「女性のキャリア意識調査」を実施。女性は『対人関係を重視』、男性は『社会的地位を気にする』|博報堂キャリジョ研

女性活躍推進法施行から5年がたつ中で、自治体や企業により管理職への女性の登用に向けて取り組みは社会的急務となり、男性の家事・育児への積極的参加や、女性のビジネススキルアップ機会創出といった様々な対策が打ち出されてきました。

今回は株式会社博報堂の社内プロジェクトで働く女性(キャリジョ)の研究をする「博報堂キャリジョ研」が2021年6月に20~30代の男女に対しておこなった「女性のキャリア意識調査」の主なポイントをご紹介いたします。

調査概要
2021年 女性の管理職に対数意識調査
実施時期: 2021 年 6 月 29 日
調査方法: インターネットリサーチ(全国)
対象者: 20〜30代の正社員・総合職の男女
サンプル数: 700 人(女性500人に対する比較として男性200人)

調査結果のポイント

調査結果におけるポイントは以下の通りです。

  1. 20~30代の女性で、「管理職になりたい」は3割、「リーダーになりたい」は4割。男性はともに半数を超える。
  2. ”管理職になりたくない理由”で女性と男性に大差がついたのは、「目立ったり、人目を引いたりすることが苦手」のほか、「大きな方針や指針を示すことが苦手」「チームを率いることが苦手」など、チームビルディングへの不安であった。
  3. 女性は、「理想の管理職・リーダー像」が備えるべきと考える項目が男性よりも多い。
  4. 女性の「理想の管理職・リーダー像」における具体的なイメージは、「部下のモチベーション」や「適切な距離感での部下の見守り」など、”部下の育成やケア”を意識した項目が上位に挙がる。
  5. 女性の”管理職やリーダーになりたい”理由には、「部下や周りに頼られる」「社内外のネットワークが広がる」など、対人関係を重視した項目が挙がる。男性は「社会地位が上がる」「自分の意見が通しやすい」など、自分の影響力向上が上位にきた。

調査結果詳細

各質問項目と結果の詳細は、次の通りです。

Q1.
あなたは今後、リーダー(自分の下に部下やメンバーがいるポジション)または管理職・マネージャー(自分の下に評価対象の部下がいるポジション)になりたいですか。実際のポジションに限らず、お気持ちに最も近いものを一つお選びください。現在、既にリーダー・マネージャーの立場にいらっしゃる場合は、現時点での立場関係なく、今後のお気持ちについてお答えください。

Q2.
前問で、リーダー/管理職・マネージャー(いずれか、または両方共)になりたくないとお答えされたのはなぜですか?その理由としてあてはまるものをすべてお選びください。(管理職・リーダーいずれも非意向者ベース)

Q3.
あなたの思い浮かべる理想のリーダー/管理職・マネージャー像について、あてはまるものをすべてお選びください。

Q4. 
前問で、リーダー/管理職・マネージャー(いずれか、または両方共)になりたいとお答えされたのはなぜですか?その理由としてあてはまるものをすべてお選びください。

「博報堂キャリジョ研」とは

「働く女性(キャリジョ)」有志で立ち上げられた、博報堂および博報堂DYメディアパートナーズの社内プロジェクトです。

「働く女性が生きやすい“ニュートラルな社会”をつくる」ことをビジョンに、女性に関する様々な調査・研究、有識者ヒアリングを重ね、その知見を生かした企業コミュニケーションコンサルティングやメディアでの情報発信によるソーシャルアクションをおこなってきました。

「キャリジョ」という言葉を使わなくなる未来を目指し、これからも情報発信活動やプログラム開発をおこなってます。

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