国内最大級の社会人向けOB訪問サービス「CREEDO（クリード）」を運営する株式会社ブルーブレイズ（代表取締役：都築辰弥、本社：東京都豊島区）が、3,000万円の資金調達を実施しました。

資金は主に、組織体制の強化やマーケティングに充当する予定。

AI特化型のインキュベーター兼ベンチャーキャピタルであるDEEPCORE TOKYO 1号投資事業有限責任組合（以下「DEEPCORE」）をリード投資家として、ブクマ・メルカリ・ラブグラフといったCtoCサービスのグロースを率いてこられた個人投資家の本間達也氏が出資しています。

CREEDOとは

CREEDOは、「社会人同士のOB訪問」を可能にする画期的なCtoCサービスです。

興味のある職種・企業のキャリア経験談を直接聞き、転職活動・キャリア形成に活かすことができます。

2020年3月のサービス開始以来、SNSの口コミで広がり、2021年3月時点で約3,000人のユーザーが登録し、聞けるキャリア経験談は1,200件を越えています。

これまで経験者本人に専有されていた百人百様の経験談を共有知化することで、キャリア選択におけるブラックボックスの解消を目指しているCREEDO。

終身雇用の終焉、ジョブ型雇用への転換などを背景にキャリアのあり方は多様化し、不確実性を高めています。

新型コロナの影響で主体的なキャリア形成ニーズも高まる中、納得感のあるキャリア選択のためには、個々人の状況や価値観に合った非画一的な情報が欠かせません。

転職活動中に興味のある職種や企業、働き方に関する実体験を手軽に聞くことのできるOB訪問サービスは、市場としても少しずつ盛り上がりを見せ始めています。

今後の展望

CREEDOは、「これから現場社員主導の持続的な母集団形成をサポートする採用支援サービスの拡充に取り組む」としています。

現在は、人材獲得競争の激化に伴い、多くの企業がリファラル採用を取り入れています。

しかし、社員が紹介できる知人の数には限りがあり、継続的な制度運用は容易ではありません。

というような課題を解決するサービスを展開予定です。

すでに、採用を目的にCREEDOを利用する企業は100社を越えており、OB訪問をきっかけとした採用事例も多数発生しています。

また、さらに中長期的には、ユーザーの行動履歴やOB訪問の蓄積データにAI技術を活用。

キャリア選択を控える個人と採用企業の現場社員とのマッチングを最適化することでミスマッチを減らし、さらに多くのキャリアサクセスに寄り添っていくことを考えています。

投資家からのコメント

以下、投資家からのコメントを抜粋いたします。

DEEPCORE Senior Investment Director　左英樹氏

終身雇用制度の見直しや副業解禁、ジョブ型雇用の浸透などを受け、個人の働き方の多様化が進んでいます。

その大きな変化の中で、企業の採用活動の手法も変化しており、いまや採用活動は人事・採用担当者だけの仕事ではなく、現場社員を巻き込んで行うことの重要性が高まっています。

その不可逆な流れの中で、CREEDOが潜在的な転職者・採用企業それぞれの課題を捉え、働く人一人一人が納得したキャリア形成ができる世界を作ってくれると信じています。

データ活用の余地も大きく、今後の同社の成長をサポートしていきます。

個人投資家　本間達也氏（株式会社ラブグラフ　COO）

はじめて都築さんとお話させていただいた時、市場、事業に対する解像度の高さ、また自らコードを書き改善を重ねるひた向きさ、粘り強さを感じ、シードラウンドでの投資をさせていただきました。

「CREEDO」が、採用支援プラットフォームとして市場をリードしていくこと、個人のキャリアをエンパワーメントし、ひいては多くの志を知れる機会をつくる素晴らしいプラットフォームになることを期待しています。

私自身もチームCREEDOの一員として、ハンズオンで応援していきたいと思います！リリースをご覧の皆さま、ぜひご利用ください！