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本日は1月第4週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計10本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。
1.調査リリースまとめ
01:「仕事内容を重視する」97%|アルバイトの仕事内容調査
- 「アルバイト選びにおいて仕事内容は重視しますか?」という質問に、「重視する」は97%(最も重視する:45%、重視する条件の一つ:52%)で、大半の人が重視していることが明らかになった
- 「重視する」と回答した理由として挙がったのは、「長く続けたいから」が最も多く49%で30~50代に多かった。
- 20代以下で最も多かった理由は「モチベーションに繋がるから」(49%)であった。
- 仕事内容を重視しなかった結果、バイト選びに失敗したという声が多数挙がり、体力的なギャップや、やりがいが感じられず離職に繋がったケースが多い。
調査企業:エン・ジャパン株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000613.000000725.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000613.000000725.html
02:採用面接で活躍人材を見抜ける人・見抜けない人の「差」とは?
- 採用面接時に、質問している項目を教えてください(複数回答)」の質問に対し、活躍人材を見抜ける人は「性格や価値観」(79.1%)、「これまでの学歴や社歴での経験やスキル」(67.3%)に着目していたが、活躍人材を見抜けない人は「これまでの学歴や社歴での経験やスキル」(71.7%)、「性格や価値観」(66.0%)に着目している回答
- 活躍人材を見抜ける人の70.1%が、面接内で時間を使う項目は「性格や価値観」と回答、活躍人材を見抜けない人より13.8ポイント高い結果
- 採用担当者として重視する「コンピテンシー」は、活躍人材を見抜ける・見抜けないに関わらず「チームにうまく溶け込めること」が最多で60%を越えていた
調査企業:ミイダス株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000099622.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000099622.html
03:【外国人採用】中小企業の93.1%が助成金制度を利用せず
- 33.3%の事業所が「現在、外国人採用を行っている」と回答し、「外国人採用を行ったことがない」事業所が過半数を占める結果に
- 外国人採用の際に助成金などを「利用した」事業所はわずか6.9%。「利用していない」(57.8%)、「知らない」(35.3%)となり、支援制度の利用率・認知度の低さが浮き彫りとなった
- 外国人採用を行っていない事業所における「今後採用予定がある」は14.7%に留まった一方で、採用予定のない事業所の50%以上のうち「興味はある」と回答したのは46.8%であった
調査企業:株式会社ネットオン
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000050033.html
04:リスキリングの制度の充実度が転職先選定に影響|転職意識ギャップ調査
- 個人の89.5%がリスキリングを実践、または実践予定と回答した。
現状、社内でリスキリングが推奨できていると回答した企業は38.0%に留まるが、今後推奨予定の企業を含めると82.5%に - リスキリング制度の充実で転職先の志望度合いが上がると回答した個人は81.0%、企業も69.0%が転職希望者に影響を与えると考えている
- リスキリング実施・推奨における課題について、個人では「時間の捻出が難しい」(37.5%)、企業では「モチベーションを維持させるのが難しい」(42.1%)が最も多く挙がった
調査企業:株式会社パーソルキャリア
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000308.000016455.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000308.000016455.html
05:人事の6割が注力したい育成対象は「管理職・リーダー」|「人事の課題」実態調査
- 人事部が注力して取り組みたい育成対象者は「管理職・リーダー」が約6割と新任よりも既任の管理職の育成が課題となっている
- 人事が感じる新入社員・若手社員の課題、トップは「主体性・積極性」が半数越え、タスク管理や進捗管理も課題に挙がっている
- 管理職の課題、8割以上の人事が「部下育成力」と回答、次いで「ビジョン・方針・戦略の立案・浸透」(約6割)、「チームビルディング」(約5割)となった
調査企業:株式会社ラーニングエージェンシー
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000005749.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000005749.html
06:ITエンジニアを対象にD&Iに関するアンケート調査を実施
- 「経営層は多様性について理解・尊重していると感じるか」という質問に、76.6%の従業員が「とてもそうだ」(25.8%)、「そうだ」(50.8%)と回答
- 「同僚などの周囲のメンバーは、ダイバーシティ(多様性)について理解・尊重していると感じるか」という質問には、「とてもそうだ」(8.4%)、「そうだ」(43.5%)と経営層と比べ低い結果になった
- 「職場で差別や偏見を受けたと感じたことがある」については、88.4%の従業員が「全くない」、「どちらかというとない」と回答する一方、「たまにある」(7.4%)、「何度かある」(3.2%)と感じる人の割合が一定数いたことも明らかに
調査企業:株式会社アイエスエフネット
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000175.000042830.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000175.000042830.html
07:AI・DX人材の育成設計、できている企業は3割にとどまる
- 現在 実施している育成施策としては「 OJTの見直し・強化」が28.1%と最も割合が高く、次いで「自己啓発型・公募形式での多様な学習支援」が24.7%、「 1on1など による個の成長支援」が22.2%と、個に応じた育成施策が上位にあがった
- 将来事業を踏まえた人材育成の設計が「十分できている」「ある程度できている」の合計は「マネジメント人材の育成」(41.7%)が最も高く、「高度スキル・専門人材の育成」(35.4%)、「 AI・ DX人材の育成」(33.7%)、は比較的低い結果となった
調査企業:パーソルホールディングス株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000041222.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000041222.html
2.企業取り組み事例まとめ
08:退職者を“人的資本”と捉え、良好な関係維持で人材確保の選択肢拡大する「アルムナイネットワーク」構築を発表|野村ホールディングス株式会社
- 定年以外の事由で退職したアルムナイとの関係を維持するための公式ネットワークである「アルムナイネットワーク」の構築を開始したことを発表
- 本ネットワークでは、自社の退職者を、他社から得た知見を活かし新たな価値創造ができる“人的資本”として捉え、中長期的に良好な関係を築くことを目的としている
- この取り組みにより同社は、採用におけるブランディング強化も図っていきたい考えている
取り組み企業:野村ホールディングス株式会社
出典:https://www.hrpro.co.jp/trend_news.php?news_no=2087
出典:https://www.hrpro.co.jp/trend_news.php?news_no=2087
09:豊島区「ワーク・ライフ・バランス推進企業」に認定|株式会社西部リアルティソリューションズ
- 豊島区では区内に本社または主たる事業所を置く企業を対象に、仕事と生活が調和し充実した暮らしを実現するために従業員の「仕事と育児・介護の両立」や「働きやすい職場づくり」など社会生活と家庭生活を両立できる職場環境づくりに取り組む企業等を、『ワーク・ライフ・バランス推進企業』として認定する制度がある
- 株式会社西武リアルティソリューションズでは「働き方の多様化」「サテライトオフィスの運用」を進めるなどより働きやすい職場づくりを推進、その功績が認められ「ワーク・ライフ・バランス推進企業」に認定
取り組み企業:株式会社西武リアルティソリューションズ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000103822.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000103822.html
3.サービスリリースまとめ
10:キャリア支援を志す方に学びと実践の場を提供「ポジウィル認定講座」を正式リリース
- キャリア支援を行うにあたって、「想いはあるのに形にできていない」という現状・課題に対して、「実践して学び続ける」環境を提供
- 一人一人が、「誰かの力になりたい」そんな想いを叶えられるように。
一人一人が、当たり前にキャリア支援を受けられるようにというコンセプトで作られた - ポジウィルの認定講座で得られる学びは「キャリアカウンセリング」「コーチング」そして「転職支援」を組み合わせた複合的な知識・スキルとなっている
取り組み企業:ポジウィル株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000047109.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000047109.html
今回は、1月第4週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスを計10本をご紹介しました。
次回は、1月第5週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスをご紹介します。
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