【2023年7月第1週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ |HR NOTE

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【2023年7月第1週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ

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本日は7月第1週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計10本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。

1.調査リリースまとめ

01:大企業のSaaS活用実態、導入率は7割超え

  • 本調査回答企業の74.7%がSaaS導入しており、種類は「1~4個」(20.1%)、「5~10個」(19.8%)が多く、10個以上のSaaSを導入している企業は3割以上であった。
  • SaaS導入企業の内、コロナ以前と比べ導入数が増加した割合は52.9%、更に増加数は「2~3倍未満」(29.8%)が最も多かった。
  • SaaSが導入された領域では「Web会議システム」が最も多く56.4%、「グループウェア」(49.7%)、「人事労務・タレントマネジメント」(46.8%)と続いた。
調査企業:テックタッチ株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000048939.html

02:「週休3日制度」約9割が導入を検討せず、その理由とは

  • 調査回答企業の88.7%が週休3日制の導入を「検討したことがない」と回答。
  • 週休3日制のメリットでは「ワーク・ライフ・バランスの向上」(70.9%)、「従業員のモチベーションアップ」(42.6%)などが挙がり、懸念点としては「部署間の不公平」(62.4%)、「出勤日の勤務時間の増加」(49.6%)、「従業員間の不公平」(46.8%)などが挙がった。
  • 総務側の意見として、「勤務日の業務が増加するように思う」、「業務内容によっては適用できないため、従業員間に不公平が生じる」などの理由から、67.4%が自社でも週休3日制を導入したいと「思わない」と回答。
調査企業:株式会社月刊総務
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000060066.html

03:ウェルビーイングへの取り組み、5割の企業で実施中

  • 何かしらの形でウェルビーイングに取り組んでいる企業は「積極的に取り組んでいる」 15%、「取り組んでいる」34%の合計49%であった。
  • ウェルビーイングに積極的に取り組んでいる企業では、3年前と比較し営業利益は平均約13%、売上高は11%上昇しており、未実施企業と約2倍の差をつけていたことが明らかになった。
  • 営業利益、売上高ともに効果が出るウェルビーイング活動として「ワーケーション」の貢献度が高いことがわかり、ワーケーションは積極的に取り組むほど業績相関度が高く、取り組まない場合の業績相関度はマイナスになる関係性が見られた。
調査企業:アステリア株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000339.000010008.html

04:Z世代の就活実態|好評だったコンテンツとは

  • 2024年度卒の就活生を対象に行ったアンケートでは、就活でよく利用した情報源は、「企業ホームページ」(63.1%)、「ナビサイト」(58.3%)、「説明会(合同・個別)」(42.6%)と続いた。
  • 企業を選ぶ際に「採用動画」を参考している(していた)と回答した割合は「かなり参考にしている(していた)」(18.6%)、「やや参考にしている(していた)」(43.9%)となった。
  • 「採用動画」による志望度の変化は、「かなり上がった」(13.8%)、「やや上がった」(57.0%)と70.8%の学生の志望度が上がり、見たいと思う動画のコンテンツは「1日の流れ」(61.9%)、「仕事紹介」(57.4%)、「社員インタビュー」(46.8%)などがあった。
調査企業:株式会社moovy
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000062343.html

05:女性管理職のビジネスケアラー、男性管理職の2倍

  • 調査対象者の内、介護問題に直面している割合は、女性管理職で22%・男性管理職で20%とほぼ同水準であった。
  • 直面していると回答者のうち、「日々要介護家族をサポートしながら仕事をしている」(=ビジネスケアラー)の割合は、管理職層のボリュームゾーンである40-54歳の年代では女性管理職のビジネスケアラー発生確率は男性管理職の約2倍もいた。
  • 男女の管理職ケアラーが抱える悩み・不安では「介護にかかる物理的・心理的負担が辛い」(男性;48.1%、女性:66.4%)「介護を効率的・効果的に行うための専門知識や情報が足りない」(男性;64.3%、女性:67.2%)の2つが大きな問題と挙げられており、いずれも女性の方が割合は高かった。
調査企業:株式会社リクシス
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000038460.html

06:「週4日以上出社」7割超える、在宅ワーク実施状況とは

  • 「オフィスへ出社している日数」は「週5日」が最も多く54.8%、「週4日」(11.1%)、「週0日」(10.7%)と続き、4日以上の出社率は65.9%にのぼった。
  • 希望する出社スタイルは、「最低週1日はリモートワークをしたい」が最も多く79.5%、一方で「週5日フル出社したい」と回答した割合は20.5%、最も希望者の多い出社スタイルは、「週3日出社」であった。
  • 転職先を選ぶ条件として「在宅勤務の有無」は「重視する」(30.9%)、「多少考慮に入れる」(30.9%)と合わせて61.8%が考慮すると回答した。
調査企業:株式会社MS-Japan
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000167.000042843.html

07:約4割が「リモートワークによる組織開発の進め方」の工夫が重要と考えている

  • リモートワーク導入企業を対象に、リモートワーク導入による、自社の組織開発活動への影響を聞くと、「組織開発活動の進め方をさらに工夫することが重要になっている」(39.7%)、「組織開発活動を進める重要性が高まっている」(15.8%)、「組織開発活動を求める声が高まっている」(11.2%)などの意見が挙がった。
  • 「工夫することが重要になっている」と回答した企業規模を比較すると、従業員数が大きい企業ほど重要視しており、100人未満の企業では32.0%であったが、5,000人以上の企業では55.6%まで増加していた。
調査企業:日本の人事部
出典:https://jinjibu.jp/article/detl/hakusho/3195/

2.企業取り組み事例まとめ

08:株式会社イトーキ、「育児休業復職支援金」を7月より開始

  • 同社では『明日の「働く」を、デザインする。』企業として、誰もがより自分らしくイキイキと働ける職場環境を目指すため、仕事と子育ての両立支援を行っている。
  • 社内のアンケート調査では、育児休業取得による「収入の減少」が課題として挙げられており、2022年時点での男性の育児休業取得率は45.7%であった。
  • 今回の取り組みは男性の育児休業取得の促進を図るため、性別問わず、育児休業を取得する直接雇用社員全員を対象にに、育児休業の取得期間に応じた支援金の支給を開始。
取り組み企業:株式会社イトーキ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000381.000032317.html

09:株式会社エンファクトリー、越境学習プログラム参加者の行動・意識変化の結果を報告

  • 同社では従業員が複業としてベンチャー企業で働くことで、「越境活動を促す」 サービス、「複業留学」を展開している。
  • 越境学習を通じ、参加者の約90%がキャリア自律に対する心理・行動面にプラスの変化を実感。
  • また85%以上の参加者が「新しい知識・技術への学びに努めるようになった」と回答したことから、リスキリングの意欲向上が期待できる。
取り組み企業:株式会社エンファクトリー
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000131.000025659.html

3.サービスリリースまとめ

10:HRBrain、360度評価の効率化から人材育成まで支援する「HRBrain 360度評価」を大幅アップデートへ

  • 同社が提供する「HRBrain 360度評価」は、データを活用した人材育成を支援するクラウドサービスであり、多面的な評価による人事評価の公平性の向上やスキルの見える化ができる。
  • 今回のアップデートでは、個人の結果を直感的に理解できる個人レポート機能や、閲覧権限を柔軟に設定できる機能が追加された。
取り組み企業:株式会社HRBrain
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000023143.html

今回は、7月第1週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスを計10本をご紹介しました。

次回は、7月第2週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスをご紹介します。

HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。この他に、2023年7月第1週にリリースされた人事/HRに関する各社のニュース&トピックスがございましたら、こちらまでご連絡いただけますと随時追加してまいります。

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