いつもHR NOTEをご覧いただき、誠にありがとうございます。HR NOTE編集部です。
本日は3月第3週目に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計12本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。
※HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。人事/HRに関する各社のニュース&トピックスに関するお問い合わせは、問い合わせフォームよりお願いいたします。
目次
- 01.企業と求職者の新たな架け橋に!株式会社ジェイウェイブが求人サイト『Jwork』を開始
- 02.大企業におけるDX人材育成の実態を調査!DX推進における中核人材に必要なスキルや、成功/失敗したプロジェクトの違いが明らかに
- 03.「人的資本調査2024」分析レポートを発表
- 04.人的資本経営調査~CHRO設置率35%に上昇、次世代リーダー育成が大きな悩み
- 05.「リーダー人材」の不足、企業の67.8%が実感 育成に向けた課題は「リーダー職への意欲」不足がトップ
- 06.法人向け研修サービス「ウズカレBiz」、新しく「AI人材育成コース」の提供を開始
- 07.LinkedIn、筑波大学体育スポーツ局と包括的連携協定を締結
- 08.本日グロース市場に上場したTalentX、新規上場を記念してFC町田ゼルビアとプレゼントキャンペーンを実施
- 09.27卒インターンシップ人気企業ランキングを発表!ITエンジニア志望学生のインターンシップ希望と参加後傾向についての調査レポート
- 10.20代後半~30代の転職理由は、「給与・年収アップ」が最多
- 11.Job総研『2025年 職場のストレス実態調査』を実施 ホワイト環境に不安6割 キャリアの自由度に”戸惑い”の声
- 12.”ながら聴き”で企業文化を伝える音声採用支援サービス「リクルーティングラジオ」を開始!企業ポッドキャスト「PitPa」が提供
01.企業と求職者の新たな架け橋に!株式会社ジェイウェイブが求人サイト『Jwork』を開始
株式会社ジェイウェイブは、2025年2月に地域密着型求人サイト『Jwork』をリリースしました。 このサイトは、月額1万円からの低価格で求人掲載が可能であり、企業の採用コスト削減を支援します。
また、全国の地域に密着した求人情報を提供し、多様な業種を網羅することで、求職者がこのサイト内で求職活動を完結できることを目指しています。ジェイウェイブは、2000年の設立以来、人材派遣・人材紹介会社として地域に根差したサービスを提供しており、『Jwork』の立ち上げにより、中小企業の人材不足解消に貢献することを目指しています。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000154762.html
02.大企業におけるDX人材育成の実態を調査!DX推進における中核人材に必要なスキルや、成功/失敗したプロジェクトの違いが明らかに
株式会社リンプレスは、大手企業(従業員1,000名以上)のDX推進担当者132名を対象に、中核人材育成に関する実態調査を実施しました。その結果、企業の約4割がDXを本格的に推進中であり、約3割が部分的に取り組みを開始していることが明らかになりました。
また、DXプロジェクトが停滞する主な原因として、「要件定義段階」と「実行段階」が共に53.8%と指摘されています。さらに、成功するDXプロジェクトの推進には、「データ分析・活用能力」(51.5%)や「プロジェクトマネジメント能力」(37.9%)が中核人材に求められるスキルとして挙げられました。
これらの結果から、DXの成果を創出するためには、テクノロジー領域のスキルに加え、非テクノロジー領域のスキルを持つ中核人材の確保・育成が重要であることが示唆されています。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000086655.html
03.「人的資本調査2024」分析レポートを発表
一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアムは、MS&ADインターリスク総研株式会社、HR総研、一般社団法人人的資本と企業価値向上研究会と共同で、「人的資本調査2024」を実施し、その分析レポートを発表しました。この調査には206社が参加し、人的資本経営の推進状況や課題が明らかになりました。
特に、「職場環境への投資」や「経営戦略と人材戦略の連動」といった項目で取り組みが進んでいる一方、「As is – To beギャップを踏まえた計画の作成」や「HRデータの収集と蓄積」などの項目で課題が見られました。
さらに、約8割の企業が人的資本の取り組みと財務指標の関連データ分析が進んでおらず、半数以上の企業が人材ポートフォリオの充足に向けた目標設定や具体的計画が未整備であることが分かりました。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000068849.html
04.人的資本経営調査~CHRO設置率35%に上昇、次世代リーダー育成が大きな悩み
日本経済新聞社は、ワークス・ジャパンと共同で大手企業を対象に「人的資本経営調査(2025年度版)」を実施し、その結果を発表しました。 調査では、最高人事責任者(CHRO)の設置率が全体で35%となり、前回調査から3ポイント上昇しました。
特に、従業員数10,000人以上の企業では54%がCHROを設置しており、3,000~10,000人未満の企業でも設置率が25%から34%に増加しました。一方、3,000人未満の企業では17%と横ばいで、対応の遅れが見られます。
社員育成上の課題としては、「次世代リーダーの発掘・育成」(48%)や「マネジメント層育成」(45%)が上位に挙げられ、これらは産業界共通の悩みとされています。また、新卒・中途を含めた採用活動において、34%の企業が目標人員数を充足できていないと回答しており、特に従業員規模が小さい企業ほど採用の難しさが浮き彫りになっています。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000595.000011115.html
05.「リーダー人材」の不足、企業の67.8%が実感 育成に向けた課題は「リーダー職への意欲」不足がトップ
株式会社帝国データバンクは、全国の企業を対象に「リーダー人材の不足」に関する意識調査を実施し、その結果を発表しました。調査では、企業の67.8%が管理職相当以上のリーダー人材の不足を感じていることが明らかになりました。
また、リーダー人材の育成における課題として、「リーダー職への意欲不足」(59.8%)が最も高く、「リーダーシップ」(57.5%)や「部下の育成能力」(55.6%)も挙げられています。
企業からは、「若手社員の中には責任ある立場を避ける傾向があり、意欲向上が課題」との声が寄せられています。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001041.000043465.html
06.法人向け研修サービス「ウズカレBiz」、新しく「AI人材育成コース」の提供を開始
株式会社UZUZは、法人向け研修サービス「ウズカレBiz」において、新たに「AI人材育成コース」の提供を開始しました。
このコースは、業務自動化の「学習」から「実装」までをトータルに支援する生成AI活用研修です。2日間のオンライン研修で生成AIの基礎と実践的なスキルを習得し、その後3ヶ月間の伴走支援を通じて、実務での生成AI活用をサポートします。研修後は、データ収集や文章処理の自動化、メール・資料作成の効率化など、具体的な業務改善が期待できます。
また、厚生労働省の「人材開発支援助成金」を利用することで、研修コストの最大85%が返還されるため、1人当たり1,450円から利用可能です。さらに、社労士による助成金申請支援も無料で受けられます。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000022432.html
07.LinkedIn、筑波大学体育スポーツ局と包括的連携協定を締結
LinkedIn(リンクトイン)は、筑波大学体育スポーツ局と包括的連携協定を締結しました。この協定により、LinkedInは同局の学生が将来を見据えたキャリアを主体的に形成し、最大限の可能性を引き出せるよう支援します。
具体的な取り組みとして、2024年4月よりキャリアセミナーの開催やLinkedInアカウント作成のサポートを開始し、学生が地理的制約を超えて情報を得られる環境を提供します。
また、LinkedInラーニングを活用し、スキル形成やキャリアアップを支援することも検討しています。さらに、学生が自身の強みやスキルを効果的に発信し、プロフェッショナルなネットワークを構築できるようサポートします。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000066809.html
08.本日グロース市場に上場したTalentX、新規上場を記念してFC町田ゼルビアとプレゼントキャンペーンを実施
株式会社TalentXは、2025年3月18日に東京証券取引所グロース市場に上場しました。上場を記念し、シルバーパートナー契約を更新したJ1リーグのFC町田ゼルビアと共同で、プレゼントキャンペーンを実施しています。
応募期間は3月18日から3月24日までで、当選者には4月初旬にDMで通知されます。TalentXは、HR業界の変革を目指し、今後も新たな挑戦を続けていく予定です。
09.27卒インターンシップ人気企業ランキングを発表!ITエンジニア志望学生のインターンシップ希望と参加後傾向についての調査レポート
paiza株式会社は、ITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォーム「paiza新卒」の登録者を対象に、2026年度・2027年度卒業予定の学生に関するアンケートを実施し、その結果を発表しました。
この調査では、ITエンジニア志望学生が参加を希望するインターンシップ企業の人気ランキングが明らかになりました。上位20社には、日本電信電話(NTT)、楽天グループ、チームラボ、NEC、メルカリ、DMM.com、NTTドコモ、リクルート、パナソニック、日立システムズ、キーエンス、ドワンゴ、ソフトバンク、KDDIなどが名を連ねています。
学生がインターンシップに参加したい理由として、「会社の雰囲気を知りたい」「仕事内容について理解を深めたい」「就活に役立つ経験を積みたい」といった意向が増加傾向にあります。また、希望するインターンシップ形式では、「ハッカソン形式インターン」への関心が高まっており、技術的なスキルや開発経験を重視する傾向が見られます。
さらに、26卒学生のインターンシップ参加後の傾向として、複数社のインターンシップに参加する学生が多数を占め、約23%が6社以上に参加していることが分かりました。これらの結果から、学生は技術的な経験や企業文化の理解を深めることを重視していることが示されています。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000197.000012063.html
10.20代後半~30代の転職理由は、「給与・年収アップ」が最多
学情の調査によると、転職活動を行う20代後半から30代の人々は、給与や年収の向上を最も重視し、スキルアップと成長機会も求めています。
転職者はまた、リーダー職や希望職種での長期勤務を希望しており、企業文化や仕事のやりがいも重要な要素として挙げられています。
11.Job総研『2025年 職場のストレス実態調査』を実施 ホワイト環境に不安6割 キャリアの自由度に”戸惑い”の声
パーソルキャリア株式会社が運営するJob総研は、578人の社会人男女を対象に「2025年 職場のストレス実態調査」を実施しました。その結果、76.2%が現職場でストレスを感じており、近年ストレスの種類に変化を感じる人が78.2%に上りました。
ブラック環境でのストレス要因は「精神論」や「トップダウン型の上司」が上位を占め、ホワイト環境では「協調性の要求」や「実力主義」がストレス要因として挙げられました。また、キャリアの選択肢が多いことや、相談できる人が身近にいないことがストレスの原因となっており、79.1%が遠慮なく相談やサポートができるコミュニケーションがストレス軽減に有効と考えています。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000240.000013597.html
12.”ながら聴き”で企業文化を伝える音声採用支援サービス「リクルーティングラジオ」を開始!企業ポッドキャスト「PitPa」が提供
オトバンクは、企業の魅力を音声で伝える新サービス「リクルーティングラジオ」を開始しました。
ポッドキャスト形式で企業の情報を発信し、候補者に企業文化や仕事内容を深く理解してもらうことを目的としています。音声コンテンツを通じて、より効果的に求職者にアプローチする新しい採用手法です。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000503.000034798.html