いつもHR NOTEをご覧いただき、誠にありがとうございます。HR NOTE編集部です。
本日は2月第3・4週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計10本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。
1.調査リリースまとめ
01:25年卒、「給料」を重視しつつ「転職」も視野に
- 「企業選びで最も重視すること」について、学生が企業選びで最も重視するのは「給料」(41%)と回答、「自分のなりたい職種」(36%)、「自分の成長が期待できる」(32%)と続いた
- 志望業界では「金融」「メーカー」「IT・通信」が上位3位を占め、24卒でランク上位にあった「広告・マスコミ」は2位から6位へと大きく低下
- 就職先を選ぶ際に、「将来的な転職を視野に入れて選ぶ予定ですか?」との問いに「はい」と回答した学生は38%、「いいえ」と回答した学生は27%、未定は35%という結果に
調査企業:株式会社ワンキャリア
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000035321.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000035321.html
02:自分自身の仕事のスキルや能力に自信はありますか?
- 「仕事のスキルや自分の能力に自信はがありますか?」との問いに「ある」と答えた人は7.3%、「そこそこある」(44%)であった。一方で「あまりない」は42.1%、「まったくない」は6.6%であり、わずかに「ある」と回答した割合のほうが高かった。
- 「自信がない理由」として挙がったのは「仕事で評価されない・実績がない」(40人/150人)、「仕事の能力が足りていないから」(37人/150人)、「資格やスキルを所持していないから」(26人/150人)などであった
調査企業:株式会社ピコラボ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000108075.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000108075.html
03:管理職思考が低い原因は「責任に見合う報酬が得られない」「お手本となる魅力的なロールモデルがいない」から?
- マネジメントに抱いていたイメージを伺うと「影響力の高い仕事ができる」が最も多く75.7%、続いて「自分の裁量が増える」(70.9%)、「給与が上がる」(68.0%)など、前向きな意見が過半数を占めていた
- マネジメントをして実感することとして「自身の成長に繋がっている」(72.8%)、「影響力の高い仕事ができている」(68.0%)、「自分の裁量が増える」(67.0%)などの前向きな声がある一方で「部下の管理や育成の悩みが増える」(60.2%)、「人間関係やその調整の悩みが増える」(46.6%)などの後ろ向きな声も挙がった
- 幹部・役員クラスと部長クラス、課長クラスの方に、「職場に尊敬できる経営者や上司はいるか」との問いに、「いる」(51.2%)、「いない」(46.4%)という結果になった
調査企業:株式会社 経営者JP
出典:
04:マスク個人の判断での非着用賛成約6割も、今後も着用する約9割|コロナ5類移行の意識調査
- コロナ5類移行の注目度について、「とても注目している」(17.6%)、「注目している」(29.4%)、「どちらかといえば注目している」(31.9%)を合算した78.9%が”注目している派”であった
- 現在のマスク着用状況は、「状況に関係なく無条件で着用」が55.6%で最多回答になり、次いで「状況に応じて着用」(43.5%)、「状況に関係なく着用していない」(0.9%)と着用派が多かった
- 「コロナ5類移行後にコロナ前の日常が戻ると思うか」の問いに、「戻らないと思う」が80.4%で大多数を占める結果となった
調査企業:株式会社ライボ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000013597.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000013597.html
05:転職せず地方移住に「興味あり」6割|2023年地方移住の意識調査
- 地方移住に対する興味について、「とても興味がある」(17.8%)、「興味がある」(17.6%)、「どちらかといえば興味がある」(24.4%)を合算した59.8%が興味があると回答
- 地方移住ワークに「興味がある」と回答した理由として「首都圏よりも居住費が安い」が最も多く61.1%、「転職をせずに地方へ引っ越しができる」(55.0%)、「自然の中で生活できる」(41.0%)などが挙がった。
- これまで地方移住を検討した経験の有無に関しては「経験あり」が22.3%、「経験なし」が77.7%。今後検討する可能性があるかについては、「とてもある」10.0%、「ある」10.2%、「どちらかといえばある」24.5%を合算した44.7%であり、約半数が地方移住を前向きに検討していることがわかった
調査企業:株式会社ライボ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000013597.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000013597.html
06:「パーパス」「エンゲージメント」に関する調査結果
- 78%が自社のパーパスを認知・共感しており、転職時にパーパス共感を重視する人は増加傾向にある。パーパスを「給与よりも重視した」人の割合は、2019年から2022年の3年間で1.75倍になった
- 65%が今の仕事に対するエンゲージメントが高いと回答し、エンゲージメントの高さとモチベーションの高さに相関関係があることが明らかになった
- 採用担当者側は80%がパーパスを定義しており、大半の企業が選考時にパーパスへの共感を重視している傾向があった
調査企業:ウォンテッドリー株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000205.000021198.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000205.000021198.html
07:女性エンジニア、過去10年で増加傾向、「家庭と仕事を両立させたい」約7割|女性エンジニアの転職意識調査
- 女性エンジニア比率は2012年は女性エンジニア比率17.2%であったが、2022年は21.2%にまで増加した
- 転職活動における、内定承諾の決め手として最も多かったのは「年収がアップするから」(43.8%)次いで、「長く働き続けられそうだから」(36.6%)「スキルアップできる環境があるから」(28.8%)などの理由が挙がった
- 女性エンジニアが選ぶ理想のキャリアプランで最も多かったのは、「家庭と仕事を両立しながら、働き続けたい」(70.3%)であった。一方、「専業主婦になりたい」と回答した人は全体の9.7%にとどまり、結婚や出産を経験した後も仕事を続けたいと考えている女性エンジニアが多いことがわかった
調査企業:レバテック株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000535.000010591.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000535.000010591.html
2.企業取り組み事例まとめ
08:パナソニックの長時間労働抑止システム「Chronowis」が人事労務ソフト「SmartHR」とシステム連携を開始
- 導入の背景として、人事・労務担当者は対策として労務管理・勤怠管理・健康管理など、さまざまなシステムを導入/運用している中で、システム別にIDを管理する手間が発生することが大きな業務負荷となっている
- それぞれのシステムに登録されている情報がワンクリックで連携されるため、入力ミスや登録の手間を削減、従業員情報の二重管理を防止できるようになる
取り組み企業:パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社
株式会社SmartHR
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000062053.html
株式会社SmartHR
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000062053.html
09:ココナラ、「人的資本リーダーズ2022」を受賞
- 日本最大級のスキルマーケット「ココナラ」を運営する株式会社ココナラは優れた人的資本経営・情報開示に取り組んでいる企業として「人的資本リーダーズ2022」を受賞
- 企業理念と企業の成長ステージにあわせた経営戦略を踏まえ、必要な人事戦略を検討し施策に落とし込んでいる点が高く評価された
- 「人的資本調査2022」とは、人的資本経営と開示に関する企業・団体等の取組状況についての大規模調査のことである
取り組み企業:株式会社ココナラ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000045956.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000045956.html
3.サービスリリースまとめ
10:デザインチームをもつ組織の赤裸々な事例集「デザイン組織 虎の巻」、Cocodaで正式公開
- Lineやリクルートなど、デザインチームがある組織の実践事例を集めた「デザイン組織 虎の巻」がデザインリファレンスサービス「Cocoda」にて公開された
- 日本におけるデザイン組織の歴史は浅く、蓄積・公開されている実践例は少ないことから、その実態やナレッジを知る機会を設けるために事例集がつくられた
取り組み企業:株式会社alma
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000037235.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000037235.html
今回は、2月第3・4週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスを計10本をご紹介しました。
次回は、2月第5週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスをご紹介します。
HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。この他に、2023年2月第3・4週にリリースされた人事/HRに関する各社のニュース&トピックスがございましたら、こちらまでご連絡いただけますと随時追加してまいります。 【HR NOTE編集部 問い合わせ窓口】 |