いつもHR NOTEをご覧いただき、誠にありがとうございます。HR NOTE編集部です。
本日は11月第4~5週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計11本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。
※HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。人事/HRに関する各社のニュース&トピックスに関するお問い合わせは、問い合わせフォームよりお願いいたします。
目次
- 01.11月20日「組織風土の日」に向けて、全国の一般職・管理職・役員5,161名へのアンケート調査 上司との面談時に本音で話せている部下は55.6%、上司の認識より少ない
- 02.男性育休、9割以上が「取得したい」と回答 〜育休を簡単に取得できない理由として「業務の属人化」が最多〜
- 03.「Smart相談室」利用者の約7割が、悩みや不安を相談することで「生産性が上がった」と回答。プレゼンティーズム向上が重要に
- 04.副業マッチングサービス『lotsful』ミドルシニアの副業実態と、キャリアに関する調査を実施
- 05.パーソルグループ、女性管理職比率26.8% 前半期比1.2pt増で、過去最高を更新
- 06.法制度対応のためfreeeがエムスリーキャリア社と提携して「産業医紹介サービス」の提供を開始 50名以上の事業場に求められる産業医の選任に対応
- 07.HR情報コンテンツ「Thinking Time」公開
- 08.【企業内ハラスメントの実態調査】 8割の経営者・中間管理職が「ハラスメントの指導を受けた管理職を見聞きしたことがある」と回答。企業内トラブルをハラスメントと偽る悪用事例も発生
- 09.マーサージャパン、総報酬サーベイ(Total Remuneration Survey)2024年度の結果を発表
- 10.「働く人のリーダーシップ調査2024」第1回を発表
- 11.外資就活ドットコム:26卒学生の就活に関する意識調査 サマーインターン後には74%の学生が志望業種「明確」
01.11月20日「組織風土の日」に向けて、全国の一般職・管理職・役員5,161名へのアンケート調査 上司との面談時に本音で話せている部下は55.6%、上司の認識より少ない
株式会社スコラ・コンサルトが、全国の社員100名以上の企業の一般職・管理職・役員 5,161名を対象に行った「組織に関するアンケート調査」の結果、一般職が上司との面談にて本音で話せている割合は55.6%であり、上司の認識より14.4%少ないことが分かりました。
また、部下が「上司に期待する要素」と「上司に満足する要素」のギャップが示されました。このギャップは、「チームのメンバーでいることに満足している割合」(チーム満足度)が高いほど小さくなる傾向を示しました。
さらに、「チームの満足度」に影響を与える3つの要素(Topic5~7)が明らかになりました。本調査結果を受けて、「上司と部下の認識ギャップを埋める、チーム満足度の重要性」についても解説します。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000073818.html
02.男性育休、9割以上が「取得したい」と回答 〜育休を簡単に取得できない理由として「業務の属人化」が最多〜
株式会社メタップスホールディングスが提供する従業員ライフサイクル一元管理ツール『mfloow(エムフロー)』は、育児休業が取得可能なのに取得しない/できない/しなかった/できなかった50名〜500名未満の企業に勤める男性正社員311名に対し「男性の育児休業取得」に関する実態調査を実施しました。
その結果、男性正社員の9割が「育児休業を取得したい」と思っていることがわかりました。また、取得したいのにできない理由として「業務が属人化しており、休みを取るのが難しい」が最も多くなりました。
URL:https://metaps.com/ja/archives/press_release/10843
03.「Smart相談室」利用者の約7割が、悩みや不安を相談することで「生産性が上がった」と回答。プレゼンティーズム向上が重要に
株式会社Smart相談室は、法人向けオンライン対人支援プラットフォーム「Smart相談室(スマートそうだんしつ)」を利用できるユーザーを対象にご利用状況調査を実施し、分析レポートを公開しました。
- 悩みを抱えながら仕事をしていることで、生産性が下がっていると感じている従業員が8割以上
- 従業員の生産性をあげるためには、企業として不安や悩みに対応していくことが重要
- Smart相談室は「相談内容の幅広さ」が最も評価されている
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000089158.html
04.副業マッチングサービス『lotsful』ミドルシニアの副業実態と、キャリアに関する調査を実施
パーソルイノベーション株式会社lが運営する副業人材マッチングサービス『lotsful(ロッツフル)』は、40歳以上の会社員を対象に、副業実態とキャリアに関する調査を実施しました。調査では、40歳以上をミドルシニアと定義しています。
- 40代以降の副業経験者は22.3% 副業経験者の半数以上は「今後も副業を行いたい」と回答
- ミドルシニアの副業実施理由は「経済的な不安を解消する」(38.8%)に次いで「副業に興味があった」(34.5%)
- 副業してよかったこと
- 副業で苦労したことがないとの回答は27.3%
- ミドルシニアの副業経験者は、自身のキャリアのために副業以外の取り組みにも積極的
URL:https://www.persol-innovation.co.jp/news/2024-1127-2
05.パーソルグループ、女性管理職比率26.8% 前半期比1.2pt増で、過去最高を更新
パーソルホールディングス株式会社は、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)の取り組みを通じ一人ひとりが活躍できる組織・社会を目指しています。
そのうち重点テーマである女性活躍推進に関し、2030年までに女性管理職比率37%を目標として定め、さまざまな取り組みを推進しており、2024年10月時点の数値を発表しました。
会社名 |
女性管理職比率 (2024年10月時点) |
パーソルホールディングス | 36.2% |
パーソルテンプスタッフ | 37.7% |
パーソルキャリア | 33.6% |
URL:https://www.persol-group.co.jp/news/20241125_01/
06.法制度対応のためfreeeがエムスリーキャリア社と提携して「産業医紹介サービス」の提供を開始 50名以上の事業場に求められる産業医の選任に対応
フリー株式会社が提供する、健康診断やストレスチェックにおける回答進捗管理や電子申請などの業務を効率化するfreee人事労務 健康管理において、エムスリーキャリア株式会社と提携して「産業医紹介サービス」の提供を開始しました。
法律で定められている50名以上の事業場に求められる産業医の選任に対応するため、日本全国で地域を問わず最適な産業医を最短4日で紹介できるサービスです。
URL:https://corp.freee.co.jp/news/1126freee_sangyoi.html
07.HR情報コンテンツ「Thinking Time」公開
「採用管理システムsonar ATS」を提供するThinkings株式会社は、採用担当者と経営者のためのHR情報コンテンツ「Thinking Time」を公開しました。採用マーケットのトレンドや実用的な採用ノウハウを、人事のプロフェッショナルが解説。
特集:2025年。人材確保の課題と対策
- 26・27卒|新卒採用の見通し (株式会社人材研究所 代表 曽和 利光)
- 2025年問題にどう向き合うか?未来を見据えた人事改革 (トイトイ合同会社 代表 永島 寛之)
- 世代別の就業価値観 意識調査レポート ~2024年総集編~
- 26卒就活生の特徴を調べてみた
- AI面接 体験レポート
- 人事の読書~人事業務の質を高める1冊を紹介~
- 採用あるある4コマ漫画~2024年振り返り編~
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000211.000055762.html
08.【企業内ハラスメントの実態調査】 8割の経営者・中間管理職が「ハラスメントの指導を受けた管理職を見聞きしたことがある」と回答。企業内トラブルをハラスメントと偽る悪用事例も発生
パーソルグループの中途採用サービス『ミイダス』を運営するミイダス株式会社は、経営者・役員200名と、部下が3名以上いる中間管理職(部長・課長相当)200名を対象に、ハラスメントに関する実態調査を実施しました。調査では、企業で起きたハラスメントの実態やその悪用事例を明らかにしています。
TOPIC01:経営者・中間管理職の約8割が「ハラスメントに関する指導や処分を受けた管理職を見聞きしたことがある」と回答
TOPIC02:経営者の73.5%、中間管理職の67.5%が、ハラスメントの悪用事例が発生した/発生しそうになったと回答
TOPIC03:発生した/発生しそうになったハラスメントの悪用事例第1位は「人間関係のトラブルをハラスメントと偽る」
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000099622.html
09.マーサージャパン、総報酬サーベイ(Total Remuneration Survey)2024年度の結果を発表
組織・人事、福利厚生・ウェルビーイング、年金・資産運用のグローバルリーダー、マーサー日本法人であるマーサージャパン株式会社は、日本における報酬に関する市場調査「Total Remuneration Survey(以下、TRS)」の2024年版を発表しました。
TRSでは、日本における1,326社の職務の報酬動向と方針を分析しています。
調査結果によると、2024年の日本市場の平均昇給率は日系企業で4.3%、外資系企業で3.6%と2023年を上回り、 2025年の給与に関する見通しについて回答した企業(465社)のうち、2025年に昇給率が「増加」の見通しと答えた企業は98.3%で、昨年に比べ 2.4ポイント増えました。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000142.000035512.html
10.「働く人のリーダーシップ調査2024」第1回を発表
株式会社リクルートマネジメントソリューションズは、「一般社員の会社・職場・仕事に関する意識調査」(第1回・第2回・第3回)、「働く人の本音調査2024」(第1回・第2回・第3回・第4回)に続き、従業員規模が50名以上の会社に勤める25歳~59歳の正社員7,405名に対し、「働く人のリーダーシップ調査2024」を実施し、その分析結果の第1回を公開しました。
- 理想の上司のリーダーシップタイプ
- 直属の上司のリーダーシップタイプ
- 上司のリーダーシップタイプによって部下からの信頼感に違い
- 上司のリーダーシップタイプによって部下の昇進意欲に違い
- 事業環境によってリーダーに任命される人のリーダーシップタイプは異なる
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000132831.html
11.外資就活ドットコム:26卒学生の就活に関する意識調査 サマーインターン後には74%の学生が志望業種「明確」
キャリアプラットフォーム「外資就活ドットコム」を運営する株式会社ハウテレビジョンは、2026年卒業予定の外資就活ドットコム会員(大学生のみ)を対象に、就職活動に関する意識調査を実施しました(有効回答数:343)。本格的な選考開始を目前に控えたウィンターインターンの時期には、既に志望業界を固めている学生が多い事などが分かりました。
回答者の約50%は東京大学・京都大学・早稲田大学・慶應大学・一橋大学・東京科学大学のいわゆる上位校学生が占め、旧帝大全体やGMARCHも含めると80%超となります。
- 74%が志望業種が「明確になっている」
- サマーインターンを経て4割が志望業種・職種に変化
- 就活終了の希望時期は「4年生の6月」と長期化
- サマーインターンから本選考に進む学生が多数派
- 企業選びで大切にしていることは「収入が高い」
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000026700.html