いつもHR NOTEをご覧いただき、誠にありがとうございます。HR NOTE編集部です。
本日は6月第1週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計29本をご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。
1.調査リリースまとめ
01:心理的安全性の高いチームはわずか18%。心理的安全性の高いチームの特徴とは
- 自分のチームに心理的安全性を感じている若手社員は18%
- 心理的安全性の高いチームほど、チーム目標に向かう取り組みが行われ、業績が高い結果に
- 心理的安全性の高いチームの上司は、メンバーに配慮、支援をするが、言うべきことは言っている
調査企業:株式会社タバネル
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000035275.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000035275.html
02:7割以上が人事業務のアウトソースをしたことがある。アウトソース化した人事領域とは
- 人事業務を何かしらアウトソースしたことのある企業は73%
- アウトソース実績のうち、8割以上の企業が採用支援の依頼をしている
- 今後、アウトソースの可能性がある人事領域は「採用戦略・実務」と回答した企業が60%
調査企業:株式会社All Personal
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000027369.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000027369.html
03:テレワーク企業で深刻化する部門間対立。施策の効果はあるのか
- 経営者の63.7%が、自社の部門間の対立・わだかまりを実感
- 3人に1人以上が、テレワークにより部門間の対立への危機意識が高まったと回答
- 7割以上が、部門間の対立を解消するために施策を実行、一方約3人に1人は施策に効果を実感できず
調査企業:株式会社レンズアソシエイツ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000035248.html
04:テレワークの方が出社よりも部下のパフォーマンスが向上するという結果に
- テレワーク中心のチームの管理職は、30%がコロナ禍で部下のパフォーマンスが向上したと回答。出社のチームとは10ポイント以上高い結果に
- テレワーク中心のチームの管理職は、25.6%がコロナかで部下との関係が良好になったと回答。出社のチームとは7.6ポイント高い結果に
- テレワークと出社チームの管理職の双方が、コロナ禍での部下のマネジメントにおけるもっとも大きな課題は「モチベーションの管理」と回答
調査企業:アデコ株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000746.000001264.html
05:転勤のない企業を希望する20代が8割に迫る。コロナ禍で転勤を希望する人は減ったのか
- 「転勤」のない企業を希望する20代が8割に迫る
- 転職活動において、「転勤を意識する」と回答した20代が86.5%に達する
- 約7割の20代が「コロナ禍で転勤を希望しなくなった」と回答
調査企業:株式会社学情
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000879.000013485.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000879.000013485.html
06:メンター制度に関する調査結果。メンターに求める条件とは
- 自身のメンターが社内の人間である場合、3人に1人が人間関係や評価に影響しうる相談を躊躇
- 社内メンター制度利用者のうち6割以上が社外メンター制度に関心
- メンターに求める条件は「豊富な業務経験・知識」に次ぎ、「話をよく聞いて理解しようとしてくれる姿勢」
調査企業:Confinkle Business Studio合同会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000091300.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000091300.html
07:女性特有の不調を周囲に伝えやすい職場は、組織の目標達成割合が高い
- 女性特有の不調を周囲に伝えやすい職場は、組織の目標達成割合が高い
- 女性特有の不調について上司の理解がある職場は、組織の目標達成割合が高い
- 女性特有の不調に対し、職場から提供される制度の充実度によって、組織の目標達成割合に大きく差が出る結果に
調査企業:パーソルキャリア株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000531.000022215.html
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08:23年高卒採用計画「増やす」「昨年同様」が8割を上回る。その理由とは
- 高卒23卒採用計画「増やした」「昨年同様」が84.3%と採用意欲高まる。
- 高卒の採用人数を増やす理由は、「若手人材の採用強化」「業績向上」など
- 高卒人材の定着課題に「配属後のOJT・OFFJT」38.1%、対策に「入社後の研修制度の拡充」と60.8%が回答
調査企業:株式会社ジンジブ
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000048030.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000048030.html
09:3社に1社は過去の応募者に再度スカウトを送り、8割が採用実績あり
- 過去選考に進んだ応募者に、3社に1社は再度スカウトを送っている
- そのうち8割が採用実績あり。求める人材の発掘や、文化・スキルの高いマッチング率向上につながる
- 一方、過去応募者のタレントプールを戦略的に蓄積・活用しているのは2割未満
調査企業:株式会社MyRefer(2023/2/1より株式会社TalentXへ商号変更)
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000036924.html
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10:「定期的なキャリアの棚卸し」を実施している転職経験者は2割未満。若い世代に多い傾向
- 「定期的なキャリアの棚卸し」を実施している転職経験者は2割未満。若い世代では実施している傾向に
- 転職経験者の約半数は、コロナ禍で以前より転職を考えるようになっており、20代に限っては7割を超える結果に
- 転職経験者の約4割は「自分が持つスキルや経験で今後生き残っていける自信がない」と回答
調査企業:Sansan株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000311.000049627.html
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11:5月末時点の内々定率は67.8%で前月比10.9ポイント増。文系学生と理系学生で就職活動に差が
- 5月末時点の内々定率は67.8%。前月比10.9ポイント増
- 現在の就職活動率は、前月比11.3ポイント減。一方、文系は約7割が継続中
- 内々定者フォローは、昨年に比べて対面実施が増加
調査企業:株式会社学情
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000881.000013485.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000881.000013485.html
2.企業取り組み事例まとめ
12:Futonto株式会社、22年新卒に向けたチームビルディングのためのキャンプ研修を実施
- Futontoは22年入社の新入社員向けにキャンプ研修を実施
- 全国各地の店舗に配属される前に、さらに近い人間関係を築くことを目的としている
- キャンプ研修を実施した理由は、「心の距離感が縮まる」「チームビルディング」「実地で接遇を学べる」
調査企業:Futonto株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000337.000019730.html
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13:ヤフー株式会社、過去最大規模となるオンラインインターンシップのエントリー受付を開始
- 過去最大規模となる91コース、計160名の学生を受け入れるオンラインインターンシップの受付を開始
- 募集コースの例は、「エンジニア向けコース」「デザイナーコース」「ビジネス向けコース」など
- インターンシップ中の給与として、1時間当たり1300円以上の支給も検討している
調査企業:ヤフー株式会社
出典:https://www.hrpro.co.jp/trend_news.php?news_no=1926
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14:【パーソルグループ】女性管理職比率2030年37%へ向け、各種施策を実施
- 2020年までに女性管理職比率を37%まで引き上げる目標を掲げ、様々な取り組みをスタート
- 主な取り組みは、「マネジメント体制の構築」「仕組みや制度の見直し」「企業文化、風土の醸成」など
- 女性管理職が増えることで、女性をはじめ多様な人材の活躍を促し、組織の活性化が進むと考えている
調査企業:パーソルホールディングス株式会社
出典:https://www.persol-group.co.jp/news/20220530_10259/
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15:株式会社コラボス、ニューノーマル時代を迎え、新しい働き方を導入
- 時代にあったオフィス規模と機能を検討し、2022年7月19日に本社を移転することを発表
- 社員の通勤負担の軽減とワークライフバランスの向上を目的としてリモートワークの更なる推進を行うべく、2021年4月1日に在宅勤務制度を改定
- 在宅勤務制度の内容は、「在宅勤務手当を新たに導入」「通勤費の支給方法を変更」「就業場所の規定を緩和」「出勤が月1回程度のほぼほぼフルリモート勤務も可能」
調査企業:株式会社コラボス
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000032561.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000032561.html
16:ライクスタッフィング株式会社、働きながら、自分に合う仕事を決めていく「エキスパート職」に新たな制度を導入
- ライクスタッフィング株式会社は、働きながら自分に合った仕事を見つけることができる「エキスパート職」において新たな制度を導入
- 自分たちの職種に対し本人たちが意見を述べる「新たな試み会」を導入
- 同じ立場の社員と意見を出し合うことにより自分たちに何が必要かを客観的に考えることができる
調査企業:ライクスタッフィング株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000352.000034075.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000352.000034075.html
17:株式会社ニット、フルリモートでも朝会を実施。oViceにてさらなる組織活性化へ
- バーチャルオフィスツール「oVice」で朝会を実施
- 朝会の内容は、「ランダムに社員に声をかけ、1日の始まりの挨拶を実施」「メガホン機能を使用し、全員で朝の挨拶」
- その他のoViceの活用事例は、「チャットで朝の挨拶を実施」「週1回、雑談タイムを実施」など
調査企業:株式会社ニット
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000380.000059127.html
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18:テックファームホールディングス株式会社、ウェルネス目的で最大60日利用できる「積立有給休暇制度」導入
- ウェルネス目的で最大60日利用できる「積立有給休暇制度」を導入
- 男性育休による収入減の不安解消やホルモン治療の支援など、生活の質を高めエンゲージメント向上
- 結婚休暇をパートナーシップ制度対象者にも拡大
調査企業:テックファームホールディングス株式会社
出典:https://jinjibu.jp/news/detl/20921/
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19:株式会社博報堂、ビジネスプロデュース職において経験問わず若手人材を募集する「キャリアストレッチ採用」を実施
- 広告/マーケティング領域の経験問わず若手の人材を広く募集する「キャリアストレッチ採用」を開始
- 第二新卒を含む社会人2~7年目の方が対象
- 「キャリアストレッチ採用」ではビジネスプロデュース職を募集
調査企業:株式会社博報堂
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000577.000008062.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000577.000008062.html
20:株式会社Lbose、勤務時間の自由な調整が可能な「エクストリームフレックス制度」を導入
- 正社員が個々のライフステージに合わせて自由に勤務時間を調整できる「エクストリームフレックス制度」を導入
- 本制度は、コアタイムの設けないフレックス制度と、カスタマイズした育児時短勤務制度を組み合わせた独自の制度となる
- 社員の働き方の自由度を高め、「企業に所属するメリット」と「柔軟性の高い働き方」の両立を目指す
調査企業:株式会社Lbose
出典:https://www.hrpro.co.jp/trend_news.php?news_no=1931
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3.サービスリリースまとめ
21:株式会社バヅクリ、『バヅクリ・ウェルビーイング』の提供開始
- 業界初、目標設定から具体的な施策実行と効果測定までの一気通貫したサービスの提供を開始
- オンライン上でメンバーの相互理解を深め、メンバー同士の関係構築、モチベーション向上などの人事領域の課題解決を図る
- 全てのプロセスを網羅的にサポートするため不安なく目標達成をすることができる
調査企業:バヅクリ株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000058147.html
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22:株式会社ワンキャリア、動画制作の工数や費用を抑える「ワンキャリアクラウド カンタン採用動画」をリリース
- 初めて動画作成する方でもPCとお手持ちの会社説明会資料だけで簡単に採用動画を作ることが可能
- 撮影した動画は、YouTube限定公開URLにて納品
- 「ワンキャリアクラウドカンタン採用動画」は、「ONE CAREER」アプリに制作した動画を掲載
調査企業:株式会社ワンキャリア
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000035321.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000035321.html
23:スーパーストリーム株式会社、誰でも簡単に勤怠管理業務ができるクラウド型「SuperStream-NX勤怠管理」提供開始
- 使いやすいインターフェース/モバイル対応
- 休暇管理/残業管理に対応
- アラート機能・安否確認機能の搭載
調査企業:スーパーストリーム株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000014741.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000014741.html
24:株式会社grooves、1本15万円から制作できる、採用動画制作サービスの提供を開始
- 最短1週間から低単価・短納期で採用動画を始められる
- 採用ブランディング/マーケティングを促進できる
- 5000名以上の人材紹介会社と歩んできたクラウドエージェントだからこそ伝えられるフレームワークが満載
調査企業:株式会社grooves
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000005321.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000005321.html
25:Professional Studio株式会社、ものづくりエンジニアとスタートアップ企業の人材マッチングサービスをリリース
- 開発組織構築の計画策定・実行まで支援
- エンジニア人材の要件定義と採用支援
- 製品開発エンジニアにしたできない組織構築のご支援が可能
調査企業:Professional Studio株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000069234.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000069234.html
26:株式会社VOLLECT、ITエンジニア採用のナレッジを身につけるオンラインスクール「エンスク」を開講
- 元エンジニア、ITのリクルーティングアドバイザーからエンジニア採用担当人事になった講師など、幅広いプロ講師が揃う
- 個別レッスンで真摯に寄り添う
- スケジュールは柔軟に調整可能で、固定の曜日・時間にする必要なし
調査企業:株式会社VOLLECT
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000044550.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000044550.html
4.その他まとめ
27:資生堂、誰もが自分らしさを発揮しながら活躍できる職場の実現を目指し、クアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ツールを採用
- クアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ツール「Qualtrics EmployeeXM™️」をグローバル全域で導入
- 社員一人一人がいきいきと自分の能力を発揮できる組織風土の醸成を目指す
- 人事関連のプラグラムも同時に管理することが可能であるため、システム管理の手間・コストを削減も可能に
調査企業:クアルトリクス合同会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000053393.html
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28:日立ハイテク、1on1クラウド「Kakeai」を全社導入
- 1on1クラウド「KAKEAI」が株式会社日立ハイテクにて全社導入
- 株式会社日立ハイテクは、2021年度からグローバル成長を見据えたジョブ型人財マネジメントへの転換を進めている
- 1on1により部下のキャリア目標を共有し、マネージャーが成長を支援するとともに、多様な人財が活躍できる組織作りに取り組んでいく
調査企業:株式会社KAKEAI
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000041953.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000041953.html
29:株式会社Speee、新卒の思考力を可視化する「Worksamples」を正式導入
- 学生の思考力を評価するためにケース面接を実施していたが、社員の工数が肥大化
- 実践的な設問を通して学生の思考力を可視化する「Worksamples」を導入
- 導入の結果、自社の見極めたい要素に近い能力要件を見極めることに成功
調査企業:株式会社HRport
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000048366.html
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000048366.html
今回は、6月第1週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスを計29 本をご紹介しました。
次回は、6月第2週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスをご紹介します。
HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。この他に、2022年6月第1週にリリースされた人事/HRに関する各社のニュース&トピックスがございましたら、こちらまでご連絡いただけますと随時追加してまいります。 【HR NOTE編集部 問い合わせ窓口】 |