本 茂、白木 俊行
- 出版年月日:2024年02月15日
- ページ数:192ページ
- 定価:1,760円(税込)
もくじ
第1章 「メッセフィロソフィ」の確立へ。成功企業の軌跡とは……
- Part.1:概論~変革の秘訣は「3つのキーワード」にあった
- Part.2:物語~メッセ創業から日本一まで、変革の道のり
- Part.3:総括~自社の事例を、汎用的な理論『組織X』へ
第2章 『組織X』の全体像を紐解くPCマトリクス
- Part.1:コアフレームとなる「経営の4P」を理解する
- Part.2:重要なのは「事業⇔組織」「経営⇔現場」の両立
- Part.3:4Pを回して、組織をトランスフォーメーションさせる
- Part.4:4つのCで4Pをつなぐ「PCマトリクス」
第3章 すべての道標となるPhilosophyの原則と事例
- Part.1:Philosophy(理念策定)の原則
- Part.2:Philosophy(理念策定)の事例
第4章 顧客価値を定めるPositioningの原則と事例
- Part.1:Positioning(戦略策定)の原則
- Part.2:Positioning(戦略策定)の事例
第5章 現場自律を生み出すPerformanceの原則と事例
- Part.1:Performance(業績向上)の原則
- Part.2:Performance(業績向上)の事例
第6章 個性を発揚させるPeopleの原則と事例
- Part.1:People(人財開発)の原則
- Part.2:People(人財開発)の事例
第7章 「4つのC」でつなぎ、完成する『組織X』
- Part.1 Corporate-identity(企業個性)でつなぐ理念と戦略
- Part.2 Corporate-identity(企業個性)の事例
- Part.3 Center-pin(目標接続)でつなぐ戦略と業績
- Part.4 Center-pin(目標接続)の事例
- Part.5 Confidence(信頼構築)でつなぐ業績と人財
- Part.6 Confidence(信頼構築)の事例
- Part.7 Commit(理念浸透)でつなぐ人財と理念
- Part.8 Commit(理念浸透)の事例
第8章 トレンドに左右されない「人的資本経営」戦略
- 著者鼎談:慶應義塾大学大学院政策・メディア研究家 特任教授 岩本 隆 氏
第9章 スパイラル型で進化する「未来のイノベーション組織」とは?
- 著者鼎談:一橋大学大学院経営管理研究科 客員教授 名和高司 氏