いつもHR NOTEをご覧いただき、誠にありがとうございます。HR NOTE編集部です。
本日は4月第3週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計8本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。
目次
- 01.クチコミ×AIで組織の実態を可視化 「従業員クチコミレポート」の提供を開始
- 02.ジンジャー、人事システムの枠を超え、Google Workspace、Box、kintone等の主要アプリとの「自動連携」を実現
- 03.メルカリ、空き時間おしごとサービス「メルカリ ハロ」 の全国展開を開始
- 04.働きがい×働きやすい=『推せる職場』 仕事の成果にも繋がり、転職意向も低いことが明らかに
- 05.リスキリングの取り組み状況とデジタル化の関連性など「バックオフィス業務に関する総合調査」レポート第二弾
- 06.MS-Japanが「新入社員の”定着”支援」調査データ公開!各企業のオンボーディング実施率は「6割」にとどまる
- 07.DyDoグループがめざす人的資本経営を特定~主体的なキャリア形成を支援する仕組み「DyDoキャリア・クリエイト」を導入~
- 08.仕事で「ChatGPT」を使用したいと回答した20代が7割に迫る。「定型的な業務はAIに任せる」「考えたり、議論したり重要なことに時間を割きたい」の声
01.クチコミ×AIで組織の実態を可視化 「従業員クチコミレポート」の提供を開始
オープンワーク株式会社は、転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」に掲載されたクチコミをAIで分析・スコア化し、企業の組織風土を可視化する「従業員クチコミレポート」の提供を開始した。
「従業員クチコミレポート」詳細
OpenWork に寄せられた社員・元社員によるクチコミ文章を AI で分析し、「組織文化」「働きがい」「働きやすさ」の 3 項目で評価している。
【レポート内スコア詳細】
「組織文化」スコア:企業全体に根付く環境・雰囲気・体制の良し悪しを評価
「働きがい」スコア:従業員がモチベーション、成長機会等を感じているかを評価
「働きやすさ」スコア:ワークライフバランスや女性の働きやすさ等を評価
URL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202404159436
02.ジンジャー、人事システムの枠を超え、Google Workspace、Box、kintone等の主要アプリとの「自動連携」を実現
クラウド型人事労務システム「ジンジャー」の提供をしているjinjer株式会社は、新たに外部オートメーション機能を実装した。
これにより、「ジンジャー」上で従業員情報を登録した際に、Google Workspace、Box、kintone等のアカウントが自動で発行される。
また「ジンジャー」上で従業員情報を更新した際にも、その内容に応じて、それらのアカウントの削除や権限変更にも自動で対応する。
外部オートメーション機能とは、「ジンジャー」上の従業員情報が変更された際、その内容をGoogle WorkspaceやBox、kintoneといった主要アプリに自動反映することができる機能。
外部の連携システム(2024年4月時点)
- Microsoft Teams
- Google Workspace
- Box
- Slack
- kintone
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000222.000089626.html
03.メルカリ、空き時間おしごとサービス「メルカリ ハロ」 の全国展開を開始
株式会社メルカリは、2024年4月16日より「だれでも、すぐに、かんたんに」働ける、空き時間おしごとサービス「メルカリ ハロ」の全国展開を開始した。
「メルカリ ハロ」は同年3月6日より1都3県の店舗での求人掲載を開始し、サービス開始から1ヶ月で登録者数が250万人を突破した(※1)。
こうした反響をうけ、本日より「メルカリ ハロ」の全国展開を開始し、全国チェーン店やローカルスーパーなど、5万店舗以上の求人を続々と公開する。
また、全国展開開始を記念して4月22日より「メルカリ ハロ」を通じて対象の求人の仕事をした方を対象に、勤務ごとに1,000ポイントを付与する(※2)「メルカリ ハロ」全国展開スタート記念キャンペーンを開始する。
※1 空き時間おしごとサービス「メルカリ ハロ」の利用規約に同意した登録者の累計(4月5日時点)
※2 付与されるポイントの上限は期間中合計6回(1回P1,000)分(有効期限あり)
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000340.000026386.html
04.働きがい×働きやすい=『推せる職場』 仕事の成果にも繋がり、転職意向も低いことが明らかに
エンゲージメント向上を軸とした組織開発・人材育成コンサルティング支援を通して“推仕ゴト改革”を進める株式会社NEWONEは、618名の20代~40代の会社員を対象に、「仕事・職場に関するアンケート」調査を実施した。
本調査では、”働きがい”と”働きやすさ”の観点から、職場を4象限に分類した。
- 働きがいを感じ、働きやすい職場 … 推せる職場
- 働きがいを感じ、働きにくい職場 … ストイックな職場
- 働きがいを感じにくく、働きやすい職場 … 優しすぎる職場
- 働きがいを感じにくく、働きにくい職場 … 残念な職場
自分が働く職場を「働きがいを感じ、働きやすい職場」と回答した人は、最も少ない18%だったが、回答者の半数以上(58%)が自分の職場を“推せる(推奨できる)”と回答。「働きがいを感じ、働きやすい職場」で働くビジネスパーソンほど、自分の職場を『推せる職場』と捉えている傾向が高いと分かった。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000038467.html
05.リスキリングの取り組み状況とデジタル化の関連性など「バックオフィス業務に関する総合調査」レポート第二弾
株式会社ミロク情報サービスは、財務・経理・人事・総務・労務などバックオフィス業務に関わる445名を対象に、デジタル(IT/AIなど)活用の状況と業務効率化、1年前と比べての業務量や業務内容の変化など「バックオフィス業務に関する総合調査」を実施した。
今回は調査報告第二弾として、「スキルアップ・リスキリングの取り組み状況」の観点で分析した。
調査結果(要旨)
- 全体ではスキルアップに取り組む人は5割を超えるも、リスキリングに取り組む人は約2割にとどまる。
- 男女別でみた場合、スキルアップに取り組んでる人は、男性は4割程度、女性は6割以上と差がある一方、リスキリングに取り組んでいる人は男女共に約2割とほぼ同等。
- リスキリングに取り組む人を従業員規模別でみた場合、100名未満では自費での取り組みが多い傾向。
- リスキリングに取り組んでいる人の7割がデジタル活用による業務効率化を実感。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000360.000018493.html
06.MS-Japanが「新入社員の”定着”支援」調査データ公開!各企業のオンボーディング実施率は「6割」にとどまる
株式会社MS-Japanは、4月の入社シーズンに合わせ、各企業の「新卒・中途社員へのオンボーディング実態」についての調査結果を発表した。
本調査は、管理部門・士業のためのビジネスメディア「Manegy(マネジー)」にて管理部門の人材340人に実施。
- 新入社員への「オンボーディング実施率」は「6割」にとどまる。
- 企業規模が大きいほどオンボーディング実施率が上昇。
- 新入社員を受け入れにあたり、勤務先のオンボーディングに「満足している」人は「半数未満」。
- 実施しているオンボーディング施策の内訳:「導入研修」は8割の企業で実施されるも、2位以下の施策の実施率は5割を切る結果に。
- 新卒でも「半数以上の企業」で、入社後すぐ既存社員と同等の「リモートワーク」を実施。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000274.000042843.html
07.DyDoグループがめざす人的資本経営を特定~主体的なキャリア形成を支援する仕組み「DyDoキャリア・クリエイト」を導入~
ダイドーグループホールディングス株式会社は、“グループミッション 2030”を実現するための重要な経営課題(マテリアリティ)の1つとして「従業員のワークライフシナジーの実現/ダイバーシティの推進」を掲げ、人的資本経営を推進している。
この度、人的資本経営を事業戦略と連動した実行性の高いものとするため、「ダイドーグループがめざす人的資本経営」を体系的に特定した。
同社は、人財に求める資質として「志」を中心に、「チャレンジ精神」「成長意欲」「達成意欲」「自律心」を重視している。
この5つの資質を持つ人財の成長・活躍を支援するために、人財一人ひとりの主体的なキャリア形成を支援する仕組み「DyDoキャリア・クリエイト」を導入する。
あわせて多様な価値観が尊重され、誰もが能力を発揮できる心理的安全性を重視した組織開発を行い、心身ともに健康で、一人ひとりが最大限の力を発揮できる“ワークライフシナジー”を実現できる環境を提供する。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000021555.html
08.仕事で「ChatGPT」を使用したいと回答した20代が7割に迫る。「定型的な業務はAIに任せる」「考えたり、議論したり重要なことに時間を割きたい」の声
株式会社学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、「ChatGPT」に関してアンケート調査を実施した。
ChatGPTの仕事での利用について、「使用したい」と回答した20代が7割に迫った。
「既に利用していて、生産性アップを実感している」「文章作成などに活用したい」「定型的な業務はAIに任せる」といった声が上がった。
また、転職活動で「ChatGPT」を使用したことがあると回答した20代は12.4%。「履歴書で適切な言い回しが分からないときに活用した」「自己PRのたたき台を作成してもらった」といった声が寄せられている。
- 調査期間:2024年3月1日~2024年3月17日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:20代社会人
(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者) - 有効回答数:260人
- 調査方法:インターネットでのアンケート調査
今回は、4月第3週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスを計8本をご紹介しました。
次回は、4月第4週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスをご紹介します。
HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。この他に、2023年8月第4週にリリースされた人事/HRに関する各社のニュース&トピックスがございましたら、こちらまでご連絡いただけますと随時追加してまいります。 【HR NOTE編集部 問い合わせ窓口】 |