【NEWS】日ハム球団職員採用、応募5,704件。|ボールパーク開業に高い関心 |HR NOTE

【NEWS】日ハム球団職員採用、応募5,704件。|ボールパーク開業に高い関心| HRNOTE

【NEWS】日ハム球団職員採用、応募5,704件。|ボールパーク開業に高い関心

プロ野球北海道日本ハム(札幌)が、北広島市に建設を予定する新球場を核としたボールパーク(BP)開業にともなう事業拡大に向け、正社員6人程度を募集したところ、5,704件の応募がありました。

2023年3月開業の「ボールパーク」への関心の高さが応募数を押し上げ、約1,000倍という高い倍率につながったようです。

記事では、北海道日本ハムが開設を予定している「ボールパーク」の概要や、求人情報をどのように出したかについてご紹介します。

2023年3月開業「ボールパーク」とは

日本ハムグループは2018年3月26日、北海道で計画しているプロ野球・北海道日本ハムファイターズの新球場建設地を札幌市に隣接する北広島市に決め、2023年の開業をめざすことを発表しました。

そこで、事業パートナーを募集し、球場周辺に商業施設を併設する米国流「ボールパーク」とする構想です。球団の収益力を高めてチーム強化の資金を確保するとともに球場を核とした街づくりに取り組みます。

新球場は札幌市が保有する現在の札幌ドームと異なり、日ハムグループが主体となって建設・運営する。天然芝で冬場に備えて開閉式ドームか透明な樹脂素材を使った屋根を想定しています。

新球場は札幌市が保有する現在の札幌ドームと異なり、日ハムグループが主体となって建設・運営します。

天然芝で冬場に備えて開閉式ドームか透明な樹脂素材を使った屋根を想定。建設費は全体で500億~600億円を見込んでいます。

ボールパークとして周辺にホテルや温浴施設、レストラン、公園などを置くほか、野外球場や住宅、子育て支援施設も設け、球団の本拠地も札幌市から北広島市に移すそうです。

ボールパーク」についての詳細はこちら

8月にスタートした「中途採用の募集」

ボールパーク開業にあたり、北海道日本ハムファイターズは2023年に開業を目指す新球場・ボールパークの運営に携わる社員を2019年8月19日(月)より募集しました。

中途採用募集の特設ページはこちら
※すでに募集は終了しているため、募集開始時の内容とは異なります。

募集概要は以下の内容になります。

 

【募集概要】

  • 応募資格:応募資格社会人経験1年以上で、ファイターズと共に夢を実現する気概をお持ちの方
  • 募集職種:事業企画、広報・プロモーション、法人営業、飲食事業、経営管理、その他
  • 採用予定人数:若干名
  • 勤務地:北海道

職種は広報、法人営業、飲食事業、経営管理などで8月19日から球団ホームページなどで募集が開始され、9月15日に締め切られました。

書類審査などをおこない、採用者は勤務先の都合などに合わせ、随時入社するそうです。球団によると、応募者の半数超が道外在住でした。

応募総数5,704件。倍率は約1,000倍

大手転職サイトでの大企業求人応募は平均200~300人件/月程度と言われている中で、今回は募集と同時にSNSを中心に認知が広まり、爆発的な応募につながったと考えられます。

また、同時に公開した「ご家族円満サポートテンプレート」も情報の拡散に貢献したのでしょう。

「ご家族の皆様へ 本日はお忙しいところ、お時間を頂き、どうもありがとうございます。」から始まる全54ページにもわたる大ボリュームのパワポ資料は、求職者が家族に「転職」と「北海道移住」への同意を獲得するためのテンプレートで、自分仕様にカスタマイズして使うこともできました。

プロ野球という特殊な業界であるとはいえ、地方企業の中途採用でこれだけの応募数を短期間で集めたのは異例といえるでしょう。