【2023年6月第1・2週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ |HR NOTE

【2023年6月第1・2週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ| HRNOTE

【2023年6月第1・2週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ

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本日は6月第1・2週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計10本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。

1.調査リリースまとめ

01:25卒、インターンシップの定義変更の認知率が過半数を下回る

  • 2025年度卒の学生より適用されるインターンシップの定義が変更となるが、定義変更が行われたことについて知っている学生は全体の約5割以下であった。
  • しかし「知っている」と回答した学生のうち約4割が「インターンシップの新しい定義について内容を知っている」と回答。
  • 今年度より適用になる「学生のキャリア形成支援に係る取組」4タイプのうち参加してみたいタイプは、「オープン・カンパニー(業界・企業による説明会・イベント/単日)」(79.9%)、「汎用的能力活用型インターンシップ(職場における実務体験/5日間以上)」(77.1%)が多かった。
調査企業:株式会社ワンキャリア
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000035321.html

02:コロナ禍の3年間で見られた働く人の感情と行動の変化

  • 2021年と2023年に行った働く人の感情と行動の変化のうち、2021年の自分/組織感情面では「不安感」「不信感」「あきらめ感」などネガティブな感情がTOP3がランクインしていた。
  • 2023年調査における自分/組織感情面は「認め合い感」「効率実績」「支え合い感」などポジティブな感情がTOP3となり、感情の変化が見られた。
  • また働き方が自由に選択できるようになった人も多く見られ、どのような場所と時間で仕事をするのか、自分の裁量が大きいほど効率的に仕事が出来ていると実感するようになったことで、「仕事のやりがい」「職場へのロイヤリティ」が高い傾向になった。
調査企業:株式会社ジェイフィール
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000065739.html

03:IT業界の求人数は増加傾向、エンジニアの争奪戦が激化

  • 2023年1~3月のIT求人全体の求人数は前年比137%となり、業種問わず伸びており、中でも最も伸びている業種は事業会社の188%であることが明らかになった。
  • 特にWeb系SE・PGや社内SEの求人が多くみられ、自社ITサービスの開発や社内のDXを推進に向けたエンジニア採用枠を増やしていることが伺える。
調査企業:株式会社GEEKLY
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000039818.html

04:人的資本経営に関する意識調査、課題となっているのは?

  • 「あなたの会社は、人的資本経営を重視していると思いますか」という質問に対し、「重視している」(33.3%)、「やや重視している」(24.0%)となり、57.3%の企業が重視していることがわかった。
  • 「人材版伊藤レポート」における人材戦略5つの共通要素のうち、取り組みが進んでいるのは「多様な働き方の環境整備」(72.4%)、一方で進んでいないのは「経営陣のリスキル」(80.8%)であった。
  • 同じく進んでいない項目として「リスキルの機会提供」(72.4%)が挙げられ、「経営陣のリスキル」のほか、「投資対効果の把握」が進んでいなかった。
調査企業:株式会社日本能率協会マネジメントセンター
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000082530.html

05:中途入社社員の入社時のおける「オンボーディング」の実態とは

  • 座学研修の実施状況では、開発組織が6人以上の場合は実施率は90%超え、1-5人の小規模な組織の場合は66.7%と6割以上の企業では少数であっても座学研修を実施。
  • 「メンター制度を導入(メンターの割当)」は46.2%であり、最も高かったのは「定期的な上長との1on1」(71.8%)であり、他には「eラーニング」(30.8%)、「定期的な人事との1on1」(24.4%)などが挙げられた。
  • 人事面談の実施率は10人以下であると4割をした回ったが、11人以上になると50%を越えていた。
調査企業:株式会社overflow
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000053307.html

06:採用広報担当者が感じる現状の課題

  • 採用広報を実践する上で必要なスキルがどの程度身についているかに関する質問では、「どちらかというと不足している」(44.9%)、「かなり不足している」(29.9%)となり、64.5%がスキル不足に悩まされていた。
  • 不足しているスキルを補うための取り組みとして、「書籍や記事を読む」(75.5%)、「イベント・講座への参加」(50.9%)、「動画プラットフォーム(YouTube、PIVOTなど)」(45.3%)を実践していた。
  • また担当者自身のスキルアップ以外では、「社外からスキルを持った専門人材の採用」(32.7%)、「副業や業務委託の活用」(28.0%)、「社内のキャリアチェンジ」(24.3%)などが挙げられた。
調査企業:株式会社PR Table
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000059284.html

07:コロナ禍により「内々定後に周囲に相談する就活生」が増加

  • 就職活動生の意思決定に関する調査で、「内々定が出てから、承諾の意思を決めるまでに相談した相手」としてコロナ前とコロナ禍では「誰にも相談していない」割合が減り、「家族・親戚」に相談した割合が増加した。
  • 23卒の文系学生・理系学生の結果を比較すると、「家族・親戚」「大学のキャリアセンター」では文系が多く、「教授・教員」では理系の方が多かった。
  • どの年代においても、就職活動を通して「友人・知人」に相談している割合が最も多かった。
調査企業:株式会社ヒューマネージ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000055068.html

2.企業取り組み事例まとめ

08:食品メーカーのミツカングループ、働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」を導入

  • ミツカングループは、「未来ビジョン宣言」を掲げ、10年先の未来に目を向けて「ミツカンらしい永続的な成長」を目指している。
  • 「未来ビジョン宣言」の1つである「未来を支えるガバナンス」を推進に向けて、日本国内の従業員約3,000名を対象に「TeamSpirit」を導入。
  • このサービスの導入にあたり、環境の変化に適した適切な労務管理と、従業員が安心して働ける環境の整備の実現を図っている。
取り組み企業:株式会社チームスピリット
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000021273.html

09:株式会社TimeTree、組織体制の強化に向け「チーフ・オフィサー制」を導入

  • 同社ではこれまで取締役メンバー管轄のもと、事業展開を進めていた。
  • プロダクトとビジネスの成長、組織体制構築のスピードを加速させるために、各業務領域で新たにチーフ・オフィサー制を導入。
  • 今回の制度導入にあたり、データの活用と新規事業開発に注力するため、新たなチーフを迎えている。
取り組み企業:株式会社TimeTree
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000017462.html

3.サービスリリースまとめ

10:レイルズゲート株式会社、LINEを使った転職スカウトサービス「スマドラ」がリリース

  • レイルズゲート株式会社は現役の人事やヘッドハンターが監修したLINEを使った転職スカウトサービス『スマドラ』をリリース。
  • LINEに情報を登録するだけでスピーディに求人情報が届くようになり、転職活動のスマート化に貢献。
  • 情報の受け取りやすさに加え、気軽にヘッドハンターとのやり取りが可能になるため、コミュニケーションの手間を減らし、効率的な転職活動でキャリアアップを実現。
取り組み企業:レイルズゲート株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000114999.html

今回は、6月第1・2週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスを計10本をご紹介しました。

次回は、6月第3週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスをご紹介します。

HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。この他に、2023年6月第1・2週にリリースされた人事/HRに関する各社のニュース&トピックスがございましたら、こちらまでご連絡いただけますと随時追加してまいります。

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