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本日は3月第4週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計10本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。
1.調査リリースまとめ
01:7割の企業が「再雇用(アルムナイ採用)」を実施したことがあると回答
- 「再雇用をしたことがありますか?」との問いに67%が「したことがある」と回答、再雇用に至った経緯で最も多かった理由が「過去在籍社員からの自己応募」(70%)であった。
- 再雇用する際の選考方法は「簡易選考」(58%)、「通常選考」(30%)、「選考しない」(10%)と、約半数が選考を行う一方、選考を実施しない企業もあることがわかった。
- 退職前と再雇用後の担当職種を比較したところ、95%が同じであった。。再雇用した社員のポジションで最も多いのは「一般職」(76%)で、再雇用後の職種では技術職が50%と最も多く、営業職(31%)、専門職(27%)と続いた。
調査企業:株式会社プロフェッショナルバンク
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000005100.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000005100.html
02:従業員エンゲージメント、調査改善を行った企業は現状20%に留まる
- 従業員エンゲージメントの取り組みにおいて、「定量目標を設定し、調査改善を行っている」と回答した企業は全体の19.1%となり、「調査も改善も行っていない」と回答した割合は26.8%に昇った。
- 調査のみを行っている企業(20.2%)や、定量目標を掲げず改善活動を行っている企業(17.2%)など、企業によって取り組みに差があることが明らかになった。
調査企業:株式会社リンクアンドモチベーション
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000415.000006682.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000415.000006682.html
03:高卒社会人、1年間の成長や働きがいを感じた場面とは
- 1年間を振り返り、自身の成長実感があるのは「コミュニケーションスキルが身に付いた」(48.0%)、「苦手なことにも挑戦できるようになった」(33.1%)、「体力や忍耐力がついた」(27.6%)であった。
- 仕事のやりがいに関しては、「頻繫に感じる」(20.5%)、「時々感じる」(63%)と83.5%がやりがいを感じていた。
- やりがいを感じる瞬間も仕事を辞めたいと感じる原因も「人間関係」がポイントになっていることがわかった。
調査企業:株式会社ジンジブ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000048030.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000048030.html
04:“求職者へのアプローチ”、大企業の経営・人事責任者の8割以上が限界を実感
- 直近1年間における「採用施策」の実施度合い/成果に対する満足度は、「かなり満足(十分にできている/成果が出ている)」が21.5%である一方、「どちらかというと不満」(22.5%)、「かなり不満(十分にできていない/成果が出ていない)」(5.8%)もいることがわかった。
- 不満に感じている理由として、「必要なスキルを持つ専門人材が不足しているから」(63.0%)、「どのような採用手法が効果的かわからないから」(48.1%)、「時間/工数が不足しているから」(40.7%)などが挙げられた。
- 求職者へのアプローチに限界を感じる理由として、「カルチャーや社内の雰囲気を発信できていないから」(59.3%)、「必要とする人材に自社の「働く場」としての魅力が伝わらないから」(56.9%)、「採用サイトに未訪問の求職者にアプローチできていないから」(53.3%)など、多くの企業が魅力やカルチャーの「伝え方」、「届け方」に課題感を持っている。
調査企業:株式会社PR Table
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000059284.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000059284.html
05:中途採用面接、「面接設定が遅い」と感じた経験がある人は7割越え
- 「転職活動を実施する中で、応募後の面接設定が遅いと感じたことはありますか。」との問いに、「かなりある」(21.6%)、「ややある」(51.4%)となり、73%が遅いと感じた経験があるとわかった。
- 面接設定が遅いと感じた企業の応募から面接設定までの期間は、10日~2週間未満(40.7%)、5日~1週間未満(22.2%)、2週間以上(14.8%)と続いた。
- 応募後の面接設定が遅いことで、志望度の低下(86.4%が経験)や企業に対する疑心や不安感(63.9%が経験)を感じる原因に繋がっている。
調査企業:株式会社ダトラ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000033208.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000033208.html
06:40・50代の6割が「スキルや資格取得のための費用0円」
- 40~59歳男女の62.6%が、特定のスキルや資格を習得するために払ってもよいと思える金額(習得までにかかる総額)に「0円」と回答。
- 「今後を見据えて、なりたいと思っている職種」の有無に関しては、54.5%が「特になりたい職業はない」と回答し、なりたいと思う職種の1位「オフィス(会社員など、企業や団体の一員として働く)」系(特に事務・営業・経理・財務職)であった。
- なりたい職種を選ぶ基準には「やりがいを感じる」「これまでのキャリアを活かせる」「ワーク・ライフ・バランス」を重視する傾向があった。
調査企業:ヒューマンホールディングス株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001394.000005089.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001394.000005089.html
07:日本企業に勤める外国人社員、雇用の安定を感じる一方で給与水準・日本語への配慮に不満
- 外国人社員が日本で働いて良かったこととして挙げた理由1位は「雇用が安定している」(54.0%)であり、2位の「やりたい仕事ができて、やりがいを感じる」(25.8%)と倍以上の差がついた。
- 不満に思ったこととしては「給与水準が高くない」(51.6%)が最も多く挙げられ、2021年の調査から19.8ポイント増加した。また「日本語ネイティブでないことへの配慮が不足」(30.6%)、「人事評価の基準が明確でなく、外国人だと昇給・昇進できない」(29.0%)などの理由も挙げられた。
- 転職を考えている外国人社員は「給与を上げるため」(67.9%)、「より成長できる環境」(64.1%)などの目標を掲げていることが明らかになった。
調査企業:株式会社オリジネーター
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000045936.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000045936.html
2.企業取り組み事例まとめ
08:株式会社ニューピース、DEICの推進に向けた取り組みを展開
- 当社ではメンバーが属性やライフステージに関係なく、存分にスキルや可能性を発揮できるようにするため、1人でも多くの方が「NEWPEACEだからこそ、自分自身の価値観を共有できる。そして共に働きたい、チャレンジしたい」を叶えるべく2022年4月からプロジェクトを発足。
- これまでの実績として、ビジネスネーム、通称名、旧姓などで働く人の就労環境整備(2022年10月〜2023年1月)や、複合的な観点からの就業規則改訂(2023年3月)を行っている。
取り組み企業:株式会社ニューピース
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000058192.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000058192.html
09:障害者の転職・就職サービス「dodaチャレンジ」、障がいを抱える全国の学生の就職活動を本格支援
- 障害者のための転職・就職サービス「dodaチャレンジ」は、これまで培った新卒学生への就職支援ノウハウをもとに支援体制を拡充することを発表。
- 新卒学生に特化したキャリアアドバイザーによるサポートや、dodaチャレンジを通じて内定を獲得した学生の就活体験談の紹介、無料の個別相談会の実施などをすることで就職活動をトータルサポートする予定。
取り組み企業:パーソルチャレンジ株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000082189.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000082189.html
3.サービスリリースまとめ
10:LAPRAS、リモートワーク特化型福利厚生制度「choiRAS(チョイラス)」開始
- リモートワークを前提として、会社のカルチャーに合うと同時に、社員が抱えている悩みにフォーカスしたサービスを選べる新しい福利厚生制度「choiRAS」を開始。
- 福利厚生サービスの利用に使えるポイントが会社から毎月5000pt(5000円相当)支給され、住む地域、家庭環境、嗜好性など社員一人一人の状況に合わせて複数のサービスから選ぶことで利用可能。
- 本サービスを導入することにより、リモート出社している従業員のパフォーマンス向上が期待できる。
取り組み企業:LAPRAS株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000024729.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000024729.html
今回は、3月第4週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスを計10本をご紹介しました。
次回は、3月第5週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスをご紹介します。
HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。この他に、2023年3月第4週にリリースされた人事/HRに関する各社のニュース&トピックスがございましたら、こちらまでご連絡いただけますと随時追加してまいります。 【HR NOTE編集部 問い合わせ窓口】 |