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本日は4月第4週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計10本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。
1.調査リリースまとめ
01:人材の採用・定着に必要な要素とは
- 転職活動など勤務先を選定する上で大企業社員の58.6%、中小企業社員の44.7%がリスキリング・教育、・研修制度の有無に注目している。
- 学びの環境の整備度合を重視する理由として、大企業社員からは「自身の成長が期待できる環境だと感じるから」(56.1%)、「従業員の成長を支援している企業だと思うから」(47.6%)、中小企業社員からは、「従業員の成長を支援している企業だと思うから」(50.4%)、「自身の成長が期待できる環境だと感じるから」(45.3%)という意見が挙がった。
- 理想的な学習環境に関しては、大企業・中小企業社員共に「(好きな時間に学習できる)eラーニング形式」(大企業:48.3%)(中小企業:40.1%)が最も多かった。
調査企業:ミイダス株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000099622.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000099622.html
02:フリーランスの4人に1人が仕事にAIを活用している
- フリーランスを対象にAIを用いた仕事に関する調査を実施、56.1%がAIの進歩が仕事に「良い影響を及ぼす」と回答。
- AIがもたらす良い影響として、「仕事をする時間が減る(業務効率化ができる)」(73.0%)、「新しいジャンルの仕事にチャレンジできる」(50.4%)、「自分にはないアイディアを得ることができる」(48.7%)などを期待する声が挙がった。
- 現在のAIの活用状況は「活用している・したことがある」は25.6%、「していないが、今後活用したいと思っている」が46.1%と活用に対して前向きに検討している割合が過半数を占めている。
調査企業:GMOクリエイターズネットワーク株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003971.000000136.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003971.000000136.html
03:プレスリリースと企業志望度の関係性
- 就活生のプレスリリースの認知度は、「言葉の意味を詳しく説明できる」(17.3%)、「言葉の意味をある程度知っている」(22.7%)となり、44%が認知していることがわかった。
- プレスリリースを認知している就活生のうち72.7%が企業研究の一環として目を通しており、プレスリリースを見たことで90.7%が志望度の高まりを感じる一方、発信していない企業は50%も志望度が下がるという。
- 興味を持つプレスリリースの項目として、「新商品・新規サービスのリリース」(29.1%)、「社会貢献」(27.3%)、「独自調査」(26.4%)が上位に挙げられた。
調査企業:株式会社IDEATECH
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000045863.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000045863.html
04:「高収入」か「やりがい」か、仕事をする上で求めるのは?
- 仕事とにやりがいを感じている人のうち、やりがいがあれば時間を気にせず仕事に没頭できると回答した割合は「はい」(72%)、「いいえ」(7.8%)であり、やりがいを感じるための努力をしている割合は75.4%に昇った。
- 「やりがいを最も感じるが給料は最低限度レベル」か「給料は1,000万円以上あるけどやりがいや楽しさを全く感じられない」のどちらを取るのか、54.4%がやりがいを優先した。
- やりがいが得られるという名目で低賃金や長時間労働を課す「やりがい搾取」をした経験があると答えたのは29.8%で、企業側が「やりがい」を利用するケースもあることが明らかになった。
調査企業:ユニークキャリア株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000068054.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000068054.html
05:人事担当者の7割以上が「求める人材の採用」に悩まされている
- 採用活動の課題として「求めている人材が来ない」(71.2%)、「応募が来ない」(41.0%)、「辞退率が高い」(31.7%)などが挙がった。
- 多くの企業では「中途採用」に注力しており、38.1%が「中途向けの就活エージェント」の利用によって成果が上がったと感じている。
- 採用活動の一環としてSNSを利用している企業は59.6%で、「Twitter」(61.1%)、「Instagram」(49.1%)、「Facebook」(42.8%)、「LINE」(41.1%)という内訳だった。
- 就活エージェントやSNSの利用のほかにATS(採用管理システム)を導入している企業は51.2%で、「時間的コストの削減」(49.9%)、「金銭的コストの削減」(28.2%)、「人的コストの削減」(21.7%)が導入理由のようだ。
調査企業:東海ビジネスサービス株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000097183.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000097183.html
06:20代リモートワーカー、約7割が「孤独を感じている」
- リモートワーク生活を送る中で、「孤独感」を少しでも感じている割合は67.9%で、「孤独感」を感じる理由として、「人と話す機会が少ないから」(56.9%)、「テキストでの表面的なやりとりが多いから」(56.9%)、「1人の時間が多く、考え込んでしまうから」(27.8%)などが挙げられた。
- 特に孤独を感じるシーンは、「仕事が忙しい時」(41.7%)、「1日の仕事が終わった時」(34.7%)、「仕事の合間に休憩している時」(22.2%)。
- 孤独感の解消に向けた取り組みとして、社内交流の機会や社内イベントを増やしてほしいと思う割合は53.8%で、中でも対面型の社内イベントを希望している割合は71.9%であった。
調査企業:株式会社グローバルプロデュース
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000075828.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000075828.html
07:大企業の8割以上が今年度の「ESG投資」加速へ
- 現在のESG投資を含めた活動実態は、「積極的に実施している」(55.5%)、「やや実施している」(32.7%)、「実施していない」(7.3%)と88.2%が実施している。
- 具体的な取り組み内容は、「産業廃棄物処理」(60.8%)、「CO2排出削減の取り組み」(59.8%)、「女性活躍推進」(50.5%)などが挙がり、他にも「循環エネルギーの使用」や「プラスチックの削減」があった。
- 現在のESG投資予算は「1,000万円~3,000万円未満」が1番多く26.8%、「3,000万円~5,000万円未満」(22.7%)、「5,000万円~1億円未満」(15.5%)と続いた。
- 2023年以降、ESG投資予算の増額、取り組みの強化を検討している割合は82.9%。
調査企業:LOGZGROUP株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000051972.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000051972.html
2.企業取り組み事例まとめ
08:大和リース株式会社、女性の健康課題解決サポートプログラム「フェムテック」を導入
- 大和リース株式会社は女性活躍推進に向けた施策の一環として、株式会社LIFEMが提供する女性特有の健康課題を解決しサポートするプログラム、「フェムテック(femtech)」を導入。
- フェムテックは「female(女性)」と「technology(テクノロジー)」を掛け合わせた造語で、女性特有の健康課題をテクノロジーを活用して解決するサービス・プロダクトとなっている。
- 働く女性や妊娠期・子育て期の女性をサポートする必要性が高まっている背景を受けて、女性が仕事で活躍できる労働環境を整備し、労働生産性の向上やキャリア形成を支援に努める方針だ。
取り組み企業:大和リース株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001903.000002296.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001903.000002296.html
09:株式会社カオナビ、FC今治と「-shipプロジェクト」始動
- 株式会社カオナビはFC今治の運営を行う株式会社今治. 夢スポーツと地方創生の取り組み「-shipプロジェクト」を始動させた。
- 当社はキャリア形成や働き方が多様化される社会を目指すべく、FC今治の「地方創生パートナー」に就任、“はたらく”にフォーカスしながら、あらゆる-shipな取り組みを展開していく地方創生プロジェクト。
- 今治の土地やそこに住む人々のエンパワーメントを目標に掲げている。
取り組み企業:株式会社カオナビ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000030113.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000030113.html
3.サービスリリースまとめ
10:「仕事で何がしたいのかわからない」を解決!大人の転職サイトリリースへ
- 株式会社ビッグネットアイが運営する30代~50代の転職を応援する転職サイト、「大人の転職サイト」は「仕事で何がしたいか分からない診断」をリリース。
- 自分の仕事の適性や転職の意向度など、転職に関する悩みを診断によって解決することができるツールとなっている。
取り組み企業:株式会社ビッグネットアイ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000082753.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000082753.html
今回は、4月第4週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスを計10本をご紹介しました。
次回は、5月第1・2週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスをご紹介します。
HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。この他に、2023年4月第4週にリリースされた人事/HRに関する各社のニュース&トピックスがございましたら、こちらまでご連絡いただけますと随時追加してまいります。 【HR NOTE編集部 問い合わせ窓口】 |