【2023年8月第1週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ |HR NOTE

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【2023年8月第1週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ

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本日は8月第1週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計10本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。

1.調査リリースまとめ

01:6割以上の経営者が「コミュニケーションエラー」を課題に感じている

  • 経営を行う上で重要視している項目として、ヒト(79.0%)と回答した割合が最も多く、モノ(10.5%)、情報(5.5%)、カネ(5.0%)と続いた。
  • 「ヒト」に関わる課題の有無に関して93.1%が「ある」と回答し、具体的な項目として、「コミュニケーションエラー(世代差・役職差によるもの)」(63.2%)、「コミュニケーションエラー(リモートワークの増加によるもの)」(44.8%)、「人事採用」(31.0%)、「意思決定のスピード」(30.5%)などが挙げられた。
  • コロナ禍における社内コミュニケーションの弊害では、「メンバー同士での日常会話・情報交換が減った」(46.1%)が最も多く、「メンバー同士の連携が不十分だった」(44.4%)、「リアルタイムでの連携が取りづらくなった」(33.8%)などがあった。
調査企業:株式会社ソノリテ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000019738.html

02:24年卒の約4人に1人が就職活動で「TikTok」を活用

  • 就活で活用しているSNSでTik Tokを選択した人で、TikTokで見た情報がきっかけとなったエントリー実態は、「何度もある」(12.5%)、「数回程度ある」(45.8%)と58.3%が「Tik Tok」を活用していた。
  • TikTokで採用活動を行っている企業に対する印象については、「非常にポジティブ」(6.9%)「ややポジティブ」(38.6%)と45.4%がポジティブな印象をもっており、ネガティブな印象をもつ人の割合より多かった。
  • ポジティブな印象を持つ理由として、「親近感を感じることができるから」(63.0%)が最も多く、「楽しそうな社風が見えるから」(54.3%)、「仕事の雰囲気がわかりやすいから」(30.4%)、「コンテンツが面白いから」(28.3%)などがあった。
調査企業:株式会社Suneight
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000076476.html

03:リスキリングの認知度は向上、一方で7割以上の企業では「年次が上がるにつれて学びの機会が減っている」と回答

  • リスキリングを理解しているかとの問いにおいて、「よく理解している」(39.8%)「なんとなく理解している」(38.8%)と78.6%がリスキリングについて理解をしており、昨年度の50.9%から27.7ポイント増加した。
  • 年次が上がるにつれ、学びの機会が減っていると思うかについては、「とても思う」(40.8%)「やや思う」(34.0%)合わせて74.8%が減っていると感じていた。
  • 現在リスキリングに取り組んでいる企業は「とても取り組んでいる」(3.9%)「やや取り組んでいる」(32.0%)、合計35.9%で、特にリスキリングが必要だと感じる年代層は「40代」(84.5%)、「50代」(67.0%)、「30代」(54.4%)となった。
調査企業:株式会社月刊総務
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000060066.html

04:組織が急拡大した若手経営者が実感する課題1位は「マネジメントを任せられる人材の不足」

  • 組織が急拡大した主な背景として「既存事業が伸び、必要人材が不足したため」(59.0%)、「新規事業や新規拠点の立ち上げにあたり、新しい人員が必要だったため」(32.0%)などの理由が挙げられた。
  • 組織が急拡大したタイミングで増えた課題では、「マネジメントを任せられる人材が不足した」が最も多く52.0%、他には「スキルや価値観のバラツキが大きくなった」(47.0%)、「経営の方針や意図が現場に伝わりづらくなった」(39.0%)、「全社最適ではなく部分最適や個別最適による判断が現場で増えた」(36.0%)があった。
  • 課題に対し、「管理職や次期管理職の育成」(56.8%)、「社員全体の育成」(55.8%)、「採用基準の見直し」(37.9%)などに取り組んだ企業が多かった。
調査企業:株式会社JAM
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000043900.html

05:7月上旬での24卒採用選考終了企業は22.0%

  • 企業が感じた学生の反応において、選考への応募者数は23卒と比較すると「増えた」と回答した企業は全体の14.8%であったのに対し、「減った」と回答した企業は60.2%であった。
  • 内定辞退者数では、昨年度比で31.2%増え、特に1,000人以上の企業では39.5%を記録し、業界別ではIT企業が最も多い辞退者数を記録した。
  • 内定者の充足率は、全体で54,5%、従業員規模別に見ると「1,000人以上」(63.4%)、「300~999人」(56.4%)、「~299人」(47.6%)と規模が大きいほど割合が高くなっていた。
調査企業:株式会社ディスコ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000646.000003965.html

06:約8割が「はたらきがいの多様化」を感じている

  • 今の仕事にはたらきがいを感じているかについて、「とても感じている」(22.9%)「まあ感じている」(51.6%)の74.4%ははたらきがいを感じている一方、「あまり感じていない」(18.4%)「全く感じていない」(7.1%)と25.5%ははたらきがいを感じていなかった。
  • コロナ禍以降「はたらきがい」が多様化していると思うと感じている割合は81.1%(とても多様化していると思う(31.1%)、まあまあ多様化していると思う(50.0%))であり、ライフスタイルの調和を重視する傾向があった。
  • 今後「はたらきがい」の多様化を促進するべきだと回答した割合は87.8%で、「一人ひとりがはたらきやすくなると思うから」(54.4%)、「様々な人に、はたらく機会が与えられると思うから」(51.1%)、「意欲化・効率化につながると思うから」(46.8%)などの理由が挙がった。
調査企業:ミイダス株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000099622.html

07:23年度入社の新入社員における転職意欲・動画就活の実態について

  • 現在の会社に入社して以降、辞めたいと思ったことはあるかとの問いに、40.7%が「ある」と回答し、転職に向け行動をとっているかについては、「行っている」(4.2%)、「近々行う」(25%)と約3割が行動を起こしていた。
  • 今後転職活動をするとなった際に重視するところは「給与・待遇」(74.6%)、「会社・部署の雰囲気が悪い」(66.1%)、「勤務地」(47.5%)などがあった。
  • 動画・SNSをを使った採用広報、発信企業に対する印象については、それぞれ94.9%(非常に良い:27.1%、良い:39.0%、やや良い:28.8%)、89.8%(非常に良い:20.3%、良い:28.8%、やや良い:40.7%)が好印象をもっていた。
調査企業:株式会社ベクトル
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000097063.html

2.企業取り組み事例まとめ

08:独自の勤務・評価制度の運用により、全国平均7%の残業時間で売上高前年同期比157%実現

  • デジタルマーケティングコンサルティング事業をおこなっている同社では、独自の勤務制度や評価制度などの運用を続け、2023年度上半期(2022年12月から2023年5月)の月間平均残業時間が1時間2分、売上高は前年同期比157%を達成した。
  • 同社は組織と個人の力を掛け合わせたプロフェッショナル集団を目指すべく、1人1人が自由の中で責任をもって行動し、キャリア自律も促せる組織づくりに取り組んでいる。
  • 今回の結果を受け、組織作りから事業成長に繋げていく新たな働き方制度「セキワク(責任+ワークスタイル)」を設けた。
取り組み企業:株式会社グローバルマーケティング
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000075106.html

09:株式会社ヤプリ、組織エンゲージメントを高める社内アプリの利用率が平均72%越えに

  • 同社では、組織エンゲージメントを高める社内アプリ「Yappli Hang Out(ヤプリハングアウト)」2022年10月より社員向けに展開している。
  • アプリの平均利用率(アクティブ率)は72%を超え、季節のイベントや社員名簿の機能を搭載することで出社とリモートワークが共存するハイブリッド勤務においても、社員同士の繋がりが強化された。
  • 10周年のイベントでは、コロナ禍以降に入社した社員が多いことを受け、アプリ内のQRコードを別部署の人と交換する機能を使ったことで話しかけにくさのハードルが下がり、活発な交流を生み出すことに成功した。
取り組み企業:株式会社ヤプリ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000007187.html

3.サービスリリースまとめ

10:SmartHR、従業員の育成や適正配置を支援する「スキル管理」機能を公開

  • 同社では、2023年8月22日よりスキル情報の可視化・一元管理を実現する新機能「スキル管理」を提供開始する。
  • 多くの企業では従業員の情報の取得や更新の空洞化、バラバラな管理体制や資格・研修の有効期限の管理など、従業員のスキル情報の活用・管理に課題をもっていた。
  • 上記の課題を踏まえ、更新の手間を削減させる保有スキル情報の一元管理や、スキル・資格・研修ごとに従業員の保有・受講履歴を俯瞰できる「スキルマップ」機能も追加され、部署ごとの傾向や組織全体のスキル分布状況の可視化が可能になる。
取り組み企業:株式会社SmartHR
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000246.000015987.html

今回は、8月第1週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスを計10本をご紹介しました。

次回は、8月第2・3週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスをご紹介します。

HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。この他に、2023年8月第2・3週にリリースされた人事/HRに関する各社のニュース&トピックスがございましたら、こちらまでご連絡いただけますと随時追加してまいります。

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