Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐)が運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」が、ビズリーチ会員と、企業の経営層・人事担当者を対象に、リスキリング(デジタル化など社会の変化に応じて必要になったスキルを学びなおしによって習得すること)に関するアンケートを実施しました(有効回答数:ビズリーチ会員970件、経営層・人事担当者245件)。
目次
調査結果 概要
調査の結果、約5割のビジネスパーソンが既にリスキリングに取り組んでいると回答しました。
※ビズリーチ調べ
一方企業側への調査では、現在リスキリングに取り組んでいる企業は約2割でした。「今後取り組む予定がある」「今後取り組むか検討中である」と回答した企業は約4割で、今後、企業でのリスキリングの取り組みも広がっていくことが予測されます。
また「年齢にかかわらずリスキリングは市場価値アップにつながると回答する経営層・人事担当者が9割以上となりました。
今回の調査結果より、今後、主体的なキャリア形成を目的にリスキリングに取り組むビジネスパーソンがさらに増えていくことが予測されます。
調査結果詳細:ビジネスパーソン編
93.1%のビジネスパーソンが、将来的に新たなスキルを身に付ける必要性を実感
将来的に新たなスキルを身に付ける必要性を感じているビジネスパーソンは93.1%となり、「とても思う」という回答が約半数に上る結果となりました。年代別にみると、30代の意識が最も高いものの、40台で半数以上、60代以上でも3割以上が新たなスキルを身に付ける必要性を感じていることが分かりました。
その理由として、「仕事の幅を広げるために、継続的にスキルアップをしたいから(69.3%)」を挙げるビジネスパーソンが最も多く、「自身の希少性を向上させ、市場価値を上げたいから(53.7%)」「中長期的にキャリアを考えると、現状のスキルだけだと不安を感じるから(39.3%)」が続く結果となりました。
※ビズリーチ調べ
54.8%が、既にリスキリングに取り組んでいると回答。大半が、個人での取り組み
また、半数以上のビジネスパーソンが、現在リスキリングに取り組んでいると回答しました。「勤め先を通じて取り組んでいる」という回答が14.5%だったのに対し、「個人で取り組んでいる」はおよそ3倍の45.5%となり、主体的の取り組むビジネスパーソンが多いことが分かりました。
加えて、リスキリングを主導するのは、「個人(54.2%)」が望ましいとするビジネスパーソンが「企業(28.7%)」を上回る結果となり、主体的なキャリア形成に対する意識の高さがうかがえる結果となりました。
※ビズリーチ調べ
新たに身に付けたいITスキルに「データ解析・分析」「プロジェクトマネジメント(PM)」「デジタルマーケティング」
ビジネスパーソンに、今後新たに身に付けたいITスキルを聞いたところ、「データ解析・分析(62.5%)」が最も多く、次いで「デジタルマーケティング(34.6%)」「プロジェクトマネジメント(PM)(31.8%)」となりました。
※ビズリーチ調べ
調査結果詳細:企業編
現在リスキリングに取り組んでいる企業は約2割、今後取り組む予定あり、検討中は約4割
現在リスキリングに取り組む企業は約2割となりました。また、今後取り組む予定・検討中が約4割という結果になり、今後リスキリングに取り組む企業が増加傾向にあることが分かります。
またリスキリングに取り組む理由(経営課題)について質問したところ、「事業成長や新規事業に必要なスキルを持った人材を育成するため(75.4%)」が最も多い結果となり、「人的資本経営のため(38.7%)」「社員のキャリア支援のため(35.9%)」が続きました。「社内のIT人材が不足しているため」も26.1%となりました。
※ビズリーチ調べ
リスキリングに取り組み始めた(取り組み始める)時期については、コロナ禍以前(2019年以前)が21.4%だったのに対して、コロナ禍以降(2020年以降)が44.3%という結果になりました。
また具体的な時期については、来年(2022年)からの実施予定が約2割となる一方で、具体的な時期は分からない企業も約3割ありました。
※ビズリーチ調べ
9割以上の経営層・人事担当者が、「リスキリングは市場価値アップにつながる」と回答
94.3%の経営層・人事担当者が、「年齢にかかわらずリスキリングに積極的に取り組むことは、市場価値を上げることにつながる」と回答しました。
※ビズリーチ調べ
コーポレートサイトURL:https://www.bizreach.co.jp/