株式会社マイナビは、2020年卒業予定の学生を対象とした「2020卒マイナビ学生就職モニター調査 8月の活動状況」の結果を発表しました。
調査対象は2020年卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生で、回答数は1,591名です。
調査結果は以下の通りです。
- 20卒の学生が働き続けたい年齢の平均は「64.5歳」(男子66.4歳、女子62.8歳)
- 働き続けたい年齢の内訳は、66歳以上の年齢を回答した学生が33.4%を占める。また、59歳以下の年齢を回答した女子学生は24.8%
- 副業を「ぜひやってみたい」学生は23.1%、「興味がある」のは46.2%でおよそ7割の学生が前向きな考え
- 副業を認める企業に「ぜひ就職したい」学生は67.0%
【豪華ゲスト多数登壇!】変化に負けない「強い組織」を育むためにHRが果たすべき役割を考える大型カンファレンス『HR NOTE CONFERENCE 2024』
「人的資本経営」「ウェルビーイング」「DEI」といったトレンドワードが、HR領域だけでなく社会全体に拡がり始めた昨今。自社組織に漠然と"停滞感"を感じ、「うちは取り残されていないだろうか?」「何かやらないといけないのでは・・・」といった不安や悩みを抱える人事・経営者の皆様も多いのではないでしょうか。
本カンファレンスでは、HR領域の有識者の皆様に、様々な組織課題を解決するためのアプローチ方法について解説いただきます。強い組織を育む企業が実践している事例には、組織強化に必要な考え方や人事が果たすべき役割について学べるポイントが多くあります。ぜひ有識者の皆様と一緒に、組織を強化する「共通原理」について考えてみていただければと思います。
1|調査概要
上記の図のように、人生100年時代に向けて、定年の延長なども話題になっているなか、「20卒の学生が働き続けたい年齢」は平均で64.5歳だということがわかりました。
また、働き続けたい年齢として、66歳以上の年齢を答えた学生は33.4%となっており、3人に1人が年金の支給開始以降も働き続けたいと考えています。
女子に関しては、「59歳以下」の年齢を回答した学生は3割以下にとどまっており、男女問わず長く働き続ける意向を持っている学生が多いことがわかりました。
※何歳まで働き続けたいか(分布)
また、副業に対して前向きな学生は約7割にのぼり、副業を認める会社にポジティブな印象を抱く割合も高くなっています。
図のように、副業を認める会社に「ぜひ就職したい」と回答した20卒の学生は、19卒の学生に比べて、3.6%多いことがわかりました。
昨年、厚生労働省が「モデル就業規則」を改訂し、実質の副業解禁となり、今後も副業に関して、前向きな姿勢の学生は増えていくかもしれません。
2|まとめ
今回の調査で、20卒の学生は平均で、「64.5歳」まで働き続けたいと考えていることがわかりました。
また、19卒の学生と比べて「副業している会社にぜひ就職したい」と考えている学生の割合が増えていることも明らかになりました。
今後、企業がより副業を推進する姿勢を示すようになると、「学生の副業したい」という意識は高まっていくかもしれません。
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