いつもHR NOTEをご覧いただき、誠にありがとうございます。HR NOTE編集部です。
本日は3月第1~2週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計10本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。
目次
- 01.人事業界注目の「人事図書館」が3月限定の早期利用申込受付を開始
- 02.【LinkedIn独自調査】日本の採用担当者の56%がキャリアアップの機会提供と社内異動の促進が、人材獲得と維持において重要だと考えていることが明らかに
- 03.「企業における『リスキリング』『学び直し』の推進に関する実態調査【個人調査編】」の結果を発表
- 04.自己理解を深め、強みを伸ばす診断ツール「Wantedly Assessment」新たに「性格診断」を追加、新たな活躍の可能性の発見へ
- 05.ワンキャリア、「ONE CAREER 就活クチコミアワード2024」受賞企業を発表。
- 06.Indeed が「女性の仕事と子育ての両立に関する調査を実施。ワーキングマザー(※1)のうち92%が仕事と子育ての両立に困難を感じ、66%が「将来のキャリアプランの見通しを持てない」と感じている
- 07.採用活動に特化した「メタバースオフィス」の提供開始 企業と求職者の“採用ミスマッチ”防止が目的
- 08.「職場でジェンダーギャップを感じる」女性は約7割、男性は約5割。ジェンダーギャップが理由で転職したい人は男女ともに前年越え。/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第84回】
- 09.パーソル初、「ジェンダーダイバーシティレポート」発刊グループのジェンダーダイバーシティ推進の進捗を社員に届ける
- 10.マイナビ、「転職動向調査2024年版(2023年実績)」を発表
01.人事業界注目の「人事図書館」が3月限定の早期利用申込受付を開始
株式会社Trustyyleは代表の吉田洋介を発起人として、2024年4月、東京の人形町に1000冊以上の人事関連書籍を備えた「人事図書館」をオープンする。
2月に実施したクラウドファンディングでは支援人数472人、支援額1160万円、達成率232%。
また、多くの人事関連の研究者、著名人からも書籍の寄贈、応援のメッセージが届いており、人事業界において高い関心を集めている。
4月1日の正式開館を前に3月2日よりwebサイトを開設(https://hr-library.jp/)同時に早期利用申込の受付を開始した。
■早期利用申込(3月2日~3月31日23:59)
早期申込:2980円/月(税込3278円)
通常料金:3480円/月(税込3828円)
※月払い、年払いの選択が可能
※2024年4月1日以降は通常料金
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000085868.html
02.【LinkedIn独自調査】日本の採用担当者の56%がキャリアアップの機会提供と社内異動の促進が、人材獲得と維持において重要だと考えていることが明らかに
ビジネスに特化した世界最大のプロフェッショナルネットワークであるLinkedInは、労働市場における人材育成に関する調査を実施した。
調査の結果、企業の77%が今年従業員のスキルアップと能力の向上を高める計画を立てていることが分かった。
また、採用担当者の56%がキャリアアップの機会提供と社内異動の促進が、人材獲得と維持において重要だと考えていることが明らかになった。
3月上旬には、LinkedInラーニング内に新しいキャリア開発と社内異動の機能を立ち上げ、従業員を重要なスキルに導き、成長するために重要なスキルを開発し、組織で最適な機会につなげることを支援する。
この機能は、英語、ヒンディー語、日本語、インドネシア語、マレー語などで提供される予定だ。
『LinkedIn調べ』
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000066809.html
03.「企業における『リスキリング』『学び直し』の推進に関する実態調査【個人調査編】」の結果を発表
企業における経営・人事課題の解決および、事業・戦略の推進を支援する株式会社リクルートマネジメントソリューションズは、一般社員・管理職552名に対し、「企業における『リスキリング』『学び直し』の推進に関する実態調査【個人調査編】」を実施し、「過去1年の新しい知識・スキルの習得機会やその理由」、「所属企業における支援制度や仕組み」など、調査結果から見える実態について公表した。
この1年で仕事に関する知識・スキルを学んだ人は約9割。学んだ理由は、必要性からが7~8割と最も多く、興味や楽しさから学んだ人も6~7割程度。
学習支援の制度や仕組みがあり、企業から期待メッセージを受け取っている方が、新しい知識・スキル習得の傾向が高い。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000151.000029286.html
04.自己理解を深め、強みを伸ばす診断ツール「Wantedly Assessment」新たに「性格診断」を追加、新たな活躍の可能性の発見へ
ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社は、自己理解を深め、強みを伸ばす診断ツール「Wantedly Assessment(ウォンテッドリー アセスメント)」に、新しく「性格診断」を追加し、2024年3月12日(火)より提供を開始した。性格診断は、無料で利用できる。
- 12分で、仕事における「性格タイプ」と「個人傾向」が明らかに
性格診断は、特定の質問に回答することで、仕事上での自身の「性格タイプ」と「個人傾向」を理解できる。
画面の案内に従って「人との付き合い方」や「仕事への取り組み方」といった、全134個の質問に回答する。
性格タイプは全16種類あり、質問への回答内容によって、どちらに該当するかが明らかになる。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000237.000021198.html
05.ワンキャリア、「ONE CAREER 就活クチコミアワード2024」受賞企業を発表。
はじめてのキャリアを選ぶ、就活サイト「ONE CAREER」を運営する株式会社ワンキャリアは、「ONE CAREER 就活クチコミアワード2024」受賞企業を2024年3月1日(金)に発表した。
受賞企業一覧※株式会社などの表記・敬称一律省略
総合ランキング |
ベンチャーランキング |
1位 ベイン・アンド・カンパニー | 1位 タイミー |
2位 江崎グリコ | 2位 ギークス |
3位 LINEヤフー | 3位 Sansan |
4位 リクルート | 4位 Regrit Partners |
5位 丸紅 | 5位 マネーフォワード |
6位 三井物産 | 6位 Schoo |
7位 A.T. カーニー | 7位 マテリアル |
8位 TOTO | 8位 Speee |
9位 バンク・オブ・アメリカ | 9位 ブレインパッド |
10位 マッキンゼー・アンド・カンパニー | 10位 リブ・コンサルティング |
受賞企業の詳細
特設サイトURL:https://service.onecareercloud.jp/lp/award_reviews/2024
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000035321.html
06.Indeed が「女性の仕事と子育ての両立に関する調査を実施。ワーキングマザー(※1)のうち92%が仕事と子育ての両立に困難を感じ、66%が「将来のキャリアプランの見通しを持てない」と感じている
世界No.1求人サイト* 「Indeed (インディード)」の日本法人であるIndeed Japan株式会社は、3月8日の「国際女性デー」を前に、「女性の仕事と子育ての両立に関する調査」を実施。
調査は、全国の20〜40代のワーキングマザー(※1)(以下、正社員ワーママ)1,000人、および、将来的に正社員として仕事と子育てを両立したいと希望している有職男女(以下、プレワーママ/プレワーパパ)200人、正社員ワーママの配偶者200人・上司200人の計1,600人を対象に実施した。
※1:0歳~高校生の子どもと同居しつつ、正社員として働く、20~40代の女性
【正社員ワーママの両立の実態】
- 92.2%が「仕事と子育ての両立に何かしらの困難」を抱えている。
- 3人に2人(66.5%)が「将来的なキャリアプランの見通しが持てない」と感じている。
- 正社員ワーママは家事・育児の74%以上を自分が担っている。
【正社員ワーママの周りの人々の、両立に対するイメージ・課題】
- 将来、子どもをもっても正社員として働きたいと考えるプレワーママ・プレワーパパは、すでに両立に対して困難や不安を感じている。特に女性にその傾向が強い。
- 「正社員ワーママが仕事と子育ての両立で困っていること」に対する配偶者・上司のイメージと、実際の正社員ワーママ本人の困り事にはギャップあり
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000144.000028842.html
07.採用活動に特化した「メタバースオフィス」の提供開始 企業と求職者の“採用ミスマッチ”防止が目的
株式会社ネオキャリアと株式会社ブレインバースは、メタバース(仮想空間)を用いた新サービス「メタバースオフィス」の提供を、3月1日から開始した。
会議室やエントランスなど、実際の社内をリアルに再現。メタバースでオフィス見学をしながら、メタバースに設置されたアイコンをクリックすると、詳細な企業情報を見ることができる。
遠距離で就活イベントへの参加や企業訪問が難しい求職者が、いつでもどこでも志望する企業の情報や雰囲気を知ることが可能。また、入社式や新人研修での活用も想定される。
提供の背景
移動コストや労力、時間を選ばないなどの“オンラインの効率性”と、“企業の臨場感の再現”という長所を持ち合わせているメタバース環境を利用することで、求職者に詳細な企業情報の取得と雰囲気を感じ取ってもらうことにより、企業と求職者双方の「採用のミスマッチ」を防ぎたいとの思いから新サービスの提供に至った。
特徴
メタバースオフィス」では、企業のエントランスや執務室、会議室など現実の社内を忠実に再現し、実際に企業を訪問したような体験が可能。
専用アプリなどは不要で、求職者はパソコンやスマートフォンなど各自のデバイスを使用して入室しブラウザから参加できる。
採用担当者の労力やコスト面でも「メタバースオフィス」を利用すれば、コストを抑えることや採用活動における他社との差別化ができ、就活イベントで出会える求職者よりも幅広い求職者に、詳細な企業情報と社内の雰囲気を知ってもらうことが可能だ。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000406.000011666.html
08.「職場でジェンダーギャップを感じる」女性は約7割、男性は約5割。ジェンダーギャップが理由で転職したい人は男女ともに前年越え。/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第84回】
株式会社キャリアデザインセンターが運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は、3月8日の国際女性デーを迎えるにあたり、男女1,188名を対象に「職場のジェンダーギャップ(男女格差)」についてアンケートを実施した。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に実施し、女性の働く環境の実態を公開している。
調査結果抜粋
- 職場でジェンダーギャップを感じている人は女性約7割、男性約5割
- 女性が感じるジェンダーギャップは「給与が低い」「給与が上がりにくい」
- ジェンダーギャップが理由で転職を考えたことがある女性は、男性の約2倍。女性は前年より4.5%、男性は5.9%上昇。
- 転職活動で感じたジェンダーギャップ1位は、女性「面接官は男性が多い」、男性「とくにない」
- ジェンダーギャップ解消のために必要なことは「社長(経営層)の意識が変わること」、「男性の意識が変わること」
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000572.000012506.html
09.パーソル初、「ジェンダーダイバーシティレポート」発刊グループのジェンダーダイバーシティ推進の進捗を社員に届ける
パーソルホールディングス株式会社は、3月8日の国際女性デーを機に、パーソルグループ初となる「ジェンダーダイバーシティレポート」を発刊した。各事業領域の経営層・女性リーダーが登場し、ジェンダーダイバーシティに関する現在の実績・取り組みを紹介し、本テーマに関する社員の意識を高めるとともに、経営層の考え方・変化を実感できる機会を提供する。
パーソルグループは、2021年9月にジェンダーダイバーシティ委員会を設置し、女性活躍を含むDI&Eの取り組みをグループ全体で進めてきた。
また、2030年度までに女性管理職比率37%、2025年度までに男性育休取得率100%を(※1)掲げ、経営層も積極的にグループのDI&E推進を後押ししている。
一方、社員からは「経営側のアクション(具体的な定量目標など)がもっと知りたい」「グループ内の各事業領域の取り組みを共有してもらえると嬉しい」などの声(※2)があり、これまでのDI&Eの取り組みや進捗をわかりやすく発信する機会が不足している課題感があった。
こうした背景から、グループ全体で一丸となりDI&Eにしっかり向き合っていること、また現時点での実績を伝えるため、このたびグループ初となる「ジェンダーダイバーシティレポート」を発刊した。
(※1)1日以上の育児目的をした休暇を含む
(※2)全社員に実施しているリテラシー研修、管理職を対象にしたDI&Eマネジメント研修の事後アンケートなどから
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000864.000016451.html
10.マイナビ、「転職動向調査2024年版(2023年実績)」を発表
株式会社マイナビは、20~59歳の正社員を対象に実施した「転職動向調査2024年版(2023年実績)」の結果を発表した。
2023年の転職率は7.5%と依然として高水準が続く。転職して約4割が「年収が上がった」と回答。リスキリングの有無により、転職後の年収に約140万差が生じる。
- 2023年の正社員の転職率は7.5%で過去最高水準が続く。転職者のうち、約半数は30~50代のミドル世代男性
- 転職理由は男性が「給与」、女性は「職場の人間関係」が最多。重視するポイントに男女で違いが出る結果に
- 約4割が転職して年収が上がったと回答。転職後の平均年収額は489.6万円で転職前の472.5万円から17.1万円増加
- リスキリング経験がある人の転職後の平均年収額は559.3万円。経験のない人は419.5万円で、139.8万円の差
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001923.000002955.html
今回は、3月第1~2週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスを計10本をご紹介しました。
次回は、3月第3週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスをご紹介します。
HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。この他に、2023年8月第4週にリリースされた人事/HRに関する各社のニュース&トピックスがございましたら、こちらまでご連絡いただけますと随時追加してまいります。 【HR NOTE編集部 問い合わせ窓口】 |